AppStore提出祝い、みたいな言い訳をしつつ買ってみました「光の4戦士」。
独特のグラフィック、動くとやはり魅力ありますねえ。DSのローポリを逆手にとって簡略化した画像で他にない個性を構築しています。RPGとしての構成はスタンダードというか特に迷わず遊べる感じで、しかし語り口がえらく淡泊な印象を受けます。あまりいろいろ語り尽くさずに行間を読め的な。
母親に起こされるところから始まって大人の仲間入りの挨拶をしに王様に謁見、という王道中の王道すぎて誰もやらないようなことを敢えてやるところが素敵。で行ってみたらお姫様がさわられていて、救出に向かうわけです。行った先には既に王国軍兵がいるのだけど、壊滅状態。そんな中を平気な顔で闘い進む少年ってどうなのと思ったりもしますが、超王道においてそれは言わないお約束か。まだ戦い慣れてもいないはずなのに次々に問題解決していくのはどうなのとか。
特徴的なのはジョブシステム的なクラウンシステム。あと戦闘時にターゲットを選べないことも独特です。普通だと「たたかう」の後に敵のどれを狙うか決めるんですが、今作の場合それが無し。回復もそうなのですが、だいたいそう外れない感じはします。
語り口の淡泊さが全体の引っ張りの弱さに繋がってる気もするのがちと心配。あまり先が気にならないというか…
Wii「罪と罰」も迷ったんだけど店頭で見たら意外と高かったのでとりあえずコレだけにしたのは余談。やっぱり難しそうだしなあ。