アニメ2期の該当部分である書籍版4〜6巻をようやく読み終えた。やっぱりアニメではいろいろ細かい部分が省かれていたのですね。「六腕」のメンバーがどんな連中なのかとか、イビルアイの素性についてもちょっとだけ触れられていたりとか。あと原作者が「6巻は9割ぐらい書き下ろし」とか言ってたけど、確かに「なろう」版でもイビルアイとデミウルゴスが対峙する場面はあったように思うのだけどあそこまでしっかりバトルしてなかったような気もする。ていうかそもそも、「なろう」版では冒険者モモンはナーベラルが化けた平凡な顔の男となっていたのね。あちこちweb記事を漁っているうちにいろいろ設定やら何やらを語っているところを見て回って思い出したり知れたりしました。…書籍版の先の話についてもちらほら見かけてしまいましたが。
そして勢い余って7巻にも突入。いよいよ問題の、ナザリックに踏み込んだ連中が大変なことになる巻です。結論から言うと「なろう」版の記憶にだいたい沿った流れで、ただ一部のワーカー(冒険者より高額報酬だけど違法気味の仕事も受ける連中)の結末が若干異なることに。その改変自体はだいたいのところは把握していたのだけど詳細がどうなるのか正直怖くてなかなか読めずにいたのですが、実際読んでみたら「なろう」版よりむしろ表現がマイルドになってたところもあったと言えなくもないような。いやまあ結果は残虐だし後味は悪いしずーんと重く残るモノもありますけど。それでも書籍版になってまず非常に印象的だったのが、メイン扱いと言っていいワーカーチーム「フォーサイト」のビジュアル。初めてイラストになっているのを見たけど、正直好感度があまり高くない印象。何というかいい感じの雑魚キャラ感? もっと普通のRPGでも主役を務められそうなビジュアルをイメージしていたけど、普通の冒険者と違った違法気味の仕事も受ける連中なのでなるほどこう来たかという感じでした。そういうイメージもあったから、「なろう」版より心理ダメージが軽減されている気がしたのかもしれない。まあ初見インパクトにまさるモノは無いとも思いますが。しかしどう考えてもアニメ3期に入る7巻、どのように描写されるのか怖いような楽しみなような。
さて頑張って続きも読破したいけど、なかなか重い話でもあるのでもっと軽い「なろう」系で口直しもしたいぐらいです。あとはまあ、まだまだ先が続いていく話なので、現状まで読破しきっても待たされるのも嫌だなあという気分もあり。
2018/05/11
オーバーロード4〜6、そして7巻
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