3DS「新・絵心教室」やってみた。前作のDS版から気にはなっていたのだけど、どうせやるならLLのほうがやりやすそうだなー、でも3DS出たらそっちのほうがいいかなー、とか何とか言うだけで手は出さず。で続編になりとりあえず試してみることに。
もともと絵を描く…というかラクガキは嫌いではありません。子供の頃は中2病にも満たないようなよく解らん漫画を描いたりしてたし、高校の頃とかはアニメ雑誌を模写したりとかしてました。でもほとんど線画しか描かなくて、色塗りってのはそれこそ美術の授業でしかやったことない感じ。なのでまあちょっとやってみたいなあと思うところではありました。自分で作るゲームの画像ぐらい用意できるようになりたいなあというのもあり。…まあそのへんはまたいろいろ別の修練が必要でしょうけど。
でレッスンを開始してみる。…下手すぎワロタ。なんかもう歪みまくり。まあそれはそれで絵手紙のような味になればいいのだけど、なんだか違和感を覚えるのでよくよく確認しつつ見てみると、どうもタッチ位置と実際にドットが描かれる位置がズレてる気が。なので本体設定から位置調整をやってみるけど、やっぱりズレる。それも、画面中央付近左寄りの一部分がズレる。その他の位置は気にならないんだけど、気になる部分で細い線とか描くと明らかにペン先からずれます。これは不味いだろう。もともと下手な線が感覚とずれたところに置かれてしまうのでストレスが溜まって楽しむどころじゃ無い感じに。さらにズレるだけじゃなくどうもタッチセンサー自体が不安定なのか、その気になる部分は他の動作も怪しい。特に「水を付けてぼかす」操作がおぼつかない。何度もガリガリやってみても操作が反映されないので困る。
普通のゲームならタッチ操作においてそう気になること無いとは思うのだけど(位置認識にもある程度幅があるでしょうし)、絵描きとなるとそれなりに正確に反映してくれないとストレス溜まりまくり。…以前から検討していた3DS LLに手をだしてしまおうかとも思ったりする。絵描き自体にも悪くない環境でしょうし。しかし買ったにしてもソレもまたズレてたらどうしよう。
AWのスピンオフコミック「マギサ・ガーデン アクセル・ワールド/デュラル」読んでみた。AW原作の川原氏が原作でなくて「原案」としてクレジットされていて、キャラ原案や監修をやってる程度で大きくは関わらず、他は別の人(たち?)がやってる様子。「作画 笹倉綾人」となっているけどシナリオとかはどうなってるんでしょうね。アバターデザインにはまた別の人が関わってるっぽいし。
話としてはブラックロータスに憧れる女の子が主人公で、女子校を舞台にドタバタの大騒ぎが展開。ギャグ…とまでは行かないけど基本コメディータッチで、しかしバトルは熱い感じ。しかもこの主人公がハイパー脳荕な人で、リアル格闘スキルが非常に高い。そして本編AWのほうがハルユキらが陰湿な敵や過酷な試練に翻弄されまくりなのに対して、前述のように基本コメディータッチだから非常にカラッと明るいです。考える前に肉体で語れ!みたいに活動的で喧嘩っ早い主人公がハルユキとは非常に対照的。今後じめっとしてきそうな要素も散見されますが。
そして1巻はポイント全損の危機でアッシュローラーとの対戦、というところで続く。ブラックロータスについては先輩らも知ってはいるけど詳しくは解らん、と言っているがそのうち出会うんでしょうかね。エリアも近いというから、シルバークロウら配下のアバターと会うこともあったりするんだろうか。まあその露払いというか、とりあえず前座的にアッシュを出すのはいいのかも。何かと使い勝手イイなあアッシュさん。
WiiUは12/8発売になり、ベーシックセットとプレミアムセットの2パッケージで発売。ベーシックは白色で26250円。プレミアムは黒色で30150円。ベーシックにも一通りは入っているけど、プレミアムにはスタンドなどの付属品が入るのと本体のフラッシュメモリがベーシック8GBなのに対して32GBだったり、あとポイントが貯まるという特典もあるらしい。コレどうなんですかね、今後PS3や360のようにインストールが当たり前になってくるとHDD増設が前提にもなってきそうで、そうなるとたかが32GBなんて大した意味も無いような気もしてくる。…まあPS3も360も最初は20GBとかだったりもしたけど。
そして任天堂からの同発ソフトとしてはマリオとNintendoLand。さらにサードパーティからもいろいろ出るようで、同発タイトルは今のところ9本。しかし任天堂以外は暴力的なゲームばかり… 後に続くタイトルもなんだか聞いたことあるモノばかりの印象はぬぐえません。全くの新規となるとNintendoLandとプラチナゲームズ神谷氏によるTheWonderful101ぐらい? ベヨネッタ2が独占で出るというのはインパクトあるけど、これもまあ続編でさほどの真新しさは無いし。
別に暴力的なゲームを否定する気は無いし続編を否定する気も無いのだけど、そればっかりでは寂しい。せっかくの新ハードなのに、新機種ならでは!というモノを示してくれる新規タイトルが見当たらないのが残念で。それぞれにタブレットコントローラを使った新しい操作系を見せてくれるのかもしれませんけど、ちょっと寂しいなあ。Wiiだったらリモコンを使ったドラクエソードとか、DSなら2画面とタッチパネル、3DSなら3D表示というそれぞれの固有の魅力をロンチ前後から打ち出していたと思うのだけど、WiiUの独自性というとやはりタブレットになるのかな。それを生かして、なるほどこうなるのか!という新しさを今のところ感じられておりません。むしろ本体付属のMiiverseがどうなってるのか気になるぐらい。
なので今のところコレ買う絶対買う!という心境では無いです。まあドラクエ10も高解像度化された専用バージョンが出るというからそれは期待だし、今後マルチタイトルも出やすくなるとは思うのですが。
で、ニンテンドーダイレクトでのソフト紹介映像を見てみたらいろいろタブレットを試行しているようではあります。特にワリオとかレイマンとかはそういう指向ですかね。シムシティみたいなSLGにもタブレットは使いやすいと思うのだけども。ストラテジーとかSRPGみたいな、マップを指定する操作を頻用するゲームにも向いてるのでは。余談ながら鉄拳TTにキノコステージとか任天堂キャラ衣装(リンクとかルイージとか色々)を適用してたりするのは笑った。あとZombieUで、プレイヤーがゾンビに殺されたら他の生存者にプレイが移り、ゾンビ化した元プレイヤーキャラが当時の装備のままで襲ってくるので倒して装備を奪わないといかんというのは面白いと思った。
今のところ一番楽しみなのはWonderful101かなあ。とりあえずいろいろ続報を待つ。
iPhone5が正式発表、さんざんリークされていたので真新しさはさほど感じないのだけど、やはり一番気になるのは縦長大型化したところか。高解像度するときもわざわざ2倍にして視認できないぐらいにしてたのに、ここへ来て初のアスペクト比変更。従来のアプリは黒枠を入れることで動作するとか何とか聞いた気もするけど、内部的にどう切り分けるのかとかはSDK見てないので何とも、ていうか見て発言してたらNDAに抵触してそうですけど。すいませんまだSDK入れてさえいませんー。画面が広くなるってことはゲーム的にはそれだけ情報が増やせるということで、まあ普通に使うなら横画面にして3Dの迫力を増すとかが順当なところ。プロセッサも強化されてるって言うし。従来の2倍とか?よく解らんですが。あとLTEにも対応ということで、そのへんがフル活用できる環境ならかなり高速化が体感できるらしい。
で発売は9/21。誰よりも早く入手すんぞオラーとは思わないけど、むしろ4Sとかが安くなったらそこ狙うかなと思ってたけど、確かに安くなるんだけど16GB版のみで$99って話… 16GBで間に合うんだっけと思ったら手持ちの3GS(32GB)は楽勝で16GB越えてました。まあアプリそれなりに入れてるしね… でもアプリを除けば楽勝で16GBに収まる感じで、アプリ何でも入れるんじゃなくてある程度取捨選択しとけば何とかなるかなーといったところか? 解らんけど。そもそも国内でいくらになるのか解らんけど。まあ4Sのときも4が格安放出されてたからまたSBがキャンペーンしてくれるんじゃないかと。
そして一緒に発表されたのが新nanoと新touch。nanoは現行のちっこいのがわりと好きなのだけど、ちっこすぎて収まりが悪いというかぶっちゃけ使いづらい印象も無きにしも非ずなので、カードサイズ薄型になったという今回のバージョンもそれなりに魅力的に見える。あとこれでiOSアプリが動けばなあ… 非力でもいいからさあ… そしてtouchはiPhone5同様に縦に伸びた形で、今回ついにカラーバリエーションも。イイねイイね!ていうかむしろiPhone5よりこっちでイイね!といった感じ。とりあえずはコレでいくかね新解像度は。まあRetinaだって実のところtouch4Gしか手元になかったりしますのでてへぺろ。しかし新nano/touchは両方とも10月以降らしい。ふむ。
一部で期待されていた新Macについては言及が無く、来月に持ち越しかなーという話も。来月に発表があるというのが既定の事実なのかは知らないけどなんだかそういう話を耳にするのでそうなのかもしれない。そうなると最近いよいよやばくなってきた、と言い続けて何年になるのか解らん我が家のメイン開発機であるところのMac miniさんがようやくリプレースの好機なんでしょうかどうなんでしょうか。今でも容量とか増えてれば換えてもいいかなーと思っている程度なんですが、まあいろいろ新しくなるならそれを待つのもよかろうと思っています。しかしminiはちっこいのはいいけどやっぱりいろいろいじりにくいのは難点。これでHDDを2TBとかに入れ替えられるならそのまま使うんだけど、換えることも出来なくは無いらしいんだけど、自作機をさんざん不調に陥れてきた過去の私が深淵から呼びかけてくるので手を出し切れません。何度も何度も言ってるんですがminiとiMacの間に位置するような小型のデスクトップが欲しい欲しい欲しい。メモリやHDDを自由に入れ替え出来て欲しい。
…そういえば噂のひとつだったiPad miniは出てこなかったな。Kindleとかのブックリーダーに多いサイズで軽量で出てくれたらヒャッハー新鮮な肉だぜえええと飛びついたところだったんですが。iPadを気軽に持ち歩けない要因というかもっと良くなるべきと思う1つはその重さにあると思うんだ。ていうか初代しか持ってないので2代目3代目の持ち歩き感は不明ですが、でもまあ雑誌読むにはiPadサイズでも手狭に感じるけど、文庫本とか写真の無い小説とかはKindleサイズで十分だよなあと。そして軽いこと。まあなかなか寝転がって持っても負担にならないデバイスってのは難しいところですが。そういえば一時期iPad(3)を買おうとしてApple通販でカゴに入れた(もちろん刻印も設定した)こともあったんだけど、iOS developer更新料金だけ払ってやめたこともあった。Kindleがいろいろ出て、アレが使いやすければそれでもいいなーとも思った。しかしまだまだ、私個人には電子書籍の夜明けは来ない。
SAOの次回11話予告が公開、ついに森の家が登場してユイのエピソードへ。孤児院まで行くみたいだけど、原作では釣り師のニシダさんだったっけ、オッサンが出てきたと思うんだけどアニメでは出番あるのかどうか。ニシダさんはまあ本筋には関与しない地味な脇役だけど、いろんなプレイヤーがどうにか生き延びているということを示す意味ではかなり印象深い。ていうかニシダさんも関わる釣り大会イベントがやたら好きだというのが大きいのだけどw このユイのエピソードで2話使うらしく、そこからさらに2話を使って14話でアインクラッド編が一段落しそうです。となるとフェアリイダンスは全10話か11話? まあ単行本2冊だからちょうどいいぐらいでしょうか。アインクラッド編はいろいろ後からの短編も織り込みまくってるからなあ。
なかなか次回予告もいわゆる「壁殴り」指数が高そうですが、なんだかBD1巻に付属するオリジナル短編小説はこの結婚あたりのエピソードとかで、作者曰くさらに壁殴り指数が高めだとか何とか。楽しみだw しかしそうなると、近日刊行のプログレッシブ1には収録されないのか。まあ後の巻に収録されるのかもしれませんが。
そしてAWのほうはラストジグソーまで出てきていよいよ反転攻勢といったところですが、まだもう1人OPに出ていながら登場していないヤツがいるんだよな… 能美編は原作読むのもつらいからほとんど読み返していないので細かいところをよく覚えていないのだけど、あと残り話数は3話かそこらだっけ、まあなんとか終わってくれるのでしょうけども。
ゲーム版も今秋発売だけど、あまり某誌でのポイントも思わしくないような… 私もSAOのほうは買う気になってるけどこっちはちと見合わせてるところですし。2巻構成という強気に出たのも裏目に出てるような気が。BDもそんなに爆売れってほどじゃなさげだし… SAOのBDは予約段階で上位独占してるという話もあるが。
アニメAWは21話になってようやく能美への反転攻勢に入ろうかというところ。何話までやるのか解らないけど、こりゃレースまでやるのは無理か? 後半に入ってここまで考えてみればハルユキ側と黒雪姫側がずっと分断された状態なわけで、OPでもあまり一緒に出てないのは確かにそうだなとも思ったり。
で、このAWで黒雪姫の中の人をやってる三澤紗千香サン、もともと顔の作りとかはキレイな人なんだけど表情が自信なさげなのが気になってたけど、最近web番組とかで見るとずいぶん明るく可愛くなってる印象。ゲーム版AWの販促でバンダイ系の番組に出ていたのを見たけど、収録時には共演者にいろいろ教えてもらって、収録語にも一緒に食事してもらったりしつつ「大丈夫だよ、大丈夫だよ」と言われ続けたおかげでなんとかここまで明るくなれました!とカミングアウトw 最初に見たのは放映が始まるかどうかの頃、ニコ生の「電波研究社」だったと思うんだけど、とにかく自己不信で自虐的で、しかしそういう自分を隠そうともせずさらけ出してるのが凄いなと思ったものでした。ピンナップで見ることがあっても、キレイな人なのに表情がまだ明るくないなーと思ったり。そんな暗さを持っているところから、「ヤミサワ」とか「地獄のミサワ」と呼ばれたりしてたらしいが。でもそうやっていじられつつ、やたらとwebラジオにも使われたりしてたせいかいろいろもまれたようで、8月末だったと思うけどAW関係者(原作者・原作担当・ゲーム担当・アニメ担当だったと思う)を一同に集めた番組では、相変わらずテンパったハイテンションながらも表情が非常に明るくて魅力的になってたのが印象的でした。そんなこんなで現時点では一番気になる声優さんかもしれんw …ていうか好きなタレントを挙げようとしたら声優しか出てこない気が。
そのバンダイの番組でも扱ってたし最近の電撃PSでも扱ってるけど、AWゲームはアクション性は無い、学園生活AVGとハルユキ育成SLGにコマンドバトルを合わせた形…みたい。しかしストーリーが原作ともアニメとも違うオリジナルってのが気になるな。まあありがちな、ギャルゲ的に好感度を上げて分岐していくようなアレかもしれませんが。
ゲームというとSAOのほうも気になるところだけどこちらはまだAWの前だからもあってか抑制的なんでしょうか、全然続報を聞かない。MMO風味に他のAIキャラとアインクラッドを闘い生き抜く形らしいんだけども。こっちもAWみたいにOVAとか付くのかな。プログレッシブのアニメになってないエピソードとか、あるいはリズやシリカのオリジナル話とかあったら嬉しい。
リズと言えばアニメでちょっと顔を出していて、原作者によると「MORE DEBAN」の祈りが通じたのかも、とかw まあ確かに鍛冶屋やってるんだから豪商エギルの店にはしばしば出入りしてても全然不思議じゃないですわね。道具とか素材とか、情報もいろいろ仕入れるでしょうし。一方のシリカは…攻略組でもないから最前線には出てこないでしょうし、難しいかなあ。アインクラッド終了時に期待か。
そんなSAOアニメでは次回で団長との決闘、なんか予告映像見てるとコロシアムみたいなところにいっぱい観客入ってますが、原作読んだ限りでは普通に広場かと思ってた。どう書いてたのかは覚えてないけど。あれを経てあーなってこーなって、そして森の家に行ってユイと出会うわけですね。森の家ではもちろんユイのエピソードが重要なんだけど、釣り師のおっさんとの話もわりと好き。あのあたりもどのぐらい描いてくれるのかどうか、楽しみにしておきます。
正式名称は「初音ミク ミクの日大感謝祭 2DaysコンプリートBOX」でいいのかな。「初回受注生産限定版」ってのもついてるけどまあいいや。今年の3/8〜9の2日間に開催されたミクライブイベントの映像です。3/8が正式名称「初音ミク ライブパーティ2012 ミクパ」、3/9が「初音ミク コンサート 最後のミクの日感謝祭」でいいのか。でこの2日間を合わせて「大感謝祭」となるようです。
まず「ミクパ」のほうから観てまず思ったのが、ミクさんキレイ!と。まともにライブ映像を観たのはそれこそ2010年の「感謝祭」ぐらいなので、だいぶ進化してるんだなーという印象。しかしコレ、2012年版の「感謝祭」の映像ではまた印象が違っていて、どうもモデリングから違う様子? 両者ともセガのDIVAモデルをベースにしているのは間違い無いと思うのだけど、「ミクパ」モデルのほうが色が生々しいというか、肌色が特に目立っていました。「感謝祭」のほうはもっと色白な感じ。それ以外の髪色とかも「ミクパ」のほうが濃淡が際立っていた感じ。
モデル以外にも、「ミクパ」のほうがいろいろ演出が派手でした。まず舞台セット、2日間ともセット自体は共通なのだけど、上下2段に設置されたスクリーンの上下を「ミクパ」ではフルに使っていました。下段は従来通りの透明スクリーンに後方から投影しているやつだけど、上段はそれより少し横幅が狭いようですが、透明スクリーンじゃない、普通の(?)大画面モニターぽかったです。透明スクリーンのほうが背後のセットもチラ見えたりして独特の存在感があるのだけど、非透明のほうは格段に発色がいいし透明ではやりづらい演出もできていたようで、双方を巧みに使い分けていたのは非常に好印象というかいろいろ印象的なシーンも作れていました。さらにレーザー光線による演出も「ミクパ」独自。全体に非常に派手で多彩な演出、観ていて楽しめました。一方の「感謝祭」のほうは派手さでは劣るものの、こちらが歴史も長いだけあってか、(私でも知ってるような)お馴染みの曲が大半でそういう意味での安心感というか満足感はありました。
ところで「ミクパ」というと東京・札幌・シンガポールと場数を踏んできたようですが、その最初のステージって透明スクリーンじゃなく通常の大型モニターのみで舞台を構成し、何だか当日のトラブルなどもあったようで非常に評判が悪かった記憶があります。その悪評により私もBDとか買っていないので実際どんなもんだったのかは把握していません。その「ミクパ」も歴史を刻む中でお馴染みの曲があるようで、「初音ミクの激唱」などはもういろいろ極まっている感じでした。コメンタリーとか見ていると「札幌は本当にもうリベンジといった感じで…」とかで、スタッフとしても何とかしたい思いは強かったようです。
もともとセガがDIVAからの派生的に始めたライブイベントでしたけど、「ミクパ」はMAGES.(最初は5bpだったっけ)が主体になっているようで、実際映像など作っているのは共通するスタッフも多いようですが、そういう面でいろいろ違いが出ているようです。モデルとか演出とか。バンドは丸ごと違いますしね。このあたりはコメンタリーを見ていても、何となく温度差のようなものも感じられます。このコメンタリー、映画とかアニメとかではオーディオコメンタリーとして音声をかぶせる形式が普通だけど、今回は音楽ライブだから音楽を邪魔しないようにという配慮なのか、テキスト化して字幕コメンタリーになっていました。確かにこのほうが把握しやすいですね。ただまあ、語り口のニュアンスみたいなのは失われるところではありますが。
特典ディスクは製作ドキュメンタリーとかフロントアクトダイジェストとか。このフロントアクト、クレジットに「中の人」こと藤田咲サンとかが記載されているけど本編映像には入ってなかったから何だろうと思ってましたが、要するに前説とか前座だったようです。藤田サンら「中の人」たちが注意事項などを説明し、ダンサーらがパフォーマンスを見せていた様子。このフロントアクト、「ミクパ」では「骨の人」とも呼ばれる小倉唯サンが所属するStylipSが出ていたようで、これはちょっとファンには嬉しいところだったんじゃなかろか。最初にDIVAのイベントに呼ばれたりしてた頃は「アイドルの人がモーションやったのかー」とかだったけど、いまや人気声優だし。そういえば小倉サン以外にも2人のStylipSメンバーがモーションアクターとしてクレジットされていて、やはり現役アイドルのモーションはそれっぽさを出すのに強力なんだなと思うところ。
ドキュメンタリーでは、コメンタリーでも触れられていた当日のトラブルや直前で判明した不具合などもわりと詳細に映像に収められていました。それらをどうにか愛情や知恵や睡眠不足で乗り切っていく様はなかなかに壮絶。
これで「最後」と銘打ってはいるけど、もうライブやりませんという意図は全く感じられないというかむしろまだまだやるぜー的なイメージなので今後も期待したい。特に「感謝祭」についてはいろいろお約束がずっとついて回っている印象もあるので、そのへん一度リセットして脱却したいという意図もあるような気がします。私みたいな古い曲しか知らないファンには安心感もあるのだけど、「ミクパ」みたいに新しい曲・新しい演出もどんどん取り込んでいって欲しいですし。バンドメンバーの「ツアーやりたい!」というコメントにはスタッフ側から「スポンサー探してきて!」と。LAライブもトヨタという超強力なスポンサーがついたからこそ実現したのだろうし、なかなか簡単ではなさそうです。それでも進化を続けることでセガの本業であるゲーム分野にもフィードバックできることもあるでしょうし、今後も期待したい。
黒猫にドナドナされ、飛脚に乗って返ってきたnasne。ちょっと使ってみました。基本的にPS3にインストールする添付ソフト「torne」でコントロールします。なので操作するときは常にPS3も起動している状態。予約された録画を実行するときはもちろん単体で動いてますが。VITA用のコントローラも予定されていますが、今のところは「uke-torne」でPS3経由で受け取って再生するぐらいしか出来ません。このVITA用ソフトがリリースされたら、PS3を起動せずとも可能なのかもしれない。PSストアでVITAから「nasne」で検索しても引っかからなかったので何でやねんと思ってたけども、「uke-torne」でした。名前からして、地デジ専用だったtorneの頃からあったアプリなのかもしれん。torneってこの地デジ専用レコーダーと、nasneにも同梱されているコントロールアプリも同じ名前なのでややこしい。でもこのアプリtorne、噂通りに超サクサク動作で非常に小気味良いです。BDレコーダーとかで番組表をめくっているともっさりもったりでたまらんところですが、さすがに余りあるゲーム機のパワーを惜しみなく投入してる感じ。
で、VITAでビデオ見た感想としては、キレイ! 何というかVITA専用ゲームやってるときよりキレイさを実感したかもしれない。画面の大きさも外で手軽に観るぶんには十分ですし。ただ、映像でも何でも保存するからにはメモリ容量が必要なわけで、「uke-torne」初回起動時には記録領域の確保を求められるわけですけどもそれが全く足りない(最低2GB)と言われた。なのでtwitterアプリとか最近全く使ってないようなモノをいくつか削除、なんとか確保。しかし削除アプリの容量的には10GB以上削ったはずなんだけど、2/4/8GBと確保できるはずの領域は2GBしか選択できず。仕方ないので2GBにしておきましたが、とりあえず2時間ちょっとぐらいはビデオを転送できました。まあ1回の外出で見るぶんには十分かな。
それにしても、本体と一緒に購入した16GBメモリがほとんど余裕無いというのはややショック。まあ最近DLタイトルをあれこれ入れたのは確かですが… しかしこれだと、アーカイブス対応とばかり喜んでもいられないな。やはりPSPタイトルやアーカイブスはPSPでやるべきなのか。…32GBメモリを買おうにも専用だから高いんですよねえ。このへんはまあ、PSPでCFWなどにさんざん好き放題やられたことへの対応なんだろうけども。なんかこう、外付けの専用高速HDDとか出てくれないかなと思ったりもする。現状でもPCやPS3にコピーやらバックアップやらは可能だけど、えらく時間かかるし。ああ、HDD出るならUMDドライブも付けてくれるとさらに嬉しいですねw
しかし、PS3の周辺機器みたいなイメージで買ったけども、常時通電&常時ネット接続を基本としているのは意外というか違和感というか。もともとNAS(Network attached strage)から来ているネーミングらしくそもそも常時稼働なファイルサーバの派生みたいなものだから、常時通電は当たり前…らしい。電源ボタン自体が裏側の押しにくい位置に小さい固いのがある程度ですし。あまりオンオフされることを想定していな様子。そう考えてみれば普通のファイルサーバとかバックアップとかにも使って良いのかもだけど、なんとなく違和感が抜けないので、オフにはしないけど省電力モードにはしている。この省電力モード、10分ほど放置されるとスタンバイ状態になり、専用アプリ以外ではアクセスできない状態になります。もちろん録画予約時間が来たら稼働するのだけど、それ以外にも番組表の更新とかで勝手にネット見に行ったりするらしく、あまり落ち着いてスタンバイしてない様子。でもネットは切ってるから見に行けないけどな!
とりあえずnasneによってあまり見てないTVを見る機会が増えるかもしれない。HDDの外付け拡張が可能なのも嬉しいですね。BDレコーダーの出番がなくなっちゃいそうだ。