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明後日の方向に大暴走中のKinectハック、今度はMMDとの融合が来てました。
人体の動きをキャプチャしてそれをそのままMMDに取り込んでミクにダンスさせる…というか要するにモーションキャプチャをやってのけています。大規模な施設とそのための資金が必要だったという同技術が一気に身近なものに。まああくまで簡易版的なもので、関節が完全ではないとか何か持つと誤検出になるとかの難点はあるようですが。特に後者は、MMD的な観点からは楽器演奏モーションを取り込みにくい(ギターを持つと誤検出に繋がるのでエアギターじゃないと駄目らしい)のがちと辛いところか。しかしこのへんはカスタマイズでなんとか…ならんのかな。検出部分はあくまでKinect本体の仕事で、ソフト側からどうにかなるもんでもないんでしょうか。しかしここまで恐ろしい広がりを見せているだけに、今後も発展を期待したいところ。
そしてMMDともう一つ上げられているのが、現実のどこかのオフィスらしい空間をモデリングしてしまうという大技。現実空間を歩き回ることでそこらの環境を3Dデータとして取り込んでしまっています。それで空間を別の方向からたどったときにズレが出るとそれを補正することもできる様子。それでモデリングした空間を3Dデータとしてその中を「歩き回る」デモまで。
いよいよ実用的なサンプルを示すデモが出てきた印象で、両方とも、何か作品を作りたい人にはものすごい福音になってるんじゃないだろか。Kinect欲しくなってきたわ。何に使うでもないんですけど。