「大正オトメ御伽話」1話。名家?な実家から事故による負傷で役立たず認定されて山奥の家に放逐、とりあえず生活だけは面倒見てやると若い嫁を宛がわれる。自暴自棄になって世を倦んでいる少年が、しかし生活全部見て貰っている甘ったれぶりになかなか共感はできないのだけど、親の借金の代わりに買われて来た嫁こと夕月の献身ぶりになんだか癒やされる。「大正の仙狐さん」なんてコメントが付くぐらいの世話焼きぶり。塞ぎ込みがちな主人公も含め時折コミカルな表情になったりするので、各人の来歴が重いわりには話がさほど重苦しくない。
「境界戦機」2話。人質の対処は上手いなと思ったけど、戦闘時に妙な間が空きがちで早く逃げろとかさっさと追撃しろとか突っ込みたくなってしまう。けどまあそのへんはお約束ってやつなのかなあと。
せっかくだからとOculusQuestを引っ張り出してVRChatしてみることにした。無事起動はしたものの、メニューがまともに出ないなどなんだか表示がおかしい。どうやらWiFiが接続できてない様子だったので繋ぎ直し、ついでにスマホアプリからの接続もやり直してみたらなんかアップデートが始まったりしてた。そういうゴタゴタを経てようやくVRChatをインストール、しかし「最新のOSじゃないとダメ」とか言われて、アップデートは自動でされるみたいだからとそれを待つ。…だいぶ待ったけどその状態から一向に動く気配がない。で調べてみたらメニューから手動でアップデートを選ぶこともできて、そこから再起動待ちな状態だったことを知る。それで再起動したらアップデートも完了したみたいで無事にVRChatも起動しました。…そしてログイン、まあ従来のVRゲームとあまり変わらない感じかなーとか思ってましたが、マイルームの鏡の前で「萌えキャラ」なアバターを動かしてみたら世界が変わった。腕や頭の動きをかなり高速に追従してくれるので、いわゆるプレゼンスってやつですか、実在感みたいなのが半端ないです。よよいのよい、とか軽くダンス的な動きをしてみるだけでやたらと楽しい。何だコレ。指先の開閉もボタンで可能だけどコレはちょっとレスポンス良くないのかな。ともかくコレが「バ実肉」の魔力かと思い知ってしまいました。ロボとか動物系みたいな性別不明なやつでも動きは面白いんだけど、萌えキャラでやったときの衝撃がなんか凄かった。そしてコレでコミュニケーションとるならボイスチェンジャーあった方が良いんじゃないかとも思うけど、萌えキャラで複数集まって会話してる動画とか見るけどアレみなさんどうやってるんですかね? Questの処理能力じゃボイス変換まで余裕ないだろうし、PC接続型のVR機でWindowsにボイスチェンジャーさせればいけるのかな。かつて初代「PSO」でボイスチェンジャーが実装されたことがあったけど、アレってXbox360版でしたっけ? ともかく当時はまだまだ性能が足りてない感じで、宇宙人ボイスになるのがせいぜいで綺麗に聞こえるモノではなかったですね。
とりあえずはいろいろ新感覚を得たりいろいろ考えたりした体験でした。そして本格的にやるなら独自アバターが要るという指向も身に染みて理解できてしまった。あとQuest装着状態だとスクリーンショットとか動画記録とか撮れないのも辛い。VIVEとかのPC接続機だったらもっといろいろできるんですかね。そうなったらまずPCから強化せなあかんし、そもそもPCとかグラフィックカードが入手困難な昨今なんじゃなかったっけか。ぐぬぬ。ってとりあえずミラーリングすれば外部には出せるのか? ボイスチェンジャーについても、QuestでなければVOICEMODとかでいけるんだろうか? こういう基本的なことをまずいろいろ把握しないとだなー。…なんかQuestでボイスチェンジャーやるノウハウまで出てきた。新しい世界に踏み込むといろんな情報が次々に出てきて楽しいですが、溺れてしまわないように少しずつ把握していきたい。