「SAO」24話。アリシゼーション前半最終回、続きは半年後。悲壮な流れのなかでキリトがアインクラッド時代の衣装を身にまとい二刀流が復活するというなかなかに熱い展開。そして最後の大炎上カットはなんかわけわからん凄さのなかであっけなく。さらにそこから後半に繋がる、外の世界での出来事を挟んで大層気になる引きを持って終わる。後半もちょっと原作読んだところではなかなかに悪辣な適役が出てきますが、頑張って読んでおいたほうがよさそうだな。原作を読んだのとアニメとではいろいろ印象が違うところもありますが、ここまで作画も演出も高品質を保っていたのは流石といったところか。
「コトブキ」12話はやっぱりニコニコでは無料になってなかったのでAmazonプライムにて。最終回もとにかく空戦てんこ盛りでした。しかも市街戦、大量の戦闘機がビル街の中を飛び回ったり橋脚をくぐりまくったりとCGじゃなきゃ絶対無理な描画が多数で圧倒されまくり。これ劇場や大画面で観たらド迫力だろうなといった印象。これまで出てきた敵味方のキャラが総出演してやたらと賑やかなバトルでした。そして敵の親玉だけが行方不明な感じで主要人物はだいたい生き残っている模様。
全体としては空戦の描写は凄かったけど、キャラやストーリーの魅力がちと弱かったかなといった印象。無駄にドタバタすることが多くて、最後の方でようやくこういったガチャガチャ感に慣れてきたぐらいで当初はどうにも見づらい感が否めなかったし。あとキャラのCGと手書きの混在もどうにも違和感があった。コクピット内に座っている構図はいいのだけど、地上でCGキャラと手書きキャラが絡むシーンはどうにも。BDは各6話収録の上下巻で1話2000円ちょっと程度なのでわりとお安めかもしれない。資料とかコメンタリーとかに触れればもっと理解が深まるのかもですが。制作側もファンも「ガルパン」並の盛り上がりを期待したけどなかなかそこまでは至らなかったか。