「精霊達の楽園と理想の異世界生活」32話。シルフィとの契約を終えて、飛行にトライしてみる裕太。相変わらずメガネがやたらと似合うシルフィの鬼コーチを経て拠点に戻ったら寂しかったタマモの熱烈歓迎。随分長いことアンデッド狩りで停滞していた気もしますが、これでついに町にも行けるし「聖域」作りにも入るだろうしでいろいろ進行しそう。弟子たちの登場も近い?
「ウマ娘 シンデレラグレイ」2巻まで読んだ。「ウマ娘」の世界観で、オグリキャップを主人公とした物語です。アニメ本編では時折後ろの方で大量に飯食ってる程度の顔出しですが、こちらでもその健啖家ぶりはいかんなく発揮されてる。そしてひたすらマイペース。地方競馬が物語のスタートとなっていて、本編での華やかさとは一線を画したローカル感というか、一貫した泥臭さが特徴かもしれない。邪魔してくるヤンキーみたいなのがいたり、なかなか芽が出ないウマたちがいたり。さらにウィニングライブもあるのだけど、本編でのライブホールみたいなのはもちろん無くてだいぶ小規模な商店街ステージみたいな感じというか、ある種アットホームとも言えるかもしれない距離感の近さもあったりする。地方でも期待を集めるエリートウマがいて、それとのライバル感もあったりするが、なにしろマイペースなのであまり気にしてないオグリキャップ。前述のヤンキーからの嫌がらせも気にしない、それどころかレース中の妨害も気迫で払いのけてむしろファンにしちゃう底力。上述のウィニングライブで、トレーナーが「ダンス教えてなかった!」とか言ってると盆踊りを披露してみせて一同呆然という場面はオグリのマイペースぶりを示していた。
そもそも身体が弱くてろくに走れなかったけど、母の愛情あふれるケアにより走れるようになったので、走ってるだけで楽しくて満足しているというのがベース。このへんの虚弱性というのは実際そうだったんですかね。頭部の飾りも、ウマ娘やってた母が現役時代に使っていたものを譲り受けたものとなってた。そういうオグリがライバルやトレーナーらとの触れあいの中でだんだんと才能の開花とともに勝利への執着を見せていき、そして2巻では視察に来ていたシンボリルドルフに見いだされて中央へ移籍に。この移籍をめぐる各人の葛藤が実に熱かった。
とにかく泥臭くて熱い。熱さは本編そのままなんだけど、本編だと妨害ヤンキーとかいなかったものな。「ガルパン」に対する「リボンの武者」みたいな…とまではいかないかもしれないが、そのぐらい空気感が違う。これまでは地方が舞台だったけど中央に行っても同じような空気なんですかね。ともかく今後も期待。アニメ3期はコレで、なんて声もあるけど空気感違いすぎてどうなんだろうなとも思う。
「鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ」漫画1巻が出てました。あとがきに「鍛冶スロ」という略称があったので今後コレ使うか。ところで、アレ?まだ出てなかったっけ?とか思ってしまったけど、ComicWalkerでの連載をずっと見てたからですね。とりあえず1巻では書籍版1巻の半分ぐらいらしく、サーミャに続いてリケが加わるところまで。なんと言ってもサーミャが可愛い。成熟した獣人女性に見えるけど早熟なので実年齢は5歳とかじゃなかったっけ。あと漫画ならではの表現として、人物が描かれていないコマでのフキダシにデフォルメされた発言者の顔が描かれるというのがよくあるけど今作では虎獣人のサーミャがモロに虎っぽく描かれているのが可愛い。あとこのサーミャ、獣人にしてもケモ度が高めで手先足先がケモノ形状なのである。手には長いツメと肉球があって、足もそれっぽくて靴を履いてない。森で狩人やるにはそのほうがいいのかもね。後に戦闘能力の高いメンバーが続々と加わっても、狩人としてはサーミャが常に先導してるし。ともかく絵は綺麗で安定感あるので今後も楽しみにしたい作です。
「球詠」9巻。大会とか一段落して練習や練習試合とかなんだけどやっぱり面白い。絵柄に即したゆるい雰囲気が全体に満ち満ちているのが気分良いのでしょうね。野球の試合とか練習だとわりとガチにやってるように見えるのだけど、不意に脱力するコマを入れてきたりもするし。アニメ版でも、正直作画の質は必ずしも高くなかったのだけど、キャラが魅力的だったから好きだったのですよね。BD安くなってたりしないかな。
そんなゆるい今作ですが、そもそも舞台となる高校の野球部で不祥事(上級生による暴力行為?)があり、それで大会出場停止&大量退部で事実上の休部状態だったところに主人公らが入ってメンバーを揃えていくところから話が始まっています。アニメでも、最初はグラウンド整備とキャッチボールやってたなあ…とか振り返ってたりするし。それで退部から別の学校に移った生徒もいて、そういう人たちも出てくるのが今回。ゆるく見せつつ若き葛藤も見せてくれたりします。単行本だけ追ってると話を忘れそうになるんだけど、続きもどんどん見たいです。アニメ2期をやるにはまだまだエピソードが足りないようだけど。
…とか言ってたらBD3巻だけが何故か安い。何コレ?
「異世界のんびり農家」漫画7巻。天使族のキアービットが殴り込んできたという話の続きからで、既に嫁になっている天使族のティアとの仲を認めるための「試練」が村長に与えられる。しかしその試練1つ1つがあっさりクリアできてしまうのがおかしい。隣でサポートしてるグランマリアが自信満々に「大丈夫です」とグッと親指立ててるのもおかしい。その後もお馴染み武闘会だったり子だくさんだったりなどだけど、相変わらずモノローグが多い。コレはまあ、原作がそうだから仕方ないといえばそうかもしれない。もしアニメ化でもしようものならほとんど主人公のナレーションで進行しそうな勢い。とはいえ無理に普通のドラマ構成にするとそれはそれで今作独自の雰囲気を損なう気もする。
「理想のヒモ生活」漫画11巻。国内出張中だった婿殿、現地貴族と訪問中隣国貴族とのトラブルに巻き込まれて何とか片付けて帰還、愛妻に襲いかかろうとしたらその女王アウラが第2子をご懐妊してた。側室を求める周囲には見向きもせず妻一筋だったのに、またお預け状態で嬉しさとしょんぼりが同時に来る婿殿。女王出産の準備がいろいろ動き出す中で、婿殿は新たな長期出張の予感。それにしてもヒモと言いつつ働きまくっている婿殿。女王の名代としてあちこちに出回り、営業マン経験を活かして政治的対応も無難にこなす有能ぶり。転移前の文明利器や知識もいろいろ持ち込んで活用してるし、何より女王への忠誠心も高いしで他に替えの効かないなかなかの働きぶりは全然ヒモじゃない。
今作はweb版のほうはほぼ停止状態で、書籍出版のほうを主軸に置いている形になっています。それをベースとした漫画版ももう11巻ですか。ちなみに漫画版より先を行く書籍版では婿殿がさらに出張して活躍しまくってます。どこがヒモだ状態にどんどん磨きがかかる。武力のない男は軽んじられがちな世界において、社会人経験と文明利器と知恵でこなしてみせる様はなかなか独特で痛快。
あとガンガンオンライン掲載の「魔力チートな魔女になりました」、今月掲載分の「1話」は読みました。とりあえずテトが人の姿を得るところまで。まあテトが活躍しないと作品のパワーが激減するのは間違いないので、早めの登場には安心しました。やっぱりテト可愛い。泥人形状態のテトも愛嬌あって好きだけど。
基本月刊ベースのようで、それを今月の場合は5分割して3/8から連日無料分を追加していった感じです。まだ無料分じゃないのを読むにはポイント消費が必要と。次回は「2話-1」が4/12公開だそうで、今後も第2月曜に公開していくのかな。1話は結構ページがあったように思うので、このペースで連載されるなら半年分も溜まれば単行本が出せるんじゃないかとも思うけどどうなんでしょう。最初だけ増量ってこともありそうだけど。
「精霊生活」の漫画31話が公開されてました。先月は公開が無かった気がするのでやたら久々感。そして長々と続いていたダンジョンでのアンデッド狩りからようやく脱却して、ついにシルフィとの契約へ。いつもと違う荘厳な雰囲気を見せるシルフィに動揺するけど、いつもの声を聞いて「俺をずっと助けてくれた声だ」と安心する裕太。地下ダンジョンだけにどこか鬱屈した雰囲気もずっと続いていたので、なんだか一気に展開したような感覚ですね。これでようやく町に行くなどの展開に進めますね… ここまで長かった…
しかしコレ、漫画は5巻まで出てるけど小説のほうは2巻で停まったままなのよね。セールスが思わしくないんだろうか。
「魔力チートな魔女になりました」コミカライズ連載開始。ただしガンガンonlineなので、とりあえずアプリ版のほうが先行しているという形みたいです。そのうちPC版というかブラウザ版でも表示されるのかな。早く読みたかったのでiOS版をインストールしてみましたが、繊細なタッチでなかなか良い雰囲気に描かれている印象でした。テト可愛い。基本無料だけど、ポイントを消費して各漫画を読んでいくというよくある形式のようで、初回登録とか新連載を読んだりとかでポイントが貰えるみたいです。あと連携アプリやサービスの利用でポイントが貰えるのが結構あって、対象ゲームをインストールしてLVいくらまでプレイしたらポイント貰えるみたいなのもあった。なるほどそういう手もあるのか。まあ有料でポイント買うのが一番手っ取り早いんでしょうけど。しかしやっぱりスマホで漫画見るのは辛いですわね。せめてタブレットにでもしないと老眼にはキツい。いちいち拡大して読むのも面倒なのよね。まあでも今の若い人たちにはコレが当たり前になってるんですかね。
「精霊達の楽園と理想の異世界生活」漫画5巻が出ていたので買った読んだ。webでの掲載時からそうだったけど、ひたすらアンデッド狩りを続けている停滞の印象がぬぐえない巻。Amazonレビューもそんな感じの評価が載っていて、否定できないのが辛い。そういえば今月はweb掲載が休みだったけど、出版に関わる作業のためといったところだったのかな。これからいよいよ町に行って弟子達に出会って冒険者ギルドと対立して、と話が動くことが多いので今後に期待。
うっかり忘れてた30話! ようやくアンデッド狩りに一段落、次回ついにシルフィと契約になりそう。その次は他の大精霊と契約するんでしたっけ? ようやく人間の街に行けそうになってきた。頑張って弟子達が登場するまで続いて欲しい。その後はイフ&フレアが登場するまで、その後は…えーっととりあえず続いて頂きたい。そして単行本も早く欲しい。個人的には冒険者ギルドと対立して無双してしまうシーンとか、だいぶ先だけど悪徳貴族を痛め付けるシーンとかが結構好きなのだけど、あのあたりってこのゆる萌え強調な漫画だとどうなるのかも気になる。
「リアデイルの大地にて」漫画11話公開されてた。北の国へ向かうエーリネらに護衛として同行するケーナ。出がけに娘のマイマイ(相変わらず胸部装甲が増量されてるのが気になる)から、後に波乱を呼ぶことになる手紙を預かる。途中で辺境の村に立ち寄ったところで井戸から聞こえる謎のうめき声を探って、人魚のミミリィ登場。ミミリィはweb版にいなかったキャラの1人で、絵で活躍するのが楽しみでもありました。まあさほど出番多くは無いのだけど、そのうち書籍版ではミミリィの故郷を探しに出たりするのかな。あとweb版にいなくて書籍版で追加されたキャラとして妖精ちゃんがいますけど、まだ出番は先だっけ。作風に非常にマッチしているこの漫画のタッチが大好きなので、今後も楽しみにしております。書籍版含めて続巻も待ち焦がれております。