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2020/03/28

リアデイル & 航宙軍士官

リアデイルの大地にて」漫画1巻と、「航宙軍士官、冒険者になる」漫画2巻が出ていたので読みました。両方とも「なろう」発のチートもののコミカライズで、前者はファンタジーVRMMORPGがリアルになっちゃった系、後者はSFの装備でファンタジー世界に降り立っちゃった系です。前者は連載時に井戸マシンがなかなかに突拍子も無い描写をしているのが突っ込まれていて、単行本になって修正されていたけどやっぱりちょっとおかしい。まあでもほのぼのチートな話には影響しないし絵柄も好きだしSDキャラがやたらめったら可愛いので好きです。後者は順調に進行しているのですが、web連載のほうが停滞気味なのがちょっと気がかり。「リアデイル」のほうはwebでは完結していて、舞台を移した続編も書かれているけどこちらはいわゆるエタってる状態でしょうか。作者氏もwebでは別作品を連載してるし。
最近この「航宙軍士官」のようなSFが入ったチートものがちょっと気になっていて、「目覚めたら最強装備と宇宙船持ちだったので、一戸建て目指して傭兵として自由に生きたい」とか「ファンタジー世界に宇宙要塞でやって来ました」とかがお気に入りです。前者は連載継続中ですが「Elite Dangerous」みたいな宇宙傭兵ゲームの世界に入っちゃった系、後者も同じくゲーム内で宇宙要塞を持ってたらリアルになっちゃう系ですがファンタジー世界に行っちゃうところは「航宙軍士官」に近いかもしれない。元ネタにしたゲームがあるとすれば何でしょう、「EVE ONLINE」とかだと要塞を持てるのかな。要塞とともに120体の女性型アンドロイドを伴って無双するのだけど、残念ながら200話ちょっとで長期休載中。しかし同じ作者が書いている「戦国時代に宇宙要塞でやって来ました」は、同じ宇宙要塞とアンドロイドたちを伴って戦国時代に来てしまうという話。宇宙要塞では自給自足できるけど、せっかくだから織田信長を見に行ってみようぜーと上陸してみたら意気投合してともに戦国を戦うという流れに。これがまた面白くて困るぐらい。今大河ドラマでもちょうど同じ時代だし、歴史上の人物とか当時の社会情勢とかいろいろ細かく描かれているから非常に面白いです。現在800話近くあって連載継続中、ようやく半分ぐらい読んだけど先が気になって仕方ない。織田信長には出会えたけどまだその父の信秀の時代で、主人公が加担することで尾張がどんどん力を付けていく課程が小気味良いです。コレが面白すぎるので上記の漫画も買ったままなかなか読めずにいたぐらい。コレも書籍版は出ているようですがまだ手を付けてない。コミカライズも出て欲しいな。欲を言えば「航宙軍士官」「宇宙一戸建て」のコミカライズ担当氏のようにSF描写をきっちりできる(宇宙船や銃器とかが綺麗に描ける)方にお願いしたい。

2020/02/11

「精霊生活」漫画20話

カテゴリー: 漫画 — タグ: , — chaba @ 19:15

公開されてた。土地がこなれてきたので森を作るための種まきを、ちびっこ精霊総動員で行う。なのでタマモが大活躍なのはもちろん、ちびっこ精霊たちが可愛く活躍してて楽しいです。種まきについていろいろ真剣に検討するタマモを、他のベルたちが眉間にシワ寄せて気持ちだけ参加してるのがおかしいw こいつらに早くフレアも加わって欲しいけど先は長いな…

2019/11/26

目覚めたら(以下略)漫画版

目覚めたら最強装備と宇宙船持ちだったので、一戸建て目指して傭兵として自由に生きたい」の漫画版が始まってた。「ご主人サバ」と同じ作者による作で、前者は「Elite Dangerous」的な宇宙SFゲームをベースにしていて、後者は「マインクラフト」などのファンタジークラフトゲームをベースにした感じの世界でチートな大活躍をする話です。今回始まった前者は、宇宙戦闘がしっかり描かれているのが嬉しい。書籍版も月末に3巻が出るそうな。同じSF系として「航宙軍士官、冒険者になる」も好きなんだけど、こちらはweb連載がどうにも滞りがち。
ちなみに同じ作者の「29歳独身は異世界で自由に生きた…かった。」もあって、普通の?ファンタジー世界でチートする話です。こちらは既に完結していて、書籍も10巻まで出ていて先日読み終えました。10巻完結まで出ていたってことはそれなりにセールスもあったってことなんじゃないですかね。文章も軽妙だし私はなかなか好きです。

2019/10/10

精霊生活17話 & 異世界のんびり農家6巻

「精霊生活」コミック17話が公開されてました。ドリーが連れてきた子狐にタマモと命名して契約に至る。妖弧でなく善弧となる願いを込めて。そのモフモフに既存精霊達も夢中に。野菜収穫も間近に控え、さらなる土壌改良のためにいよいよシルフィと契約することに? タマモも加わって精霊が出そろってきたけど、あと残るイフ&フレアはまただいぶ先ですよねえ…
狐獣人とか子狐もこの手の話では定番ですかね。まあ犬猫狼あたりが最もメジャーでその次ぐらいに出てくる感じでしょうか。「異世界のんびり農家」6巻でもヨウコ&ヒトエの九尾狐親子が出てきて、だいたいイメージ通りのイラストが出てきてなんだか嬉しかった。子猫たちと戯れるヒトエを漫画で早く見たい。こちらの作では村の発展とともに村長がどんどん子供も作るので、正直web版では誰が誰の子なのかいまいち把握してなかったけど、書籍版でゆっくり読んでくるととりあえずアルフレートとティゼルは覚えた気がする。村長、嫁たくさん子だくさんだけど、それぞれの子を気にかけて大事にしてるんですよね。猫の子が産まれたらそっちを可愛がってるとか言われたりもするけど。いつの間にか村に紛れていたウルザも我が子として大事にしてるし。そういえばウルザって書籍版ではもう出てきてるんだっけ? どうもビジュアルの印象が無い。ってヒトエの登場シーンに出てたわ。とにかく元気が有り余っている暴れん坊の女の子というイメージだけど外観出たっけな?

2019/09/13

精霊生活16話 & ご主人サバ

危なくうっかり見逃すところだった、「精霊生活」漫画版16話公開されてました。裕太達が植えた植物が発芽したことでシルフィがドリーを呼び込み、そしてドリーが連れてきたモフモフな子狐も登場。まだ契約してないので名前はついてないけど、場面の萌え度を向上してくれそうなモフモフです。

あと同じく「なろう」系で最近読んでいるのが「ご主人様とゆく異世界サバイバル!」。「宇宙一戸建て」と同じ作者によるもので、あちらは「Elite Dangerous」をベースにしているようですがこちらは「マインクラフト」などのクラフト系サバイバルゲームをベースにしている印象。石ブロックとか土ブロックとかを出すあたりはそのままですわね。あるいはインベントリに取り込んでクラフトするあたりとかも。いろいろ作って集落を発展させるあたりは「DQビルダー」的かもしれない。両作に共通するのはその独特のコミカルな語り口で、ネットスラングもわりと頻繁に出てくるし基本軽い調子で進みます。ただ敵対する相手には容赦ないあたりも共通してるかも。ついでに押しかけ女房的にハーレムがどんどん拡大していくのも共通…ていうか「一戸建て」のほうは少ないけど「ご主人サバ(作者がそう略称してた)」のほうは既に2桁行ってますな。嫁達にがっちりホールドされて寝室に連行されたりといったオチがわりと頻繁に出てくる気がする。
主人公が迷い込まされたのは人間が亜人を激しく差別している地で、その亜人側に降り立っていきなりニンゲン死ね!的な暴力的な対応を受けたりする。しかし自身の有用性を示したり相互理解を深めていくことで徐々に立場を得て行く…といった流れ。とにかくいろんな種族が出てきて、外観も性格も個性的で楽しいです。エルフとかハーピーとか単眼種とかドラゴンとかいろいろ。その中で主人公がチートな能力で活躍する様子がなかなか痛快だったりします。女性陣にはめっちゃ尻に敷かれてるけど。書籍版も2巻まで出ていて、イラストもなかなか綺麗だと思います。
コレからの流れでそういえば「マインクラフト」まともにプレイしたことないなと思って、Steamを見たけど無いのですね。そういえばMSに買収されたんだと思ってMSストアを覗いたら無料体験版とかいろいろあったのでとりあえず体験版を入れてみた。コレやってみてからいろんなバージョンに進んでね!とか書いてたので。

2019/09/03

陰の実力者になりたくて!

カテゴリー: 読書 — タグ: , — chaba @ 16:26

陰の実力者になりたくて!」とりあえずweb版掲載分は読んだ。先日の「ラノベ総選挙2019」でトップになってた作ですね。書籍と漫画の1巻も買ってみた。書籍は3巻まで出ているけど、3巻あたりからweb版とは話が変わるらしい。
タイトル通りに主人公が「陰の実力者」を目指す話です。英雄の活躍を裏からこっそりフォローするとかいった陰の立場に前世から憧れていて、いろいろ鍛えたり研究したりしたんだけどなかなか思うような境地に到達できなくてだんだん狂気じみていって、最終的にはトラックに突っ込んで死亡、そして魔法のある世界に転生する。転生したら前世そのままの調子で幼い頃から鍛錬と研究を重ね、しかし表だっては目立たないようにして超人的な戦闘能力を身につける。しかし中身は中二病のまま。同士を集めて「陰の実力者」ごっこを楽しんでいるつもりだが、周囲は敵も味方もシリアスな戦いになっていくという展開。本人は全然解ってないけど解ったフリをしてるだけで部下達が「凄い」「素晴らしい」と褒め称えるのは「オーバーロード」ぽいところもあるけど、アインズ様と違うのはこちらの主人公はいまいち現実を把握してないっぽいあたりか。今後どうなるんでしょうね。書籍版だと展開が異なるというのも気になるところ。最近「なろう」を読んでいてもどうにも読みづらい作(文意が把握できなかったり用語の使い方がおかしかったり)に出くわすことが多くて困ることもあるのですが、コレは読みやすく面白いです。

2019/08/28

ラノベ総選挙2019

【次ヒットする作品はこれだ!】新作ラノベ総選挙2019の結果発表! 1位は 「真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました」

「ラノベ総選挙」とかあったらしい。表題にもなってる「真の仲間じゃないと…」は「なろう」で読んだけど、最近この手の追い出され系ってしばしば見かけますね。役立たずとして追い出されたけど実はパーティ内で重要な役割を持っていて、追放後のパーティがどうにもうまくいかなくなるとかいうやつ。この作の場合は妹が勇者としてパーティにいるのだけど追放された兄を追いかけてきて、追放した側といろいろ揉めるんでしたかね。書籍版は買ってないけど、イラストの「やすも」氏は「異世界のんびり農家」も担当してたけど独特のタッチが結構好きです。このイラストで売れての首位なんじゃないかとも思う。
上記は文庫部門だけど新文芸・ブックス部門もあったようで、こちらの4位に「リアデイルの大地にて」、6位に「航宙軍士官、冒険者になる」がランクインしてた。両方とも大好きな作ですが、前者は既にいろいろ述べたので後者について。タイトル通りに宇宙軍隊の兵士が冒険者になるもので、SFとファンタジーの融合というか、ファンタジー世界で主人公がSFのテクノロジーで無双する話です。そもそも何故SFとファンタジーが出会ってしまうのかというと広い宇宙で敵性生物「バグス」に対抗してる帝国がベースにあって、辺境宇宙でまだバグスに侵略されていない・抵抗の技術が無い人類文明を探し出しては帝国に取り込んでいるという舞台背景があります。何故そんな辺境宇宙にまで人類が文明発展も無く行き渡っているのかは「太古の昔に何者かがばらまいたのではないか」とか推測が提示される程度。そんな中でバグスの拠点を探索していた宇宙艦の1つがワープ中のトラブルで未知空域に放り出され、その中で唯一生き残った主人公が墜落寸前の惑星に不時着して生き延びるための冒険を始めるという話。体内に分散したナノマシンでいろいろチートをやってくれます。普通に職業兵士なので戦闘能力が高いのはもちろん、救助したお嬢様の欠損した手足を復活させてみたり、魔法を分析して使えるようにしたりとか。コミカライズもされているのだけど、なかなか緻密なタッチでSFの艦船やファンタジーなモンスターなども描写が適切で好感あります。映像化したらなかなか見栄えしそうだし見てみたい気はあるけど、きっちり描き込まれないと悲惨なことになりそうでうかつにアニメ化とかされるのは怖い。webの原作進行も書籍化とかに注力してるのか停滞気味ですね。8/30に書籍3巻が出るそうな。こちらもとりあえず今後を期待。

2019/07/30

城落としとサバイバル

カテゴリー: 読書 — タグ: , — chaba @ 16:36

城落としとサバイバル」、web掲載分をだいたい読みました。「リアデイルの大地にて」作者によるもので、VRMMOなゲーム世界の話だけどこちらは「リアデイル」と違って普通にログアウトできます。リアル日常生活も出てくる。ただしその日常があまり普通ではない。正直なところ全貌をしっかり把握できているとは思えないのだけど、主人公は軍に所属していたり謎の義家族構成だったり。世間はなんだか不穏な感じもしてますし。まあそれでものほほんといた異世界探訪が主体なのは「リアデイル」と共通しています。
それはさておき、この主人公がゲーム内でいろいろ異質なプレイヤーとして名を馳せるのがだいたい話の主軸になっています。ソロプレイなのにペットをどんどん増やしていって、しかもそれらがスライム・アラクネ・キメラ・コカトリスという異質な構成。皆マスターである主人公を非常に慕っていて、唯一人間語を話せるアラクネのシラヒメ(雌なのです)は「オトウサマ」と呼ぶぐらい。その慕う様子は「精霊生活」のベルたちみたいで可愛いのだけど、スキンシップでは蜘蛛脚でがっちりホールドされてたりするのは見るとギョッとするかも。それでも最近読んだところではドロップアイテムのネコミミカチューシャを装備などしてて、コレは早くビジュアルを見てみたい。でも当初は白い蜘蛛の姿で、人間体が追加されるアラクネ形態になるのはしばらくしてからなのですよね。書籍化されても登場は何巻になることやら。「リアデイル」の続刊もだけどこちらの書籍化も大いに期待しております。

2019/07/10

精霊生活 漫画14話

カテゴリー: 漫画 — タグ: , — chaba @ 15:37

精霊生活」漫画版の14話が公開されてました。お使いにでかけたベル&レインを出迎えてその成果の種を植える。ひと仕事完了の祝いにと裕太が元の世界から持ち込んだ菓子を精霊達にふるまって好評を得るが、しかし酒があると聞くと目の色を変える大精霊達。今後もなにかと酒を要求されることが多くなるその原点がここにあったのね。次回で芽が出てドリーを迎えに行く展開でしょうか? その後、そろそろ人間の街に向かう頃合いかな。

2019/07/04

境界迷宮 & おっさんリメイク 2巻

境界迷宮と異界の魔術師」漫画2巻読んだ。緻密だし安定しているし、この漫画担当氏はかなりレベル高いと思う。基本シリアスな話なのだけど、時折見せるSD化とかコミカル描写も良いし。異世界しかもゲーム世界への転移ということで豊富な知識やテクニックを持つ主人公が、どんどん仲間を増やしてハーレム化したり自身や仲間を強化していったりする話です。この2巻では猫獣人シーラとラミアのイルムヒルトが登場、クール猫とゆるふわラミアという個性的なコンビです。この原作もなかなか長いのだけど、完結してるけどその後がまだ延々と続いているみたいです。実のところまだ読みきれてない。なんというかコレ、戦闘描写がものすごく長いのです。仲間が増えてくるとまずその仲間のバトルをきっちり描いて、最後に主人公がボスキャラを倒してという流れになってますがそのそれぞれが延々と続くのでちと疲れることがあるぐらい。漫画になるとそのへんがかなり読みやすくなってるかもしれない。今回初めて魔人とのバトルがあるのだけど、初めて手応えのある敵と対峙した主人公がゲーム内のテクニックを駆使して戦えるのが楽しくて仕方ないといった描写も。時折そういったバトルジャンキーな描写とか理不尽な仕打ちに怒る表情とかもあったりして、綺麗だけじゃないのも魅力かもしれない。今後もっと強い魔人も出てきてそのバトルが原作ではまた長々と描かれたりするのだけど、漫画化されることで見やすくなることを期待。

おっさんリメイク」の2巻も読んだ。comicブースト掲載分は2巻分が終わった直後みたいですね。こちらは上記の「境界迷宮」とするとわりと漫画がラフな印象。ちとデッサン狂ってるように見えることもあるし。タッチが独特で「動物のお医者さん」とかに近い気もするのだけど。まあ作風自体がお気楽チートものなのでラフなタッチでもあまり気にはならないのですけど。こちらも、真理さんに続いてレミやファルといった個性的な連中のビジュアルを早く見たい。小説版イラストではもう出てるんだけどなんか普通すぎたので…

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