調子こいて3・4巻まで読んでしまった。同盟と連合の内部情勢をあちこちで示しつつ、戦局が一気に変動して勢力図がいろいろ塗り替わることに。個性的な面々が次々に出てきては、無双してみたり無血開城してみたり魂ごと燃やし尽くして散ったり部下たちの犠牲で生き延びたり闇落ちしたり裏切ったり嫁探ししたりとかいろいろ。なんかもういろいろ圧倒されます。そしてまた次なる試練へ。
スマホゲームも出ていたので試してみたのだけど、コレもとりあえず原作に沿った始まり方をするのね。PS4版と同様にアニメキャラのビジュアルを基本的に使うようです。ボイスも時折ちらほら使われたり。でも史実と異なる展開もありというから、SLG的な展開で原作と違う選択も可能になってるんでしょうかね。スマホ版のバトルは画面上をタッチするバーチャルパッドのアクションRPGな感じ。
しかしこれだけゲームでも攻勢かけていてアニメが振るわないのは残念ですね… 原作を読んでいても、面白さを感じるのに時間がかかってしまうのは否めないかもしれない。どうも人物関係や国・勢力関係をなかなか把握できなくて話が掴みづらい感じがずっとしています。ハルーシア侯アレクシス・ドゥーセとかアルトゥーク伯ヴィラール・コンスタンスとか言われてもぱっとは覚えられないし場合によってハルーシア侯と呼ばれたりアレクシス殿と呼ばれたりもあって非常にややこしい。ヒロインすらシルーカなのかシールカなのかいまいち自信がない。当初は連合と同盟がどっちがどっちなのかわからないし各国の位置関係もよく解らなくて(今でもよく解らない)、こういうとっつきの悪さが難点なのかなあ。私の読解力・記憶力が劣っているのは否定しませんが。