「精霊生活」こと「精霊達の楽園と理想の異世界生活」のコミカライズ8話が公開されてました。岩ブロックで区画を囲み、楽園構築への第一歩。今回ちょっとベルらの出番が少なかったのが寂しい。なんか「大好評につきコミック1巻重版決定!」なんて書いてあるんですが本当ですか!? これで順調に続刊が出てくれれば良いなあ。
「精霊達の楽園と理想の異世界生活」のコミック版7話が公開されました。前回で大量に確保した魚介類を味わうのと、レインの戦闘を試すのと、命の精霊が簡単には呼べない理由とか。あと原作者曰く「すごく効きそうな回復魔法」も。相変わらずベルはカワイイ。
この調子で続けていってほしいところなのだけど、漫画家さんや出版社の告知ツイートへの「いいね」が1桁という事実にいささか戦慄を覚える。微力ながら応援しております… ツイートのタグを見るに、略称は「精霊生活」でいいのかな。
ところで余談ですが、今までずっと「精霊たち」かと思ってたのですが「精霊達」なのですね。今頃ようやく気づいた。タグもずっとそれだったのでまとめて修正いたしました。
「なろう」作でもわりと老舗ではないかと思う「マギクラフト・マイスター」のコミック版が今年になってから単行本も出てたみたいで、2巻まで読んでみた。web連載のほうだと単行本2巻の続きから2話分が掲載されているようです。
正直、作画担当氏の絵は必ずしも美麗ではないかもしれません。しかし時折別漫画のネタとかなんか面白いポイントを時折不意に投げ込んでくる感じで、油断ならない印象があります。さらにweb連載最新版の頃になってくると描画が安定してくるとともに小ネタがこなれてきた感じで、キャラクターの見せ方・使い方も巧みになってきているような。特にこの作品で象徴的なキャラである礼子が面白い。村人たちの前に登場した当初は冷淡なロボそのものといった感じでしたが、「お父さま」や村人たちとのふれあいの中で徐々に人間性を取得していく感じがします。ついでにギャグスキルも磨いていっている様子。ボケツッコミのテンポが良くなってるようだし、蓬莱島で5色ゴーレムを作ったときには何故かアイドルグループを見るような感じになってるし。コミカルな見せ方がこなれてきて今後も楽しみな感じ。原作小説のほうは話が長くなりすぎて番外編をずっとやってるような感すらありますが…
同じく「なろう」発のコミック「精霊達の楽園と理想の異世界生活」も、正直作画が万全とは言い難いというか不安定なところがあるのは否定できない。しかし大好きな原作で、ベルらはものすごく可愛く元気に描いてくれてるのでこの調子で続けていってもらいたい。…のだけど、Amazonのレビューではどうにも低評価が先行してるみたいで… 作品自体へのツッコミもいろいろあるみたいだけど、コミックもなんとか続いて欲しいなあ。出たら買いますから。とにかく精霊たちが出揃うぐらいまでは頑張って頂きたい…けど出版してみても売れ行き不振のため2巻3巻でオワリなんてのもしばしば聞く話で…小説1巻ではまだイフ&フレアが出るところまで行き着いてないので、コミックだと何巻になるんだろう。果てしなく遠い… ちなみにイフ&フレアが出てくるのが原作で通算181話(副題表記で百七十九話)、小説1巻が44(四十二)話までなので、え、普通に計算したら5巻相当!? コミックだと桁が違ってそう…
「精霊達の楽園と理想の異世界生活」、コミック1巻の続きとなる6話がwebで公開。ついにこちらでもレインが登場、そして海産物収集にて後々に尾を引くこととなる「イエッサー」も導入。シルフィの冷たい目線が素敵。作中では「表情がほとんど変化しないクールビューティ」とされているシルフィだけど、コミック版だと結構表情豊かだしギャグ顔もわりと頻繁に出してくれるので楽しい。これからコミック版でも徐々にメンバーが増えて賑やかになっていくと絵面も楽しくなってきますね。
この手の作品で小説・コミック・アニメとか展開されると、やっぱり表現媒体としてはコミックが最強なんじゃないかと思う。もちろんアニメは最大にコストがかかるし映像やボイスが入ることでの迫力は最強なんだけど、どうしても尺の都合や表現上の都合とかで細かい設定が伝えきれなかったりエピソードを整頓しまくったりとかがありがちだし。心情表現とか設定説明とかは文章がもっとも強いところでしょうし、それにビジュアルを付けたコミックが内容を伝える媒体としては最強なのではなかろうか。キャラクター外観や風景といったビジュアルを読者の空想に任せるという面では小説が強いし挿絵やコミックなどでビジュアルを与えるとそれがイメージの固定化を招いてしまうのがむしろ弊害ということもあるかもしれないけど。あと最近気になるのが、地形とかの説明がどうにも文章だと把握しづらいのですね。地図とかで図示されれば一発なんだけども。「なろう」作品でも地図を入れてくれる作はたまにあるので助かります。ついでにいうと最弱というか違和感が拭えないのがドラマCDとかの音声のみのメディア。アニメ化の前にドラマCD化なんてのはしばしば見かけますが、音声だけだと説明セリフとかがやたら入るのがどうにも違和感があって辛い。ファンアイテムとしては欲しかったりもするのだけど、買って満足した覚えがあまりないので… あと展開としてゲームとなると、壮大な物語を語るにはいいかもしれないしサブエピソードを入れるのもやりやすいかもしれない。しかし楽しいプレイ体験を作ることがわりと難しいので、その意味では難易度高いかもしれない。作り方によってはコストも青天井ですし。この作品だったら「牧場物語」系の開拓ベースになるんでしょうか。開拓段階によって精霊が増えていってそのうち街にも行けてダンジョン入って、みたいな。でもシナリオに沿った開発しか許容できない気はするなあ。冒険者ギルドでの騒動とかはイベントとしてこなすしかなさそう? 通常戦闘も、精霊に任せれば普通に楽勝なので、本人を使うようにしないとあとで困る的な要素が無いといかんのだろうか。それやると単に面倒なだけかもしれない。うーん、ゲーム要素としては開拓と素材収集あたりがメインだから地味ぽいけど、考えてみれば普通のRPGもそうやって戦闘を繰り返してイベントこなしてストーリー進める構成なんですよね。
「精霊達の楽園と理想の異世界生活」、先行していたコミック版に続いて小説版も無事発売、それに合わせてKindleでも出ていました。無事購入。
内容としてはシルフィ&ベルに加えて、ディーネ&レイン、ノモス&トゥル、ドリー&タマモまでが登場。それでシルフィと契約するところまで。次巻はいよいよ人間の街へ乗り込んでいろいろ騒ぎを巻き起こしてしまう系ですね。加筆修正はよく解らないけど追加エピソード的なものは特に無かった気がする。コミック1巻の内容が小説1巻の1/4〜1/3といったあたりなので、同じところ(シルフィとの契約)まで追いつくには1年ちょっとかかりますかね。小説とコミックでは全体の流れはそのままだけど細かい描写はちょっと違ってたりしますが。小説だとディーネとレインを一緒に呼んできているけど、コミックだどディーネを先に呼んで後からレインを呼ぶ流れだったりとかその程度ですが。あとweb掲載分でいうと小説1巻分は44/332話(話数で言うと四十二話)まで、コミック1巻分は14/332話(話数で言うと十二話)までといったあたり。小説もコミック同様に半年ごとに刊行してくれたら嬉しいけどどうなんでしょう。Amazonに高評価を書いておくか。
そしてイラスト、表紙絵だけ見ていると先にコミックに慣れた身にはいささか違和感もあったのだけど、いくつかの挿絵を見てたらこっちもイイね!と思えてきました。ここまでの登場精霊は全員ビジュアルが出てますし。ノモスもドリーもなるほど感のあるデザインですが、「深窓の令嬢」感のあるというドリー、上半身は確かにそうなんだけど下半身、突然前を開いてパンツを晒している衣装というのはどうなんた。まあこの手の作風にありがちといえばそうなのかもしれないけども。そこだけがいささか残念。この調子だとイフやジーナのビジュアルもちょっと心配になってきた。フレアやキッカあたりは可愛く出てきそうだけども。マリーさんあたりは無駄にエロいぐらいでちょうどいいのかもしれない。
「精霊達の楽園と理想の異世界生活」、コミック版が小説版より先行出版されまして、今日発売なんだけど直前までKindle版が設定されてないので先に書籍買ってしまおうかとか思ってたら、今日になったらしっかりKindleも出てました。迷わず購入。これでいつでもベルに逢えるよウフフ。
中身的にはWeb掲載分の5話までで、Webより先に書籍で続きが出るなんてこともなかったです。レインが登場する直前で終わってやんの。159Pってえらく薄いんじゃないかとも思うけど、まあこのペースで続いてくれるなら次は5ヶ月後、2月末あたりを期待すればいいのかな。1巻がベル&シルフィだったので、2巻はレイン&ディーネになるんでしょうか。早くベル&レインが水路を爆走するところを絵で見たいですが、そこが出てくるのは何年後になるんだろう… ともかく出る限りは買うので続いていただきたい。ドリーやフレア、あとキッカのビジュアルも早く見たい…
出版にあたって加筆修正があるのかはよく解らない(まあ小説と違ってコストが大きいですよね)けど、巻末に原作者による短編小説が付いてました。シルフィ視点の舞台裏といった話をいくつか繋いでいる感じ。裕太に会う前(ベルに呼ばれるところ)とか、ディーネを誘いに行くところとか。
ところでリアル書店では店舗別特典もあったみたいで、描き下ろし漫画1ページとかイラストとか。…初めてこの手のが欲しいと思った。全部欲しい… 遅れて発売の小説版のほうも店舗別特典があるみたいですが、こちらも同日にKindle公開なのかな。だといいな。