「グリッドマン」9話。夢の中での改変世界に囚われた3人、脱出するも「まだ夢から覚めていない人間がいる」。つまりこの世界がアカネの夢の中(のようなモノ?)だった? そして気になる引きを持たせつつ次回へ。今回作画がなんだか独特で、コメントに指摘あるけど金田伊功氏を彷彿とさせるようなダイナミックな崩れ方を見せるところもあったりした。あと相変わらず、合体パーツ衆(「新世紀中学生」だったっけ?)が一斉突入するときにバラバラに叫ぶグタグタ感が好きw
「ゴブスレ」10話。「水の都」での依頼を片付けて、比較的穏やかな日常回。勇者無双の片鱗もちらりと。これだけ女性が虐げられてる世界で勇者が女性パーティというのもなんだか皮肉というか独特の違和感を持たせている感じ。勇者パーティのシーンだけ「なろう」系チートもののような雰囲気だものな。そしてゴブスレさんは日常の中で次回に繋がりそうな異変を見つけて続く。…と思ってたら次回は特別編らしい? そしてその最終戦にしてもなんだかいろいろ辛い展開が待ってそうな感。
「SAO」9話。クズ貴族の魔の手が伸びる。本格的な衝突は次回になるみたい。ていうか上記グリッドマンもそうなんだけど、放映が先行されてる地域(まあだいたい配信のほうが遅いのだけど)で先の話を知るコメントがちらほら見えるのがわりと辛い。まあSAOについては原作を読んでいるし(細かいところは忘れてるが)、ゴブスレだって原作を知る人らによるコメントが出てるのはもう当たり前というか、それらに補足されて助かってるのも事実だしなあ。
「ウザメイド」9話。クマゴロー(フェレット)の脱走から始まる捜索話と、雪が降った話。今回は作画が安定していてお嬢様が常に美しかったです。あと各キャラに登場曲が付くことがあるのだけど、みどりんの登場曲(重めにギターが鳴り響く)がなんか妙にマッチしていて好き。そのサウンドが耳に残っていると、EDのギターがますます良い味わいに聞こえてくる。
「グリッドマン」8話。学園祭に向けて盛り上がる中でアカネの怪獣襲撃予告、それに対応を迫られるグリッドマン同盟の内紛(?)。「神が作った世界」てのは何なんだろう、VR空間みたいなものを作り上げてるってことなんですかね? 以前にグリッドマンや変身合体パーツが一斉に入ろうとしたけど弾かれて、今回小型化して行こうってのもリソースの問題ぽいし。アンチって用語もサイバースペース的だし、異物を排除するのが使命となればグリッドマンをやたら敵視するのも解る。アレクシスの「(学園祭に)外からお客さんがいっぱい来る」という言葉も気になる。しかしそうなると六花ら「お客さんでない住人」は何なんだろう。作られたアバターなのか、あるいは他所から持ち込まれた存在?
戦闘シーンはなんか昔の巨大ロボアニメへのオマージュがたっぷり盛り込まれていたらしく、それが好評よりむしろネットでは冷ややかな見方をされているのがちょっと悲しい。バトル自体はOPの2番?で盛り上げてなかなか熱かったとは思うのだけど。
「ゴブスレ」9話。地下バトルの決着と、「剣の乙女」の苦悩。ゴブリンとあらばどこへでも狩りにゆくゴブリンスレイヤーさん、たとえ夢の中にでも。
「SAO」8話。主席先輩との対決からの花壇復活。「アクセル・ワールド」でも出てくる「心意」とかイメージ力とかが発揮される。くぐってきた修羅場や先祖代々の思いを力に変えて圧してくる主席先輩だけど、修羅場の質と量ならキリトさんも負けませんものな。そして先輩を見送ってキリトらも昇級して下級生が側付き(蕎麦好きでなくて)に入る。この子らが次回ちょっと大変なことになるんですかね… また辛い展開が次々に。主席先輩(いろんなキャラに似ていると名前が出ていたけど、私は「ヤマト」の真田さんかと思った)は嫌味なところがあっても負けたら爽やかな表情を見せていたが、今回花壇を荒らして次回おそらくまた騒ぎを起こす同級貴族はひたすらクズだものなあ。こういう魅力薄くてただヘイトを集めて倒されるために出てくる敵役ってのがどうにも辛い。茅場はまだ心境描写が随所でされているから魅力を感じるところもあるのだけど。キバオウはんとかも共感しづらい、ヘイト集め用のキャラですわね。
「ウザメイド」8話。お嬢様に懐かれてしまう愛され系変態、みどりんがなんだか活躍する回だったが、どうも作画が不安定というかいつもの質が感じられなかった。みどりんに対するツッコミでテンポは良かったと思うのだけど。コメントによると「原作のパンツ回はひどい」らしい。
「グリッドマン」7話。前回に引き続いて世界情報開示な感じ、アカネが裕太に直接接触してきてますます情報が混乱してきてるところに、「天井都市」とかまで出てきて混乱の度は深まるばかり。ていうかアカネのバックについているアレクシスとかいうダースベイダーみたいな派手なやつが普通に中華料理店に座ってるのはなかなかシュールだった。さらにはバトルも空中戦になって、板野サーカス風味が加わってた。板野氏が怪獣デザインとしてクレジットされてたけど作画にも入ってたのかな。そういえばウルトラマンシリーズにも一時期関わってたんですよね板野氏。昔ちらっと見た特撮シーンがそれっぽかった覚えがある。さてここまでいろいろ展開されてきた数々の謎が今後解き明かされていくことを期待。
「SAO」7話。前回までアスナが諜報活動しているうちにキリトさんはユージオとともに剣士の学院へ。ここまで2年を経ているという過程がダイジェストになってましたが原作の詳細は覚えていない。コメントで指摘されてるけど、作中で何度も出てくる「側付き」が「蕎麦好き」に聞こえるのでうどん派には辛そうな世界だ。私はどっちも好きです。あと学院生活でも嫌な奴らが続々登場、これもコメントで指摘されていて共感するのだけどSAOの悪役って本当に殺したくなるぐらい嫌なヤツが多くて困る。アインクラッド編でもラスボス茅場はともかくとして他の雑魚敵連中(人間)がやたらと不快で辛い。コレがあるから原作読むのが進まないんだ。同じ作者の「アクセル・ワールド」も基本的に同様の構成で、さんざん苦しめられた憎い相手を打ち倒すからこそのカタルシスってのは解るんだけども。そして次回、主席先輩との対決へ。しかしここまで見ててもやっぱり後半に入る前に原作を読んでおいたほうが良さそうだな。前半2クールの後には間を挟まずに後半に行くんですかね?
「ゴブスレ」8話。前回の瀕死から復活、リザレクション(ぐぐってみたら原作ネタバレがわんさか出てくる)とか使ったらしい。街で装備品の再調整などした後に再び地下に潜り、そしてまた先へ。
「グリッドマン」6話。街の内と外、そしてアカネの存在。物語の核心に迫る回…だったと思うんだけどいまいちよく解ってない。
「SAO」6話。次回に引き続いてアスナ中心に現実世界でアリシゼーション計画の全貌が明かされる。次回からまたキリトさんが出てくるらしい。
「ゴブスレ」7話。地下探索を続行するも1話を彷彿とさせるような危機に。それにしても1話もそうだったけど、悲鳴が悲痛で半端なくて耳に残る。ほとんど断末魔ですものな。久々にこの話らしい緊迫感というか切迫感があったけど、コメントでは漫画の方が迫力あったなんて話も。しかし終わり方が何だか妙な感じに。どうもTV版では最後に静かな音楽でEDテロップが流れて終わりだったところへ、配信だとその場面でテロップつかずになんとも間抜けな感じに。そして通常のEDが流れた。何だったんだアレ。
「ウザメイド」6話。新たなる変態の登場、お嬢様はひたすらツッコミ役に徹する。そして珍しく次回にはっきり続く形に。今回いつもと絵が違った感じがして、いつも緻密に描かれていたお嬢様がそうでもなかった印象。その代りなのかどうか、動きは派手だった気がする。
「グリッドマン」5話。水着&伊達ドリル回。いつもの展開に見せつつ、謎めいたシーンもチラチラと見せる。どうも次回の6話で世界の謎をいくらか明かすような話になるらしく? 特に最後のほうで妙な破壊シーンとか、「なぜ彼らの周りにだけ怪獣が…?」なんて台詞も出てきた。話が折り返しにかかるところでいよいよ核心に迫る?
「SAO」5話。現実世界でアスナが、意識不明のままどこかへ連れ去られたキリトの行方を追う。スーパーハッカーなユイの活躍によりアスナは海上施設へ。地味なミステリー展開な話だったけど、わりと濃かったというかこれまでの主要キャラが一気に出てきた感。あとそういえば劇場版で使用したAR機器を使うことでユイが現実世界にも登場できていたけど、劇場版オリジナルキャラのユナもOPにちらりと出ているので今後出演もあるんだろうか? それどころか今回の移動中に車内で曲がかかってたという話もあるから普通にアイドル活動しているというか、劇場版の話も既に起きてるということか。そういえば劇場版の最後にアリシゼーションに繋がる小話?もちょっと挟まれてたんでしたね。アニメ版の史実には劇場版もしっかり組み込まれてますのね。ゲーム版はそのへんフリーダムな感じではありますな。
「ゴブスレ」6話。冒頭いきなりチート系女性パーティが無双し始めて別のアニメが始まったかと思わせる。「勇者パーティは別のところで無双してる」とか言われてたのはこういうことか。雰囲気が全然違っていて戸惑った。メインの話は「水の町」でのゴブリン掃討。ゴブスレさん一行はとりあえずひとしきり狩ってはみたものの不穏な気配を残しつつ次回へ。
「ウザメイド」5話。引きこもりゲーマーからリア充への脱皮を試みる主人公に、美少女勝負を挑むライバルが登場。そこにやっぱり登場する美幼女にうるさいメイド。とか、運動会での同調圧力に苦しむロシアン美幼女とか。なんか今回も軽快で楽しかったです。
「グリッドマン」4話。六花とアカネの関係性がちょっと明らかになり、やっぱりEDは過去の中学時代とかなんだろうか? この2人の関係性が現在の事態に繋がってるのかなとかいろいろ考えさせる話。オッサンと恋愛相談めいた会話になってみたりとか、わりと青春ドラマ系というかそんな感じでもあった。バトルにおいては4人一緒に行くぜ!…駄目だったぜ!みたいなコント的なノリが目立ってましたが。ごっついパンチ装備しといてキックかよ!というオチも鮮やか。
「SAO」4話。今期初めてじゃないかってぐらいまともな剣戟が見られてようやくSAOらしい盛り上がりがあったかもしれない。初期のBGMが流れるとなかなかアツい感じになってました。アリスの幻影のシーンは原作で非常に印象が強かったのだけど、こういうのは脳内イメージだからこそなんでしょうねとも思った。映像にされるとむしろあっさりに感じられてしまうというか。そしてさんざんコメントで突っ込まれてますが、原作にあった嫌味なヤツとの対峙も無く村からの旅立ち。これだけじっくりゆっくりやっているように見えてやっぱりいろいろ端折ることにはなるのね。別に嫌味なヤツとかわざわざ見たくもないけど。それにしてもOPでダイジェストみたいに次々に現れる人たちが全員出揃うのはいつになるんだろうか。OPのメンツがなかなか出揃わないもどかしさは「転スラ」と同様。
「ゴブスレ」5話。ゴブスレさんの日常回と平行して低レベル冒険者の苦闘とか受付嬢の奮闘とかいろいろ詰め込み気味? しかしあの妖艶な女魔法使いのゆたーっとした喋りは何なんだ。原作でもああいう記述になってるんだろうか。コメントでは相変わらず原作組がいろいろつぶやいてくれるのですが、低レベル冒険者にもいろいろ苦労があったりとか、その他いろいろやっぱり原作では殺伐としてるみたい。エピソードの取捨選択もいろいろ議論されてますがよく解らんのが残念。
「ウザメイド」4話。お嬢様の友達がやってきた!尊い!
「グリッドマン」3話。サブタイトル通りの敗北から復活しての大立ち回りがアツすぎた。ガッツンガッツンドッカンドッカンなパワー系巨体のぶつかり合いで、心が震えます。なんか違う気がするけど映画「300」での血がたぎる感じというか、そういう何かを刺激されるような熱があった。人間アクションも、キャリバーさんの動きとかが激しくてこれはトリガーの持ち味といったやつなんですかね。敗北からの「待機状態」とか、アンチ君がやられた後の態度とか、システム的にどうなってるのかいろいろ謎も深まる。妙に増えたメンツも謎だらけだし。しかし毎回本当に面白い。
新旧主題歌をOxTが歌ってる映像が出てた。なかなかアツい。CD欲しくなった。旧作のほうが最終回あたりで使われたら大変なことになりそうね。そしていつの間にかアルバム出してたのね。ついでにオクトと読むらしいのを初めて知る。
あと今Amazonアフィリエイトを貼ろうとしたら、BD1巻のAmazon特典付きが無くて通常版しか無いみたい。すごい人気なんですかね。
「SAO」3話。ようやく話が動きそうなところまで来た…のかな。ちょっと物足りない感じがしてしまうのは、他に動きの激しいアニメが多いせいか。終盤にゴブリンがいっぱい出てきてニコニコ観衆がざわめく。コレといい「転スラ」といい、あちこちでゴブリンが目立つ。
BDは3話ずつ収録で今のところ8巻まで予定されてるのね。24話2クールの前半で一応区切るのかな。
「ゴブスレ」4話。強そうな(実際戦闘力は高いのだろうけど)3人組だけど、特にエルフの人は凄惨な現場にはあまり踏み込んで来なかったのだろうかという感じに。それとか戦闘中に呪文やら掛け合いやらでやたら時間使うように見えて、1話のアレみたいに瞬時の油断が命取りみたいな緊迫感が薄いのも気になった。それなりに場数を踏んで来た人たちでは同じようにやってるようでもそもそもの段取りや心構えが違うから余裕に見えるということなのかもしれないけど。神官ちゃんは悠長に防御魔法を詠唱してるように見えるけど、しっかり間合いやタイミングを見てるのよ的な。ついでに固有名じゃなく職業名で呼ぶ掲示板発祥のスタイルを踏襲しているので、神官ちゃんがいちいち「ゴブリンスレイヤーさん!」と呼びかけるのもやや興醒めではある。作画の質は安定して高かったと思うけど、上述の要因で戦闘の緊張感がいまいち薄かったのは残念な気もした。1話が衝撃のピークだと聞いたような気もするので、そういう意味では身構えないで済むのであれば助かるかもしれない。油断はできないけど。まあ何事も最初のインパクトが強ければ以降に同じようなことされても印象は薄くなってしまうものではありますが。
ニコニコでは「勇者パーティは別行動で無双してる」的なコメントもあって、そういう舞台裏(むしろこっちが裏かもしれない)とか各キャラの背景とか、いろんなことを知るために原作に手を出すのも有りかなあと思わなくも無い。
そして「ウザメイド」3話。ウザいんだけど何でしょうね、殺伐としてたりテンション上がったりするアニメをいろいろ見た後のせいか妙に安心感、清涼感すら感じられるような。作画の高品質安定ぶりも良いです。OPEDのテンポ良い掛け合いもだんだん気持ちよくなってきた。
「SAO」2話。わりとゆったりじっくり世界を描いている印象? それでもしっかり魅せるところは流石の貫禄といったところでしょうか。1話はもっと話がいろいろ詰め込まれていた気が…って1時間SPやってたんだなそういえば。それにしてもOPもなかなか良いのですが、冒頭の幼い3人が駆ける描写は何度見ても泣ける。原作文庫本でカラーイラストで見たときはスローモーションなイメージだったけど、映像だとたったかたったか元気に走ってる感じで、それがまたノスタルジックなのよね。アリスがちょっとコケるのもポイント高い。OPはこれから出てくるキャラたちが次々に顔を出すのだけど、なかなか出番が回ってこない人も多々いそうではあるけど…前半で2クールやるにしても、半分でOP入れ替えたりしないのかな。前半の前半、1クールぶんだけで全員出てくるんだろうか?
「グリッドマン」2話。謎が広がる不気味感、そして熱い熱い重量級ヒーロー演出。相変わらず作画クオリティも高くて目が離せない感じ。いかにもウルトラマンな登場シーンとか、武器を構える「サンライズ立ち」とか、そして心燃える必殺技とか。そうだ俺はコレを求めていたんだ!感がすごい。あちこちにもともと児童向け発の演出があるけど、敵方の無邪気さが怖いところとかそういった面は児童当時に見ても理解できそうにないし、なんとも大人向けというか「かつて子供だった大人向け」な感じですね。子供が見たら怪獣バトルとかで楽しめるものなのかな。海外でいまひとつ受けが良くないというのも、ウルトラマンとかの怪獣モノの素養が無いと楽しめないのかもしれない。
元気いっぱいな感じのOPも映像がついて良いのだけど、女性ボーカルで意味深そうな映像を見せるEDもなかなかですね。「過去なのか未来なのか妄想なのか」というコメントが付いていたけど、たしかにいろいろ考えさせる感じで私は「けもフレ」EDを思い出しました。あとOPではなんかいろんなメカが出てきてAmazonではそれらの玩具も発売予定みたいなんだけど、巨大ロボにでもなりそうな形状なんですがコレどうなるんだろう。ってOPではなんか無骨なパワードスーツみたいな感じになってるような??
「ゴブスレ」3話、強そうな3人組が依頼を持ってきてゴブスレさんと神官ちゃんが出かける展開。本格的な戦闘は次回のようです。今回ほとんど戦闘も無く、ギルド内での会話や出かけてからのキャンプ会話でしたけど、皆の来歴をちょっと伺わせる感じでした。相変わらず妙にヒヤヒヤさせてくれるのだけど、ラノベ系の軽い会話もあったりして。今回出てきたパーティってOPにも顔を出しているのだけど今後レギュラー化するのかな。
アリシゼーション編、始まりました。4クール行くらしいけど、とりあえず前半2クール分は原作を読んでいる…と思う。それで最後にOP曲らしい歌とともに今後出てくるであろうキャラがいろいろ出てきましたが、だいたい把握してるんじゃないかという気がする。それにしてもアリスの美しさが切なく辛い。原作では、カラーイラストページを文庫途中のページに挟んでまでアリシゼーション編の開始を見開きで告げてたのだけど、そのイラストが夕暮れを歩く幼い3人だったりするのだ。アリスの金髪が夕日に輝くきらめきを惜しげもなく振りまきながら、とかいったノスタルジックで美しく切ない風景が描写されてた。OP映像の冒頭がそれっぽい感じではあったけど。長い冒険の始まりですが、ひとまず後半も把握できるように原作を読んでおくか。今回の部分も読んでなかったらしっかり理解できてなさそうだし。主人公がまともに苦労する話は「なろう」系のゆるーい話に慣れきった身には辛かったりもするが。
そしてゴブリンスレイヤー2話。「女の子が出てくるたびにヒヤヒヤして辛い」なんてコメントがあったけど、同感で辛い。けど前回のようなショッキングなシーンは控えめではあった。来歴や現在の環境を淡々と語ってる感じではあるけど、こういうのも原作を読んでればもっと理解できるのかもなあ。コミック版や外伝コミックはむしろ原作よりもキツイ場面を強調しがちという話も聞きますが。
ようやく観ましたSAO劇場版。上映からはだいぶ時間も経ってますし、ネタバレ有りでいきます。
コメンタリーも一通り聞いたのだけど、監督や原作者の川原氏によると当初のプロットとしてはARは無かったらしい。しかしだんだん入ってきて、しかし当時セカイカメラはあったけどもう古い感じにならないかと危惧している間にポケモンGOが大流行して、世間のARに対するイメージがすっかり定着してしまったとか。もともとVRとして展開されていた世界をARにするということで、双方の特徴がいろいろ際立つ形になってますね。実際に肉体を使ってのプレイになるのでリアル運動能力が反映されてしまうのも面白い。なのでリーファなんかは大活躍するんじゃないかとかいう話も出てました。でもリアルな肉体と空間を使うだけに、高揚した状態で関係無い一般市民に攻撃を仕掛けてしまったりするんじゃないかって懸念も。その方向についても監督がちらりと触れてはいましたが。あとシステム的にも、武器攻撃判定はいいとしてこちらが食らうダメージの判定は、肉体の位置をそれなりに把握できてないと駄目ですよね。それはどうやるんだろうというのは気になった。現状だとようやく外部センサー無しでHMDの位置把握ができるようになったぐらいだけど、まあ未来にはHMDあるいはメガネ端末から四肢をキャプチャぐらいできるようになってるのかな。
そしてストーリー、敵側の思惑とかそれに至る経緯とかも出てくるのだけど、最終的に陰謀を打ち砕かれた敵側の姿が何とも切ない。そして上映直後にフィルムプレゼントの内容が凄いネタバレになってた件、アスナにユウキが手を添えて攻撃している絵柄でした。ユウキが出るのか、そりゃーテンション上がるわーと思い、ゲームだとユウキやサチといった死亡キャラがわりと普通に出てたりするのでなんかその系統なのかなと思いきや、ラスボスバトルの最後の最後でした。しかもそこまでオールスターキャストな状態で作画もスピードから密度からものすごいことになっていて、テンション上がりきったところでアスナが自己の最大最強の技として「マザーズロザリオ」を放ち、その攻撃に手を添えるイメージで伝授したユウキの姿が映し出されるという流れでした。声もないしあくまでアスナの心象風景といった感じで違和感も無く。そしてその直後にキリトが大技でとどめを刺すという、もう最後はテンション上がりまくりで涙腺暴走しまくり、わけわからんほどの大感激になっちゃってました。
正直序盤のバトルやストーリー展開はいささかだるい感じもあったりはしたのだけど、ラストバトルの盛り上がりには大満足。ARだからユイも普通に存在できて、相変わらずのチートサポートキャラとして大活躍してたのは好感。そして個人的に好きな「森の家」も重要な要素として出てきたり。あとシノンがSAOサバイバーでないという存在感を出していたのも面白かった。アスナの「乳首解禁」も話題になりましたが、それ以外にもリーファらの乳揺れが目立ってたような気もしたけど、劇場版サービスってところ? まあもともとアスナは版権画像とかでも妙にそっち方面に積極的に活用されてる感はありますわね。
そして最後、スタッフロールの後に、次章「アリシゼーション」編へのつながりを示唆して終わる。TVだったら何クールやるんでしょうねコレ。やっぱり原作読んでおいたほうがいいかなあ…