http://japanese.engadget.com/2010/09/09/ios-app-store/
先日のiOS4.1公開のタイミングだったのでしょうか、開発規約が変更され、開発環境の制限が大幅に緩和されたようです。これによりFlashでも開発が可能になった模様。Flashによるアプリも続々と審査を通過していると聞きます。ただしコードをDLしないという条件付きのようですが。要するにアプリプラットフォーム的なもの以外はOKよといったところ?
ともかく朗報であるのは間違いなく、いまいち不透明だったとも言われるUnityにも明るい道が開けたことになるようです。このUnity、iPhoneどころかAndroidもブラウザ上でもPCネイティブでも、様々な環境上で動くモノ(しかも3D、物理エンジン付きで)が作れるというから気になっております。ついでに普通に作るぶんには無料だというし。ちょっと前まで有料だったけど基本無料に方針変更した模様。有料オプションはいろいろあるみたいですが。
http://gamez.itmedia.co.jp/games/articles/1008/31/news085.html
国内携帯電話向けアプリということで3キャリア向けリリース!とかなるとまず障害になっていたのがauで、メインプラットフォームがBREWであることに起因します。他はJavaなのに。
アプリプラットフォームについては前々から言われておりますが最も出しやすいのがドコモで、勝手に作って勝手にリリースできます。自サイトでの公開も自由。SBは勝手に作れますが出すのはコンテンツアグリゲータという固有のサイトでしか出来ず、そこに提出して審査を経て公開となります。で勝手に作ることも難しいし公開に至ってはやたら小難しい審査を経なくてはいけないのがauのBREW。C言語で作るので他よりも高速動作するとは言われてますが、何と言っても審査が大変で、いろいろ書類も用意せんといかんし時間も結構かかります。有料オプションで特急コースってのがあるぐらい。それを閉鎖的閉鎖的と言われていたのをさすがに気にしてか、数年前にオープンアプリプレイヤー(OAP)というものを導入しました。これはBREWでJavaプレイヤーを実装するもので、これによりJavaアプリを作って動かすことが可能に。このOAPにより、勝手に作って勝手に公開というドコモiアプリ並の気軽な開発が可能になりました。ただ、余計な皮を通しているだけに他よりやや重め、とも聞いたことがあります。これでauも自由に!と思いきや昨年あたりからまたBREWに傾倒してきたのか、OAP非対応端末がメインになってきてるとか?
Java環境としてはSBとauはMIDPをベースにしており、各社独自拡張は持つもののMIDP内での実装をしている限りは全く同じソースで動きます。しかしドコモはDoJa/Starという独自実装になっており、同じJavaだけど互換性がありません。具体的にはイベントや描画などの処理が異なっていて、移植には書き直しが必要になっています。しかし何と言っても公開の容易さはドコモが圧倒的だったので、端末普及数の多さもあってかドコモが携帯アプリ市場では主導的になっていた印象があります。
そんな中でのauの発表。OAPをベースに、再び自由なアプリ開発・公開の環境を整えるそうな。これはドコモによるマーケット整備、ていうかそれをもたらしたAppStoreやAndroidによるオープン化への動きに対応したものなんですかね。まあ近年はiPhoneによりSBの伸びが著しくてauはどうも置いていかれがちな印象がずっとあったので、やっぱり閉鎖的なBREWじゃいかんと思ったのでしょうか。
まあ3キャリア向けリリースなんてことを考えるにはauだけBREWってのが常に懸案事項だったので、本当にコレが推進されるなら歓迎したいところです。以前のオープンアプリに関しては無料ものしか公開できないように聞いてましたが、今回はマーケットも整備するんですかね? とりあえず勝手公開ができそうなのは嬉しいところです。SBもそろそろアグリゲータを撤廃してくれないのかな…iPhoneばかり注力しててそれどころじゃないのか。
Androidの会鹿児島支部勉強会、行ってきました。
今回はいろいろ出展の話とか、SQLiteの初歩とか。SQLiteについては、そういえばiPhoneの本でも見たような気がするなーとか思ってたら「iPhoneでも使えましたっけ?」と話を振られて焦る。えーとあったような気がします…とかしか言えず。使ったことないし。で帰ってきて本を見たら普通に載ってました。やっぱり使えるみたいです。
そんなAndroidですがドコモではXperiaなどの端末でiモードメールも使えるようになるSPモードが始まるということでチラシも貰いました。なんでも支部長さんはドコモ販売店の人とつながりもあるみたいで、いろいろコラボ企画も練られているようです。
年内にはいろいろ端末も出てきそうなAndroid、やっぱり国産の非電話端末が欲しいわ…
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20100826/351460/
従来は公式サイトの企業にしか提供されてこなかったDXのツールが一般開発者向けにも公開。とりあえずはβ版ということですが、11月に公開予定のドコモマーケット向けのツールとなります。すなわち従来のiアプリのように勝手に作って公開というわけにはいかず、マーケットで審査を経て公開となるようです。まあそのぶん課金とかGPSとか各種機能が使えるようになるわけだから良いのではないでしょうか。
むしろ、無料版を自サイトで公開して有料版をマーケットで買ってね!というプロモーションもできますな。わざわざそんなことしなくても両方ともマーケット使えばいいのかw
…ていうかコレうまくいったら国内向けとしてAppStore以上の盛況を見せることも…あるんだろうか?? でもiPhoneの場合は単一の機種(各Gの相違とかiPadとかもあるけど)ということで開発のしやすさもあったので、そこまで一気に普及ってこともないのかな。でも国内市場だけ考えてればいいってのは楽ですよねえ…ガラパゴスで生き残れるかは不明ですけど…
とりあえずはガラケーと言われつつもドコモマーケットに注目です。
昨夜はAndroid勉強会でした。講義内容について行けなさすぎてワロタwな感じでしたが、とりあえず勉強し直します… あと名刺を渡そうとして「こないだ貰いましたよw」と言わること複数回。ごめんなさい人の顔を全く覚えられなくて…orz
そんな感じでしたが、持って行ったM001がたくさんの人に触ってもらってただけでも行った意味はあったかもしれません。1万円ぐらいですよーとか言ったら買おうかなと言ってた人も。ちょっと試してみようといったときに、とりあえず動く実機ってのはやっぱり必要ですし。でも動きは鈍いですよーとはしつこいぐらい言っておきましたけども。moonseのアレだったら動画もかなりキビキビらしいのでそっちのほうが無難にオススメできるかもしれません。
AndroidでいうとソフトバンクのDesireに後継機が出るんだとか。現行型はわりと好評も聞くんだけどなかなかモックすら置いてなかったりですが、昨日の話では鹿児島でもビックカメラなら置いてるとか。この現行型が今月29日までの予約で販売終了となり、来月からは後継機になるようです。何が違うって有機ELがTFTになるとか程度らしいんですが。とりあえずは非電話な国産機がたくさん出て欲しいところです。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20100712/350180/
ドコモもAppStoreやAndroidMarketを無視できなくなってきたようで、iモード版ドコモマーケットを11月に開設予定だとか。Android向けの独自マーケットを作るという話は聞いてましたけどもiアプリ版が出るということなのね。これにより、従来は公式サイトとして厳しい審査を通過したコンテンツしか課金代行をできなかったけど、個人開発者向けにもかなり敷居が下がることになるらしい。アプリの審査自体もAppStore並みの一週間程度を見込んでいるとか。気になる手数料は、現状だと売り上げの9%をドコモが徴収するけどそれよりは大きいけど他社の30%よりは低くする予定。AppStoreみたいに年間会費を取るのかは不明。アプリにも無料とか都度課金とか選べるみたいなので年会費的なものはありそうだな。MSみたいにアプリ1本出すごとに手数料取るとか言いませんように。
あとDXとして従来は一部法人しか使えなかったGPSなどの機能も、一部開放されるかもしれないらしい。
まあ個人でも課金ができるようになればそれは嬉しいことではありますね。ドコモが課金代行してくれるってことはすなわち毎月の携帯電話料金と一緒に集金してくれるってことですし。
ただまあ、AppStore並みといっても本当にそうなのかは疑心暗鬼。auのBREWをちょこっとだけやったことあるけど、審査というか自己チェックしないといかん検証項目が膨大で書類も煩雑で泣きました。アレは個人でやるもんじゃないわ。ウチの棚に並べるんだから間違いがあっては困りまっせ!ってのは解るんだけど、おいそれと出す気になれん。ドコモがどこまで手軽な環境を用意してくれるか注目したい。
とにかくiPhoneやAndroidばかりが話題になることに一定の危機感は持ってるようで、「オープン」を大きく掲げてアピールしたそうな印象ですね。まあ個人的にもiアプリはすっかりご無沙汰してますもんね… ガラパゴスなどと呼ばれる環境がどこまで生き残るのかは不明ですけど。…そういえばPCの世界でも、国内ではNECの8001/8801/9801が制覇してたのに、いつのまにか世界標準に飲み込まれてましたな。携帯電話も同じ流れになるんでしょうか。まあ携帯についてはワンセグとかFelicaや絵文字・デコメールといった独自文化が強烈なので、すぐに総入れ替えってことにはならないのかな。でも画面解像度が上がってゲームも音楽も映像もできるすげえ!という日本のケータイ文化はどんどん向こうが取り込んでいるので時間の問題って気もしないでもない。
来週には勉強会もあることだしもうちょっと使えるようになっておこうということで、こことかここなどを参照してどうにか自作アプリが動いたのが上の図。デバッグもできるようになりましたけど、相変わらずUSB経由ではSDを見ることしかできなくてデバッグのためにはWiFi環境が必要です。
OpenGL ESのサンプルも動きました…が、かなり重いです。見た感じ5fpsぐらい? ちょっとアクションゲームとかにはきついレベルです。上の自作アプリ(こっちはOpenGL不使用)も重ーい感じだし、まあこのへんは安いなりのモノということで。
ちなみにタッチパネルは感圧式で、iPhoneなどのように指の腹で優雅に操作というわけにはいきません。先の硬いタッチペンとか爪の先で意識的に押しつけるようにしないと入らない感じ。そんな中で重宝しているのがコレ。
DS用のタッチペン、しかもクラブニンテンドーのポイントで貰ったやつですw ペンタブのペンを使ったりもしてたんだけど、意識的に押し込む操作が頻繁に必要なのでペン先がちびる気がしたのでコレにしています。まあ傷が付かない程度に硬くて細ければ何でもいいんですけど。
画像が汚くて恐縮ですが、iPhone上ではいまいちだったHTML5(の文字表示)がiOS4になってまともに動いてました。そういえばOS更新してアレどうなったんだろうと試してみたらこんな感じ。これでいちおうの形にはなっていてちょっと感動。…しかし重いです。1つ1つの動作がひどくもっさりで、通信なんか入れると死んでるんじゃないかと思えるぐらい。3GSでこの有様なんですが、4ならもう少しはまともなんでしょうか。iPadで動くなら試したいけどiOS4対応が秋以降とかいう話だもんなあ…
通信の方は非同期通信を入れられれば少しはマシになりそうですけど、全体に重いのはいかんともしがたく。少しでもまともになったのは評価しますが、やっぱりFLASHが動いてくれればなあと思わずにいられない。
もうちょっとAndroidを真面目にやりたいとは思っていたので、安かったM001を購入。iPadの1/5ほどのお値段です。
iPhone / M001 / iPadと並べるとこんな感じに。大きさはこんな感じで、画面解像度は800×480。横向きで起動していますがiPad同様に縦向きにも反応します。…が、反応の度合いがかなり曖昧というかいい加減で、縦で使おうとしてもなかなか縦を向いてくれなかったりもしばしば。
本体にACアダプタとUSBケーブルが付属します。…が、このACアダプタがかなり粗悪品率が高いらしくて、速攻で壊れたという報告があちこちのブログで見られました(汗 壊れる前にアダプタを用意しといたほうがいいのかな… あとUSBケーブルはiPhoneのそれとかなり似ているんですがちょっと無骨にした感じ、接続してみたら2つのストレージが認識されて、どうも片方は挿したSDカードっぽい。なのでもう一つは本体の中身も見えてるのかな。しかしデバッグには認識してくれないという話もあり。
(続きを読む…)
本日はiOS4の更新日です。しかしまだ公開されてないようで、前回の3.0のとき?にも時差の関係か日付が変わったあたりだったとも聞くので今夜もしくは明朝まで待たないといけないのかもしれません。
それに伴って…というか以前からこちらは提供されていたのだけど、SDK4もそろそろ入れないとなーと思って入れてみた。そしたら例によってというか旧バージョンが3.2までしかビルドできなくなってました。ていうか4.0/3.2の2択。確かにAppleとしても新しいバージョンでどんどんアプリを作ってくれたほうがデバイスのOSのバージョンアップも促すだろうし古いバージョンよりはバグフィックスも充実している新しいバージョンを使って欲しいでしょうからまあ正当と言えば正当な対処かもしれん。…が、3.2というと現状ではiPad専用であり、iPhone/iPad touch向けには3.1.3で止まっている様子。なのでSDK4を入れると、実質上iPad以外には4.0でしかビルドできないことになります。これはその最新OSを入れるという比較的積極的なユーザーしか相手にできないことになり、さらには初代iPhone/touchにOS4が提供されないこともあってかなり狭い範囲に向けてしかリリースできないことになります。それはちょっとなあ…と思うところで、どうしたもんか迷っております。
いちおう前の(3.0への)バージョンアップでは異なるバージョンも共存できたらしいんだけど、これ本当に問題ないんかいな。ついでに別アカウント作ったらどうだろうと思ったけど別アカウント作った時点でXcodeインストールしないでも使えましたorz つまりアカウントごとに違うインストールというのはできない様子。こうなると物理的に別の環境、すなわち別のMacを用意する必要が…? これで新Macを買う言い訳がまた出来たぜ!miniにしようかやっぱりiMacにしようか、とか想いは暴走しがちなんですがさてどうしたもんか。
iAdをはじめとした最新機能を使うならSDK4が必要なのは当然だけど、そういったものを必要としないなら幅広いデバイスに向けてリリースしたいんですよねえ… せめて3.1対応だけでもどうにかならんものかと。OS4の公開に伴ってSDK4も正式提供されて、その中ではちょっとだけ旧版対応も拡張されてる…とか…ないかなあ… ああそれとももしかして、3.2の全対応版でも出るのかな。どうなんだろう。