chaba log2

2023/02/12

映画大好きポンポさん

カテゴリー: アニメ — タグ: — chaba @ 14:51

『映画大好きポンポさん』、Eテレで録画してたのを観た。原作にないキャラとしてアランが追加されていた。ジーンの元同級生でリア充で、陰キャオタクだったジーンとは違って何でも思うように出来てきたけど大手銀行に就職したら全く思うように行かずに苦しんでいるという人物。それが終盤で映画への投資の話で銀行を動かすという非常に重要な立ち位置になってるのだけど、観た人から批判的に言われていたのも納得という感じがした。まあ確かにこういう資金繰りの話とかは原作では触れられてなかったんだっけ、そのあたりの深みをもたせたかったのかな。しかしプレゼン失敗と思わせておいて頭取登場から鶴の一声ってのはなんとも白ける気がしてならぬ。その下準備として会議を生配信ってのは社会人としてアカンだろうとも思える。
映画としては面白かったです。原作読んでるからだいたい話の流れは把握してるとはいえ、時間軸を行ったり来たり、そして映画と現実をあちこちでシンクロさせるというのは映像表現ならではといったところ。編集に挑むジーン君のシーンも戦闘っぽくて良かった。あと最後のほうで続編(原作2巻の話っぽかった)を匂わせる会話があったり、スピンオフのキャラが顔を見せたりという広がりを感じられたのも良かった。映画をテーマにしている作品だけあって重要な場面は漫画でもドンと見開きで描かれていたけど、そういったところが映像でも描かれると何というか感無量な感じもありました。続編あるのかなあコレ。収益どうだったんですかね。

2021/07/11

月導9巻 & ポンポさん2巻

「月が導く異世界道中」漫画9巻。ソフィア戦の決着から、ロッツガルド入試のあたりまで。相変わらず殺伐系と脱力系の混合ぶりが小気味良い。しかしweb版のほうもずっと続いているのだけど、着地点が見えないままに話がどんどん散漫になっていってるような印象も無きにしも非ず。アニメ版も始まったようですけどどこまで行くんですかねコレ。勇者が出てくるあたりから話がややこしくなってくる感もあるけど、出さないわけにもいかない…のかな。
この漫画、巻末おまけ4コマとか1話ごとに小さく1コマおまけで描いてるのとかがやたら好き。アニメ版も「漫画版に準拠してる」なんて聞きますが、それで正解かもしれない。

「ポンポさん」2巻読んだ。1巻で大成功を収めたジーン監督に、ポンポさんが持ってきた次の仕事は超大作の続編。自分とあまりに異なる映画人たちとの仕事に全力で取り組むジーンだが…といった展開。1巻では無敵万能の大天才感のあったポンポさんに人間味が出てたのが印象的。続きも読もう。

あと最近「なろう」で「四度目は嫌な死属性魔術師」を読んでいるのだけど、長い。まだ掲載分の1/3も読んでないのかな。さらに1話が他作より長いので、読み応えありすぎて困るレベル。いや面白いので良いんですけど。団体転生チートものなんだけど、神様の都合に振り回されまくってとんでもなく不遇な環境におかれる主人公が復讐していく話、になるのかな。徐々に力をつけていって、気がついたら神殺しに手が届きそうな感じにすらなっている。手が届きそうというか弱小な神は既に殺してたりするレベル。あとアンデッドとかグールとかゴブリンといった「ゆかいな仲間たち」がどんどん増えていくのも楽しい。なかなかに殺伐としたところはキツいものもあるけど、仲間たちとのシーンはコミカルホラーの様相です。モンスターを配下に魔王みたいになっていくのは「オーバーロード」的だけどアインズ様と違うのは無差別侵略を(今のところは)やってないことですかね。主人公がその不遇な出自からやたら慎重で、復讐にも一歩ずつ進めている感だし。今後どうなるか解りませんけどじっくり楽しませていただきたい。

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