chaba log2

2014/11/23

Unity + LEAP motion

カテゴリー: ゲーム, ツール, 開発 — タグ: , — chaba @ 16:11

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LEAP motion、いわゆるフリスクケースぐらいの大きさで、センサーで手先の動きを取り込める機器です。だいぶ前に入手してはいたのだけど、ちょっとデモ見たぐらいで放置してました。unityづいている最近、コレもunityから使えるらしいということで試してみた。

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使ったのは「日経ソフトウェア」2014/12の記事です。先月号ですね。とりあえずAssetStoreから落としたオッサンをunity内に配置、添付のモーションを付けたりスクリプト書いたりする。

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でLEAPが使える状態で動かしてみると、自分の「手」が画面内に登場します。ここでは左手をかざしており、ロボっぽい手になってますけど、いろんなスキン?が選択も可能。リアルな肌の手も、白人やら黒人やらいろいろです。もっとワイヤーフレームなCG然としたものも。

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これを画面外から見るとこんな感じに。今度は右手。なんだかホラー映画みたいな構図になっちゃってますが。このデモでは、オッサンに設定した感知範囲に手が触れるとジャンプするという内容で利用法のサンプルを示す形です。

確かにいろいろ使い道はありそうなのだけど、いまいちまだ正確ではない感じも。あとセンサーの感知範囲がさほど広くないし、指先を正確に取り込まれるには手のひらをセンサーと平行にしたほうがよさげだったりとか、入力そのものにちょっとコツもある感じです。それにPCのスペックも結構要求するようで、すぐにファンが爆音を鳴り響かせたりとか。ハイパワーなPCだったらもっと細かく正確に取ってくれるのかもしれませんが。
DurovisDiveとかのヘッドマウント系をやってるとタッチ操作できないから一つの解決策としてLEAPもアリかと思ったりもしたけど、考えてみたらLEAP自体がPC接続前提ですものね。OculusRiftがLEAP対応するというけど、アレもそもそもPC接続が前提ですし。その環境でUnityにも対応しているようだけど、ここで使えるのはUnityPro、すなわち有料版のみです。将来的にはFree版にも対応するとかなんとかですが。
とか思ってたら、LEAPのメルマガでなんかandroid対応機器?のKickstarterが紹介されていて、メルマガ内でもLEAPのandroid対応がアルファテスト段階だとかなんとか言ってるような気もする。非力なモバイルでどの程度動かせるんですかね。いずれにせよ、採用するならあまり細かい検知はできない前提でってところでしょうか。

とりあえず、上記サンプルと同じ号の日経ソフトウェアでunity-chanのゲームサンプルもあったりして、なかなか勉強になってます。

2013/09/15

LEAP MOTION 使ってみた

カテゴリー: ツール, 開発 — タグ: — chaba @ 13:57

先日のKAGOMUG定例会以来気になっていたLEAP MOTION、入手して使ってみました。直販でも1万ちょっとで買えるみたいだけど個人輸入っていつ届くのか解らないので、amazonで業者から12000ぐらいで買ってみました。出てすぐは16000円を超えていた気がするけど。

leap0

とりあえずそのパッケージがやたらとApple製品っぽいところが印象的。大きさはフリスクサイズと言われる程度で小さいです。これで卓上空間の手の動きを認識します。USBケーブルが長短2本同梱だったのはちょっと嬉しい。
公式サイトからアプリケーションをDLしてセットアップするとまずOrientationというアプリが立ち上がり、もやもやした空間に手をかざすことで風が吹くような効果を見せたりできます。その後にAirspaceというランチャーみたいな管理アプリを使います。このあたりはこの記事が詳しいかも。

そして開発環境も無償で公開されており、Mac/Windowsのそれぞれに出ているようです。ここここを参考にXcodeで環境をセットアップ、とりあえずサンプルプログラムを動かすまでは至りました。

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縮小してるのでよく解らんかとは思いますが、手を動かしたときにざざーっとログが流れます。手の数と指の数(5本認識できないことも多い)とかいろいろ出てる。手も4本とか認識できるらしいので、うまくやると複数人数の手を使った何かもできるのかもしれません。

たとえば指先で描いた図形でコマンドとか何かできないかと考えたけど、図形認識とかは自前でやらないといけないでしょうな。スクリーンタップとかいくつかのモーションは定義されているからそれらを入力のとっかかりにするにしても、その先は自力で。たとえば指定された紋章を描いて撃ち合うような中二病バトルみたいなのを妄想してみたけどなかなか難しそうだ。
ちょっと気づいたのは、フリスクサイズのセンサーなのでそこから放射状に感知しているのであろうから、手のひらを両手で八の字というか山形に構えると5本指を認識しやすいっぽいですね。水平とか垂直だといまいち安定して5本指を認識してくれない印象。指を揃えているとなおさら。要はセンサーに手のひらの面積を大きく取ってみせるような形が認識しやすそう。
ついでにMacがものすごく熱を持ってファンが大回転してたのも気になった。なんか変なノイズでも出ているのかと思ったらファンの音だった。やはりそれなりの負荷がかかってるようで、コレだとAirで動かすのは厳しいですかね。

2012/05/22

Leap Motion

カテゴリー: ツール, 開発 — タグ: — chaba @ 12:57

http://www.ikedahayato.com/?p=9608

なんかすごいのが出てた。Leap Motion、Kinectの指先版といった感じです。USBで接続すると2.5立方メートルの空間を認識するらしい。かなり精度も高めっぽい。Kinectだと日本の住宅事情的に厳しい感じだけど、これだとデスクトップ上で展開できるから日本人の出番という感じもする。ていうかSDKも公開されてるっていうから何が出てくるかワクワクですよ。しかもわりと安いらしい。

ITmediaにも記事出てた。今年の12月か来年の1月に発売、$69.99らしい。MacとWin7に対応。欲しい! 日本でも普通に買えるのかな。記事からリンクしてるけど、対応アプリを開発してくれる開発者に端末とSDKを無料配布するんだとか。

追記:LeapMotionは会社名で、製品名としてはLEAPなの?

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