http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0906/04/news077.html
DL専用という形態になったことで議論もかもしているPSPGo。記事では「これまでに購入したUMDソフトは使えなくなるのか」「販売店はどうなる」「個人開発者がソフトを開発することはできないのか」という疑問点についてSCEから回答を得ています。
まず従来のUMDソフトについては、「今の時点で言えることはないが、前向きに検討していきたい」。まあありきたりな無難なところですね。UMD使いたければ従来のPSPを使えばいいわけだし、実現性は薄いだろうなあ… でもUMDを挿入した状態でPSNで登録すると、DL版も落として使えるようになるとかだったらすげえ嬉しい。容量さえ許せば軽量にたくさん持ち歩けますし。100円ぐらいなら登録料も払う…かなあ…
次の小売店の問題については、最近多い販売店店員ブログなどで危機感を語るところが多々です。個人的には店頭でうろうろ品定めする楽しさとか、実際にパッケージを手にする喜びとか、初回特典とかの楽しみはDLのみでは味わえないから、DL専売だけになると寂しい気はします。けど安いのは間違いないからそっちに流れてしまうかなあ… 記事にも出てきますけど店頭の「PlayStation Spot」ではPSPソフトもDL配信しています。でも体験版とかが主流で、UMD版とDL版が併売されてるやつのDLとかには対応してるのかなコレ? コレがDL版とかアーカイブとかいったPSNにかっちり対応してくれれば、家にLAN環境がない人でも店舗に行くようになるんじゃないだろか。有料ソフトは手数料100円とか、アーカイブなら50円とか取れば、店舗側にもいくらかメリットあるんじゃないですかね。それこそ在庫持たなくてよくなるし。ソフト本体はSpotから各自落としてもらって、レジで支払い時にキーコード解除とかやって同時にSpot経由でユーザーアカウントも管理と。LAN環境無い人はSpotの初回利用時にPSNアカウント登録するという流れでどうでしょう。…通常のPSN流通とSpot版とで区別しないといけなくなるからアーカイブとかにそこまで手間かけられないかな…
最後に個人開発について。Goの発表に伴って開発ツールの値下げも表明され、DL専用ででもどんどん作ってーみたいなアピールを感じたところですが、記事にもありますようにAppStoreのような草の根的盛り上がりがあると面白いっていうか嬉しい。んだけど、同じくAppStoreのように低価格戦争に突入してしまうと今やってるメーカーとかは2000円とか3000円とかで出しにくくなりそうだからちょっと勘弁なのかもしれません。まあPSPに関しては以前SDKがアレだったからなあ…というのは置いといて、これも「将来的には、個人にも開放する可能性を検討したい」という話なのでちょっとは期待していていいのかな。某やろうぜ的なサブセットでも構いませんので。
ふと思ったんですが、DL専用というか前提のタイトルだと、パッチ当ててバージョンアップみたいなことが可能になるメリットもありますね。あと分割商法も可能になる。次の章を追加で500円とか。まあ今でも後からコスチュームとかを追加で買わせるようなシステムが盛んですが。ネットが前提になるんだからオンラインタイトルも増えるかもしれません。いずれにせよ今のところは、すぐ買うぜGo!モードではないですねw