『ユーフォ3』11話。久美子の渾身の演説の甲斐あってか、北宇治吹奏楽部は関西大会も突破して全国大会へ。10月の全国大会を前にした9月になっても久美子は進路を決められずにいたが、麗奈に誘われてみぞれの大学の定期演奏会に。そこには希美・優子・夏紀も来ていて、卒業しても変わらない関係を見て久美子は麗奈と和む。そして早速ソリストを任されているみぞれの演奏に、麗奈は大いに刺激を受け、久美子は自身の進路を見定める… 先輩3人組のファッションがそれぞれなのが良かった。「こいつらバンド組んでるけど音楽の好みが真逆なんだよ」と呆れたように言う希美が良い。夏紀はザクザクのロック志向っぽいけど優子はアイドルポップとかそっち方面なんだろうか。
みぞれは決して天才ではなくて努力の人なんだろうと思う。それも「努力を努力と思わないタイプ」(夏紀談)の。幼少からピアノをやってたっぽいけど中学で希美に誘われた吹奏楽にものめり込んで、希美に聞いてもらうため、希美に褒めてもらうためにひたすらオーボエ演奏を磨き上げた結果。だから高校で希美との関係が改善したら演奏も復調したし、関係性が安定しているであろう現在も安定した演奏をできているのだろうなと。管楽器って指先だけでなく息遣いもそのまま演奏に出るのだから、心理状態もはっきり出そうなのが怖い。
2024/08/09
ユーフォ3 11話
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