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2017/10/29

SAO オーディナル・スケール(ネタバレ有り)

カテゴリー: アニメ, 映画 — タグ: — chaba @ 20:17

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ようやく観ましたSAO劇場版。上映からはだいぶ時間も経ってますし、ネタバレ有りでいきます。

コメンタリーも一通り聞いたのだけど、監督や原作者の川原氏によると当初のプロットとしてはARは無かったらしい。しかしだんだん入ってきて、しかし当時セカイカメラはあったけどもう古い感じにならないかと危惧している間にポケモンGOが大流行して、世間のARに対するイメージがすっかり定着してしまったとか。もともとVRとして展開されていた世界をARにするということで、双方の特徴がいろいろ際立つ形になってますね。実際に肉体を使ってのプレイになるのでリアル運動能力が反映されてしまうのも面白い。なのでリーファなんかは大活躍するんじゃないかとかいう話も出てました。でもリアルな肉体と空間を使うだけに、高揚した状態で関係無い一般市民に攻撃を仕掛けてしまったりするんじゃないかって懸念も。その方向についても監督がちらりと触れてはいましたが。あとシステム的にも、武器攻撃判定はいいとしてこちらが食らうダメージの判定は、肉体の位置をそれなりに把握できてないと駄目ですよね。それはどうやるんだろうというのは気になった。現状だとようやく外部センサー無しでHMDの位置把握ができるようになったぐらいだけど、まあ未来にはHMDあるいはメガネ端末から四肢をキャプチャぐらいできるようになってるのかな。

そしてストーリー、敵側の思惑とかそれに至る経緯とかも出てくるのだけど、最終的に陰謀を打ち砕かれた敵側の姿が何とも切ない。そして上映直後にフィルムプレゼントの内容が凄いネタバレになってた件、アスナにユウキが手を添えて攻撃している絵柄でした。ユウキが出るのか、そりゃーテンション上がるわーと思い、ゲームだとユウキやサチといった死亡キャラがわりと普通に出てたりするのでなんかその系統なのかなと思いきや、ラスボスバトルの最後の最後でした。しかもそこまでオールスターキャストな状態で作画もスピードから密度からものすごいことになっていて、テンション上がりきったところでアスナが自己の最大最強の技として「マザーズロザリオ」を放ち、その攻撃に手を添えるイメージで伝授したユウキの姿が映し出されるという流れでした。声もないしあくまでアスナの心象風景といった感じで違和感も無く。そしてその直後にキリトが大技でとどめを刺すという、もう最後はテンション上がりまくりで涙腺暴走しまくり、わけわからんほどの大感激になっちゃってました。

正直序盤のバトルやストーリー展開はいささかだるい感じもあったりはしたのだけど、ラストバトルの盛り上がりには大満足。ARだからユイも普通に存在できて、相変わらずのチートサポートキャラとして大活躍してたのは好感。そして個人的に好きな「森の家」も重要な要素として出てきたり。あとシノンがSAOサバイバーでないという存在感を出していたのも面白かった。アスナの「乳首解禁」も話題になりましたが、それ以外にもリーファらの乳揺れが目立ってたような気もしたけど、劇場版サービスってところ? まあもともとアスナは版権画像とかでも妙にそっち方面に積極的に活用されてる感はありますわね。

そして最後、スタッフロールの後に、次章「アリシゼーション」編へのつながりを示唆して終わる。TVだったら何クールやるんでしょうねコレ。やっぱり原作読んでおいたほうがいいかなあ…

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