chaba log2

2012/06/22

漫画「地球の放課後」

カテゴリー: 漫画 — タグ: — chaba @ 16:23

これまたamazonのおすすめで出会った漫画「地球の放課後」、5巻まで読んだ。
突然世界各地に現れた「ファントム」という謎の存在により人々が次々に失踪し、取り残された4人の少年少女が日々を生きる物語。4人のうち1人だけが男子であとは女子、女子の1人だけが小学生であとは高校生という構成。なのでハーレムものになるかと思いきや、わりとその男子が淡々としているというかあまりそっち方面の反応を示さず、むしろ女子のほうが意識しまくっているという描写がそこかしこに出てくるといった様相。
ファントムは黒くてもやもやした人間大のカエルみたいな存在(時折でかい奴もいる)で、それに接触した人間はなんかスライスされてコピーか転送されるみたいに取り込まれるようにして存在を消されます。その描写が独特で、箱状板状にスライスされて断面図まで晒しつつも流血とか内蔵どひゃーっとかは全くなくてそのまま異次元に取り込まれるような感じ。その対象となる人も恐怖はありつつも苦痛は感じてないような印象。しかし普通に怖い。で、その取り込まれた人たちというのがどうも食われた殺されたというのではなくどこかに生きてるんじゃないかと思わせるような展開になってます。さらにそのファントムが生き残った彼らの前でその思い人に擬態して見せたりとか、彼ら自身が突然タイムスリップして戻ってきたりとか、全く同じ夢を見たりとか、いろいろ不思議な現象も起こったり。
そういった状況にありつつ、なんだかんだで日常を楽しんでいる彼らの描写がわりとメインだったりもします。陥没した道路に海水が溜まったところで水着になって泳いでみたり(無駄に水着・入浴描写が多いのはお約束)とか、ソーラーパネルで冷蔵庫が生きていた肉屋から拝借して焼き肉食べまくったりとか、時折悲壮感も感じつつもそういう非日常な日常描写のほうが主体。で時折ファントムやタイムスリップと遭遇しては謎の考察をしたりとか。あとがきを見ると作者としてもこの日常描写を楽しんでいる様子。
徐々に謎の核心に迫ってる印象はあるんだけど、ほのぼのとした非日常描写がわりと楽しかったりもする。謎の解明も気になりますが、わりと投げっぱなしで終わってもいいんじゃないのかなとも思ったり。とりあえず先は気になるところです。

漫画「ばくおん!!」

カテゴリー: 漫画 — タグ: — chaba @ 16:03

「けいおん!」からネーミング感を拝借した作として先日読んだラノベ「のうりん」と共に挙げられる「ばくおん!!」読んだ。「のうりん」がゆるバカラブコメだったのでこちらもゆるふわバイク物語かと思いきや、全然ゆるくなかった。むしろ無駄に熱い。主人公は「けいおん!」の唯みたいにゆるふわな天然キャラ(髪型も似てる、ていうかむしろリスペクトか?)なんだけど、周囲が無駄にやかましく濃いキャラに囲まれているので、ゆるふわというより熱血ギャグ女子高生バイク物語…と言ったら言い過ぎかもしれん。まあ暑苦しいのは4コマじゃない普通の形式だというのもあるかもですが。
もともと原作者が萌え系で有名な人らしい(確かに女の子の描画は今風で手慣れてる印象)のだけど、バイクの描写にも熱や愛を感じます。走行描写も爽快感あるし。でバイクマニアみたいな萌え系美少女な連中がいろいろ暑苦しく語ったりするので、そういったギャップも魅力なのかも。そんな暑苦しさの中で、主人公はまさに唯のように本能のままにバイクを楽しんでる感じなのですがw
バイクというとメーカー等の派閥がよく言われるのだけどそれも反映していて、ホンダCB400SFに乗る主人公の名前は「羽音(はね)」、ホンダのエンブレムに描かれる翼をモチーフにしているらしい。一番最初に出てくるサブキャラ「恩紗(おんさ)」はヤマハのセローに乗り、ヤマハのロゴの音叉から来てるぽい。他にもスズキとカタナ400を偏愛する「鈴乃木 凜」とかはそのまんまやな。
とにかく萌え系でありつつも全体の熱さが楽しいというなんか意外性の漫画です。バイク乗り・元バイク乗りならなお楽しい。

P4G折り返し?

カテゴリー: ゲーム — タグ: , — chaba @ 06:09

P4Gは10月に突入、ここまで40時間と少し。P3同様に365日を高校生活したりバトルや謎解きしたりして過ごすわけですが、P3だとその日常感がなんかだらけてしまって続かなかった印象があるのだけど、こちらはここまでわりと一気に来てるのは、イベントの密度とか進行のさくさくっぷりが進化してるということなんですかね。P4からP4Gにかけての進化もあるでしょうし。
イージーモードで始めているのでバトルがさくさくなのも功を奏しているのかもしれない。基本ここまで全く引っかからずに来てますし。まあ全滅もありましたけどね… 某ダンジョンをクリア後に再侵入したら別のシャドウボスが入ってて、そいつに何故か一撃全滅を食らいました。何の攻撃だったのかは覚えてないけど。それで、あーやっぱり後から追加される奴は無駄に強いんだなと警戒してたんですが、以後のダンジョンでは追加ボスでも全く問題無かったり。たまたまものすごく運が悪い状況だったんでしょうか?
そのボスバトル以外にもいくつかゲームオーバーがあって、その主要因は範囲攻撃反射による自滅だったり。属性の解らない初見の敵に範囲攻撃をぶちかますのは危険ですね… 何度コレでキャラを殺したことか。逆に言うと属性さえ把握してれば一撃クリアも普通によくあるので、それが戦闘のさくさくを加速するものでもあります。そうやって魔法を撃ちまくってるとSPがすぐ枯渇して長時間ダンジョンにこもれなかったんだけど、りせがサポートに入ってしばらくすると戦闘終了ごとにSP回復するスキルを覚えてくれるのでほとんど心配要らなくなりました。物理攻撃技はHP消費だったりもするのでそのへんも活用しつつ。徐々にメンバーが増えてくるとLV差がついてきたりするので、均衡も注意しつつ。
まあゲームオーバーになっても、そのフロアに入ったところからやり直せるので(イージーモードだから?)、特にボスバトルに関してはほぼノーリスクです。ダメだと思ったらそこで引き返せば良いし。
バトルと言えばいろんな素材を落としてくれて、それを武器屋に売り払うことで資金を得るのと同時に新製品開発にも繋がるのはイイんですが、あちこちにばらまかれているクエストでその各種素材を要求されたりするもんだから全部売り払いまくってると後からまた低レベルダンジョンに潜り直す羽目に。
釣りとかバイトとか読書とかいろいろサブ要素も豊富でどれやるか日々迷うけども、そういう要素にしろ誰と会ってどのコミュ伸ばすかにしろ、なんかもうあまり考えずに行き当たりばったりでやってるのも軽快に進行している要因かもしれない。

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