「θ(シータ) 11番ホームの妖精」読んだ。「スワロウテイル 人工少女販売処」の籐真千歳氏によるもので、スワロウテイルが2010年だけどこのθは2008年、これがデビュー作だったようです。ていうか今スワロウテイル見たら著者紹介文にちゃんとそう書いてあったわ。なんとなく籐真氏に他の作は無いのかと思ったらこれがあったので買ったという流れなんですが。
発行が電撃文庫なので、ラノベ扱いですね。まあスワロウテイルにしてもラノベ扱いでも問題ないような気もしますが、このθも続編とか作りやすそうなのに出てないようです。氏のブログ見るとスワロウテイルが初めて続編を出せたと語っていたから、θのほうは続編の予定も無いのか。
物語は、革命的な移動手段(通称「どこでもドア」らしい)により飛躍的に発達した鉄道網において存在しないはずの東京駅11番ホームを任される女性主人公、そのもとを訪れる人やモノによる様々な騒動。どういう経緯で何のためにそこにいるのかも作中で語られますが、収められたエピソードは短いのと長いのと1つずつ。雰囲気的には、紹介文に「ハードSF&のほほんストーリー」とあるように、わりと殺伐とした環境においても会話とかはのほほんとしたモノが流れる、スワロウテイルにも共通した独特の世界です。
駅にいるのは主人公と狼型アンドロイド?とサポートAIだけだし、決して登場人物は多くないのだけど、なかなか個性的な面々が出てくるのでもっと物語を見たいです。ていうか続編あるなら出てきそうな人物がちらほらでタネは積極的に撒いている印象なんだけど。舞台が駅だから、いろんな人やモノが行き交うことで物語も描けるでしょうし。それこそ電撃文庫マガジンで短編をぽつぽつ書いてほしいぐらい。ネット上の書評を見ると設定の穴が気になってツマランという評もあるようですが、私はこれ好きです。続刊出たら読みたい。
2012/01/21
θ(シータ) 11番ホームの妖精
おおかみこども
http://www.ookamikodomo.jp/index.html
「おおかみこどもの雨と雪」、特報映像が公開されてた。イメージビジュアルと結構印象が違うですね。全体に快活な2人の子供を前面に出してる感じ。お姉ちゃんのほうがより元気というか野性的で、弟のほうがちょっとおとなしめなのかな。雪山を疾走しながら変身するシーンとか小気味良いですね。そりゃあ狼モードのほうが速く走れるから気分よかろうて。
この特報映像では明るく楽しそうなイメージを押し出してるけど、やっぱりこの家族が人間社会とどう折り合いをつけて生きていくのかが気になるところ。7/21公開か。
2012/01/20
アニメ観てる
最近わりとアニメ観てる気がする。と言ってもほとんどニコニコ動画での公式配信ですが。偽物語・ミルキーホームズ・アクエリオンEVOL・シンフォギア・リコーダーとランドセルとかそのへん。結構観てるな。全部継続視聴するかは解りませんけど。
とりあえず偽物語が面白かったので、ちょうど出ていた化物語のBD-BOXを買ってみた。amazonなら2万ちょっとでした。15話収録なので1話当たり1500円切るってーのはわりといいんじゃなかろか。1枚ずつ定価で買ってたらえらいことになりますわね… でその化物語、ヒロインごとにエピソードが区切られていて6枚組の2枚をとりあえず観た。最初の「ひたぎクラブ」だけは観たことあった気がするけどあらためて観てみるとやっぱり面白いですね。独特のテンポ良い会話劇と個性的な映像が楽しい。特に予告編が全く予告と関係無い密度高いアホな会話劇で凄いのだけど、そのへんは偽物語に受け継がれている感じなのかな。原作は読んだことないのだけど、偽物語のほうが会話劇度が高いらしい。オーディオコメンタリーも付いてるのだけど普通キャストやスタッフの語りが入るところでこれは脚本付いてキャラクターとしてのコメンタリーなのでさらに密度濃い感じに。いっぺんに観るのはきつい感じがするぐらい(汗 なので1話だけしかキャラコメンタリーは観て(聞いて)ません。
コメンタリーと言えば「けいおん!」だとキャストとスタッフがそれぞれ別に収録してあっていろいろ面白かったけど、しかしキャストのほうはひたすら雑談だったな。まさに「ガチでかしまし」になって時折ウザいぐらいw かと思うとスタッフのほうは聞き取りづらいこともあったりで、まあこちらは喋りのプロじゃないから仕方ないけど内容はいろいろ興味深いことも多かったです。「まどかマギカ」ではまどか&ほむらの中の人2人が固定で、各話ごとにキャストやスタッフをゲストに入れて語っていたから内容についていろいろ言及してたな。こちらはいろいろ思い入れが聴けたのがよかった。
そんなわけでBD揃えているのがこれで「けいおん!」x2・「まどかマギカ」に「化物語」が加わりました。うわすげえミーハーな感じw いやその通りなんですけど。
あとアクエリオンEVOL、噂には聞いていたけどなんかいろいろ凄いですね。河森氏の作で音楽も菅野よう子氏だからまさにマクロス系なんだけど、メカもCGで動きまくるからマクロスFに見えて仕方ないのが難点なのかもしれない。いやでも映像も音楽もクオリティ高いです。そしてやってることは全力バカ騒ぎ。シリアスなタッチでシリアスな展開をやってるんだけど、随所にバカが挟まれる感じ。窮地に追い込まれての復活するときの雄叫びが「やわらかーーーーーい!!」って何だソレw あと何かと「合体」を連呼して無駄にエロく見せようとするし、まあこのへんは伝統っぽいですけど。色々手の込んだ作でハイテンションバカってのがなんかもう突き抜けてて楽しすぎる。
音楽系といえばシンフォギアもそうなんだけど、いきなりアイドルデュオのステージが始まったと思ったら戦闘になってこれもマクロスかと思ってたら歌いながら闘ってるのでアルトネリコか!?と思ったら最後でサイカノが混じるという、まさに「混ぜるな危険」の印象。映像の質はアクエリオンに劣る印象ですが、あまりバカ方面に突き抜けてない気もする。いやバカならいいってわけじゃないけど。
あとわりと話題になってる気がする「あの夏で待ってる」も観たいのだけどニコニコでは配信されない模様。と思ったらBS11でやってるようなので1話を逃したけどとりあえず録画。まだ観てないけど。BS環境を得てアニメもいくらかは観られるようになったけど、まあやっぱり録画は手間だしいつでも観られるニコニコ配信は便利ですね… とはいえニコニコのほうも1週間の無料配信を逃してしまったらもうそこで途切れたりもするんだけど。
ついでにアニメつながりで映画「おおかみこどもの雨と雪」だっけ、気になります。「時をかける少女」「サマーウォーズ」監督の新作らしいのだけど、ばんとでたイメージビジュアル1枚で惚れた。2人の幼子を抱きかかえた女性が仁王立ちしてるのだけど、その子らには獣の耳と尻尾が付いているのです。3人とも若干警戒・不安を浮かべたような表情で。
物語としては「おおかみおとこ」と出会った女性と、2人の間にできた子らが独り立ちするまでの13年間…らしい。イメージ画では子らは人間の体型に耳と尻尾がついていたけど、なんかTVで紹介された映像では普通の人間の子供の姿と、普通の狼っぽい姿とが出てた模様。ってことはポニョみたいに変身してしまうんだろか。任意で変身するのか、あるいは感情の動きで変身しちゃうのか、とか。父親であるところの「おおかみおとこ」は駆除されてしまったのかとか、人里離れたところで隠れて暮らしてるのかなとか、正体がばれて迫害されたりするのかなとかいろいろ気になる。
「時かけ」はTV放映で観ました。「サマーウォーズ」もTV放映を録画したけどまだ観てない。けど今回の「おおかみこども」は劇場で観たい感じ。キャラクターの魅力が強烈すぎる。イメージビジュアル1枚で、コレ観る!って思えるのもなかなか無いかも。
2012/01/18
最近のVITA
バージョン1.52に更新して安定度が向上したらしい…けどウチではもともとそんな不具合起きてないからあまり関係なかったり。SIMの認識問題とかあったんでしたっけ。
しかしOS1.5とか言ってるとPSPの頃を思い出しますね…(遠い目
みんごるはしつこく繰り返してますが、いまだにオンライン大会では1勝したのみ。入賞もなかなか増えず、入賞率はじりじり下がっています…1割切ってるんじゃなかったっけ。シングルプレイでの★も実は全部は埋まって無くて、王冠もまだまだ足りない状況。いちおうエンディングは出たとはいえコンプリートとは言えず…しかしこのあたりが限界か…
ワイプアウトの体験版を入れてみた。相変わらずキレイな画面とBGM、そしてガスガス壁にぶつかる俺下手すぎワロタw このシリーズも長いですが、買ったのは初代PSのやつだけだったような気も…?
とりあえず今のところまだVITAで買ったのはみんごるとリッジだけですな。携帯機なのでちくちく遊べるのがちょっと欲しくて、ディスガイアやWIZ系みたいなのが出ないかと期待しています。ディスガイアは3が出てるけどPS3でクリアしたので4が出たら欲しい、ってのは以前にも書いた気がしますが。あとRPGも、短時間でスリープしつつ遊べるので何気に手軽。なのでペルソナ4Gには期待しています。
そういえばVITAじゃないんだけど、ある人から「エフエフサーティーンツー」がどうのと言われてしばらく何のことか解らなかった。32…?ってアイスじゃないし…?とか。FF13-2のことだと認識するのに時間かかったぐらい、最近FFから遠ざかってた…のか? ちなみにその相手の人に、最近はスカイリムやってましたーとか言ったらスカイリムを知らなかった。海外のは手を出してないので情報も知らんらしい。まあそんなもんですよね。私もそうでしたし、ていうか今だって海外産に全く抵抗ないわけでもないし。
先日どこかで、各国AppStoreでの売り上げベスト5一覧みたいなのがあって、だいたい同じようなタイトルが並んでいるんだけど日本だけ全く違ってて、やはりゲームの趣向が独特なんだなとあらためて認識した次第。
リアル・スティール
数日前ですが、映画「リアル・スティール」観てきました。字幕がよかったんだけど時間の都合で吹き替え版で。
物語としてはロボットボクサーによるバトルが人気のスポーツとなっていて、それによる賞金で身を立てる主人公とその息子の話。このロボボクサー、身長3mぐらいでその巨体でガスガス殴り合う感じ。実写映画なんだけどロボはCGで、新しくテカテカしたやつから古ぼけたモノまでいろいろ出てきました。古いボロボロのやつもなかなか愛嬌あったりして。感情表現とかは全く無くて完全にコントロールもしくは自律運動されるロボなんだけど、いろいろ個性も感じられました。まあトランスフォーマーが全身あちこちこまごまいろいろ恐ろしいぐらい動かしながら暴れ回るご時世なんですけど、それよりわりと身近なロボという描写ですね。主人公は基本ロクデナシなんだけど、捨てていたような息子と再会して共にロボバトルに挑むことで絆を取り戻し…みたいな流れです。
いろいろ見所はあるんだけど、息子のほうがロボとダンスをしながら入場というのは実に新鮮で見ていて楽しかった。しかしラスボス戦ではダンス封印だったのはちょっと残念。緊迫感に水を差すと判断されたのかな。
しかしかの国かの世界には、ガーッハッハッハ負けるわけねーじゃねーか2万ドル賭けるぜ2万ドル!両耳揃えて待っとけよー!www とか言っておいて敗北→コソコソ逃げる、みたいなオッサンしかおらんのかと思うぐらいそのパターン繰り返してた気が。まあバトルに勝ってなんぼの世界だからヤマ師みたいなのが多いのは仕方ないのかね。
全般になかなか熱い盛り上がりも多くて面白かったんだけど、これはやはり吹き替えで観るべきだったかもしれん。バトルシーンではテンション上げるアナウンスとか主人公らの声援や罵声がいろいろ飛ぶんだけど、吹き替えだと微妙にノリのズレを感じてしまうんですよね… そのへんがちと残念。BDとか出たら字幕でしっかり観たい。
「ブッシメン!」面白い
漫画「ブッシメン!」読んだ。物作りの熱さにギャグも交えつつ、面白い。そもそもの出会いというのがamazonのオススメだったりするのだけど、しかし注文者の傾向からピックアップされるであろうそれらはなかなか侮れない。
主人公は仏像の彫刻師である仏師。しかしひょんなことからフィギュア製作の道に踏み込むことになり…といった展開。ここで扱われるフィギュアというのが仏教をベースにしたアニメのキャラなので、仏像と繋がるところもあったりしてなかなか面白い。で1巻ではこのフィギュアの話が主で、版権側との無駄な衝突が描かれたりするのでそのへんの軋轢が今後も出てくるのかなーとか思ってたら2巻になってむしろ本職の仏像製作のほうがメインになってる印象。それはそれでオタク文化とかが絡んできてるのですが。
絵柄が結構緻密でキレイなのが印象的ですね。仏像とかフィギュアを緻密に書き込んでるのもそうだけど、キャラも端整なので特に女性陣が美形で魅力的w いちおうヒロイン候補と思われる女性が冒頭から2名いるんだけど、2巻になってライバル的立場にまた1人追加。扉絵には彼女らの仏像コスプレ画像を描いてたりするから面白い。
とりあえず2巻までですが、今後の展開も楽しみ。
2012/01/05
劇場版イナズマイレブン
甥っ子の付き添いで劇場版イナズマイレブン観てきた。レベルファイブによるゲームが出自でというのはもちろん知っていたけど、子供人気っぷりをあらためて実感したところでした。朝イチの上映だったけど席はかなり埋まってたし。3Dもあったようだけど2Dにしました。
内容的にはまあ荒唐無稽でおまえらサッカーやれよ!wと突っ込み入れたくなるような箇所も多々なんだけど、それはそれでいろいろ笑えたり熱かったり謎の感動があったりでなかなか面白かったです。ともかく全般に、技の応酬が連発されるゲームを映像化するとこうなるのかーとかいう感慨も受けつつ。
入場者全員に絵馬みたいなグッズをプレゼントしてたけど、ゲームに入力するとキャラが得られるコードが書いてあったみたいです。あと隣にいた別の子はDS(3DSだったかも?)を持ち込んでいたようだけど、ポケモンみたいに劇場でのデータ配信もやってたのかな。あるいは単に映画に飽きてゲーム起動してただけかもしれんw
甥っ子たちは2年生と3歳の2人で長男のほうがメインで次男もついてきた形だったけど、次男のほうも途中もじもじはしつつなんとか最後まで観てくれたようです。バトルシーン(いちおうサッカーなんだけどバトルといったほうがよさげ)は目を引かれるようですが、ストーリーが進行する語りのシーンとかは飽きてたようでしたw
そして当然のように劇場入り口にはイナズマイレブンのカプセルトイ販売機があったり。そして隣のゲームセンターではイナズマイレブンやダンボール戦機、ガンダムAGEのカードバトルゲームも盛況でした。レベルファイブすげえな。男児向けコンテンツには無敵な感じ。いろいろ勉強になりました。
2012/01/01
みんごるファー
この年の瀬はひたすらVITAみんごるやってた気がします。そういえばPSP買った直後はひたすらルミネスやってたような。
何がイイってやっぱり携帯機の手軽さですね。据え置き機だと本体とTVの電源入れてコントローラ持ってさてと座って、という流れになるけど携帯機だとすぐ起動してスリープからの続きプレイってなりますし。オンラインも手軽。そういう流れはPSPみんごるでもあったのだけど、VITAになって格段にグラフィックが進化したのは嬉しい。PSPだとキャラでもどうしてもポリゴンの角張ったところが目立ったりしましたけど、そのへんさすがに精緻になってます。
で、ちくちくやってたらノーマルのVSを全部クリアしたみたいでいちおうED映像みたいなのは出た。まだ残っている要素はあるんだけど、これはクリアしたと言っていいんですよね? 久々かも。残っているのは追加条件を満たすことで出現するVS2と言われるNPC対戦で、1つ出したところでは既存キャラがコスプレで出てた。まあこれも時間の問題…かどうかは未知数。ていうか出現条件がわりと過酷だったりするので。ノーマルにクリアするのにもこの条件が付くコースがあったりして、バンカーに入れたら+1とかラフで同とか、しまいにはリアルモードといって情報閲覧ほとんど無しってマジか。プレイヤーキャラが立っている位置からのビジュアルしか情報が無い状態。残り距離も風も数値では見せてくれないし、何よりきついのが落下地点を確認できないのと、グリーンの芝目がビジュアライズされないこと。キャディがスライスとか下りとかは言ってくれるけどどのぐらい曲がるのか全く解んねえよ!という状態。よっぽど激しい傾斜なら目にも見えますけど、普通の曲がり具合だと全く目には解らんので勘でやるしか無く。それでもまあコース自体の難易度が低かったのでなんとかクリアできましたが。これ追加条件コースだと難易度の高いコースで出てきたりするんだろか…
オンラインもそれなりにやってるんだけど、最大30人参加で上位25%が入賞とされるのだけどまだ2回しか入賞してない。30回ぐらい参加したんだっけ。優勝なんてまだまだ全く。ゲーム全般において上手いと思えるモノが無い中でゴルフゲームは比較的マシにできるほうだと思ってるのだけど、それでもこの有様です。まあぼちぼち頑張ります…
ていうかVITAに他にもちくちく遊べるタイトルが欲しいのも正直なところ。ディスガイアみたいな。ってディスガイアは3が出てたんですかね。でも3は追加要素あるとは言え、PS3でクリアしてるしなあ… 4が出れば買うんだけど。あとはペルソナ4Gが期待でしょうか。
良き年になりますように
新年明けました。どうか良き年になりますように。
そんなわけでいきなり去年の話ですが、紅白なかなか面白かった。
まあ私は幼少からすり込まれた習性が抜けないのか、やっぱり紅白をずっと見てしまいます。今回はえらく団体が多かった気がする。出場者にグループが多かったのもだけど、バックダンサーやコーラス等で大人数を動員するステージが散見。コーラスに100人ぐらい並べるのは以前からあったけども、AKBとNYCがそれぞれ下部組織を含め200人超を引き連れてたのは圧巻でした。AKBに関しては以前から他者のいろんなステージに顔を出していたけど、今回もあちこちで「にぎやかし」に一役買ってて好感でした。
あと一定の存在感を示していたのが韓流の人たちか。全部グループだしな。ぶっちゃけ正直なところ韓国には良い印象ばかりでもない私ですが、ゲームやってるとパンヤとかで韓国産のものにも触れることがあり、グラフィックやBGMは好感を持ってもいます。パンヤのBGMとか大好きですし。で韓流アーチストというのはもともとかの国でもまれてから出てくる(最近はそうとも限らないらしいが)ので、ビジュアルやダンス等はそれなりに高いレベルがあるように感じます。まあビジュアルに関しては整形上等とも聞くし、「かわいい」日本のアイドルよりも「カッコイイ」「セクシー」を指向している路線なので方向性がそもそも違うものではありますが(ちなみにゲームでも萌え系のもあるけど、やっぱり韓国ゲームグラフィックといえば無駄に露出の多いセクシー路線が主流ですわね)。しかしダンスのキレは凄いなと思った。ところで以前から気になってるのだけど、歌うときにやたらハスキーに感じることが多いのは何故なんですかね? 彼ら以前のBoAあたりでもそのへんはずっと気になっていたのだけど、これは民族的なものなのか、言語の特徴からそうなりがちなのか? あるいはカプサイシンよく食うからかすれやすいとか…? これは以前からの謎です。でアーチストとしての評価はするけど(偉そうだな)、個人的に好きかどうかと問われるとまだそこまでは無いか。やっぱりビジュアル的には日本の「かわいい」アイドルのほうがいいし、歌もあまり魅力的には聞こえないかなあ…どうせなら韓国語か英語で歌ってもイイのにと思ったりする。日本語を喋ってくれるのは好感ではありますが。
あと2年連続で司会だった嵐、司会と自分らの歌以外にもステージパフォーマンスがいくつかあったりして大活躍だったな。なかなかやるじゃんと思った…のだけど、最後のSMAPはまた格が違った感じ。オリジナルスマイルってもうだいぶ前の歌じゃなかったっけ、ものすごく耳に馴染んだストレートな応援歌が心地よく響いた。あれだけ会場全体で盛り上がってたのってあまり覚えが無いぐらい。
そのSMAPの大トリを終えての最終審査だったのでこれは白有利だろうと思い、たしかに会場客審査では白優勢に見えたけど、最終的には紅組が勝ってました。「ひまわり」の人思わず涙ぽろぽろ。何年ぶりかの紅勝利みたいで、AKBがえらい喜んでるのが見えてたからAKB参加では初の勝利なのかな。
他にもマルモリ登場時に某ネズミに引きずられて転倒する天才子役(あれで血の気が引いた関係者も多かったんじゃないか、でも笑顔を忘れないさすがのプロ根性)とか、津波で廃墟になった学校を闇夜に照らしての長渕の熱唱とか、松田聖子とその娘のデュエットに時代の流れを感じたりとか、小林幸子は事前情報通りの巨大獅子舞だったりとか、浜崎あゆみが一瞬小林幸子になったのかと思ったとか、大人数パフォーマンスが多かったのでエグザイルがむしろ人数的に地味に見えたとか、見所いろいろで楽しめました。