『鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ』漫画4巻出てた。お家騒動は収まったけど立場が微妙になったディアナがエイゾウ家に匿われる形になったり、傭兵ヘレンが武器調整に再訪したり、リディが剣の修理依頼に訪れたり。特にヘレンが訪問していて、狩りに出ていたサーミャが戻るなり「あ ヘレンじゃん。元気してたか?」「おう!」という気安いやりとりが妙に好き。その後でディアナに稽古をつけるヘレンと、それを見ながら獲物の鳥の羽むしりをやってるサーミャの様子とかは漫画ならではの描写ですね。あとはエイゾウの仕事が褒められるたびに弟子リケがやたらとドヤ顔してるのもなんか良い。描写が細かく丁寧で絵柄も綺麗なので、今後も長く続いて欲しいです。書籍版はだいぶ先まで出てるけど。アンネとかも漫画で早く見てみたいなあ。
2023/09/29
2022/05/14
鍛冶屋スローライフ 6巻
「鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ」6巻。今回はアンネが登場して加わるまでの話。帝国の第7皇女なんだけど、巨人族の母を持つので2mぐらいの長身。表紙にも大きく描かれてるけど遠近法だけじゃなく実際デカい人なのです。その表紙でも持ってるけど依頼する武器も両手剣(170cmぐらい)となかなかに物騒。試しに振り回す姿は「綺麗だけど実戦経験は無さそう」と評される。まあ皇女様ですものね。当人の人柄としてはわりと「ぽやん」系で、特に朝は弱いみたいでボーッとしてるのを後ろからリケが髪を整えているとかいう描写が後に出てくる。とはいえ皇族らしい鋭い目線を見せることもある。今回出たビジュアルでピンク髪というのが判明(作中に髪色の描写は無かった気がする)して、これもなかなか意外だったけど「ぽやん」系という人柄には合ってるかも。広がった長い髪はふわふわというかバサついてるという描写もあったりする。今後もその長身とパワーを活かした活躍を見せてくれます。
ところで今巻を買って、前の巻を途中までしか読んでないのに気づいた。それでまず前巻の続きから読んだのだけど、新キャラでヘレンの後輩のフローレとかドラゴン戦とかなんかweb版に無かった新要素盛りだくさんだった。今巻をアンネでまとめるために前巻を膨らませたのかな。今巻はあとがきにもあるけどweb版から物量十分だったので新要素は控えめだけど、それでもフローレがちょこっと出てきたりもする。今作、鍛冶仕事とか自宅拡張といった比較的地味な描写が続くことも結構あるので、気分によっては退屈に感じることもあるのね。しかし最近はそういった作を求めるような気分になっていたのかweb版ストックも一気に読んだりもしていたので丁度良かったかも。
2021/09/25
コミックウォーカー
「鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ」の漫画版11話が出てた。「3人目」のディアナ登場。いや4人目になるのか? 書籍版イラストでビジュアルはすでに出てるけど、それをベースとした漫画版のほうがやっぱり印象強くなりますね。タッチの違いもあるけど、ディアナは書籍版より可愛さが強調されているようにも思う。今後メンバーに動物たちが加わっていくとそれらのママとしての存在感を増してくるのがちょっと楽しみだったりもする。
前回だったっけ、サーミャとリケが湖に水浴びに行くというエピソードで、「実家では弟たちの世話をやってたから」とリケがサーミャの髪を鼻歌交じりに洗ってあげるシーンがあった。洗われるサーミャのほうは昔に母親から世話されてる頃を思い出す…なんて描写なんだけど、幼い頃のサーミャがやたら可愛いかったのは漫画版ならではの恩恵。しかしサーミャ、獣人は早熟だとかで肉体は成長しきってるけど実年齢5歳とかじゃなかったっけ。なので一人前の狩人として活躍してても精神的に幼いところがあって、そういうところでリケが「お姉さん」してるシーンがしばしば出てきてほほえましい。体型的にはドワーフのリケのほうがよっぽど小柄スレンダーで子供に見えるんだけど。そういう関係性も面白い。
あと「航宙軍士官、冒険者になる」も。こちらはweb版のほうが完全に「エタってる」のがずっと気がかり。
これらが掲載されているコミックウォーカー、気になるのを片っ端から登録していったら結構な数になってしまった。特に金曜は掲載告知が大量に来てたりする。「航宙軍士官」もそうだけど、月刊ベースなのを分割掲載しているのも多いですしね。上記2作など気に入った作は単行本も購入しているので、今後も期待しています。そして「航宙軍士官」の先行きが本当に気になっている。
2021/03/20
鍛冶スロ 漫画1巻
「鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ」漫画1巻が出てました。あとがきに「鍛冶スロ」という略称があったので今後コレ使うか。ところで、アレ?まだ出てなかったっけ?とか思ってしまったけど、ComicWalkerでの連載をずっと見てたからですね。とりあえず1巻では書籍版1巻の半分ぐらいらしく、サーミャに続いてリケが加わるところまで。なんと言ってもサーミャが可愛い。成熟した獣人女性に見えるけど早熟なので実年齢は5歳とかじゃなかったっけ。あと漫画ならではの表現として、人物が描かれていないコマでのフキダシにデフォルメされた発言者の顔が描かれるというのがよくあるけど今作では虎獣人のサーミャがモロに虎っぽく描かれているのが可愛い。あとこのサーミャ、獣人にしてもケモ度が高めで手先足先がケモノ形状なのである。手には長いツメと肉球があって、足もそれっぽくて靴を履いてない。森で狩人やるにはそのほうがいいのかもね。後に戦闘能力の高いメンバーが続々と加わっても、狩人としてはサーミャが常に先導してるし。ともかく絵は綺麗で安定感あるので今後も楽しみにしたい作です。
2020/11/27
鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ 5話
「鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ」の漫画版5話が公開されてた。ようやく2人目のヒロイン?、リケが加わったところでゆっくりした進行ですが、やっぱりイイですね。特にやっぱりサーミャが良い。獣人種は早熟なので外見より精神性が幼いという虎獣人のサーミャ、エイゾウやリケの挙動にいちいち一喜一憂する様が可愛くて楽しい。尻尾が感情を反映してふりふり動いちゃうあたりとか好き。まだ漫画には出てない先のエピソードだけど、しばらく留守にしていたエイゾウが帰宅したのを全力で出迎えて、しかし感情をどう表現したらいいのか解らずに混乱しているのをリケにツッコまれるサーミャが好き。絵も綺麗だしコミカル描写も好感です。
あと「航宙軍士官、冒険者になる」の漫画3巻も出たみたいです。こちらはweb版は半年ほど停まったままで、書籍版4巻が昨年12月に出た後が続いてないんだけどどうなってるんだろう。比較的珍しい気がするSFチートものだし好きな作なのでガンガン出して欲しいところではあるんですが。web版って「俺たちの冒険はこれからだ!」感もあるところで停まっているので、書籍で続きあるいは別展開を描こうとしてるのかな。それならそれで全力で買いますけども。
追記:読んでみました。やっぱり面白いです。双子の「部下」が合流してもともとの母艦の無事を知り、周辺情報を調査させていろいろ現状を把握、そしてある決断により今後の方針が定まるといった流れ。絵柄は必ずしも今風じゃないけど、ファンタジー描画は良いしそれにSF武器や艦船などが混じる独特の描写は結構好きです。あと今風じゃ無いということにも絡むかもしれないけど、ちょっとコミカルなボケツッコミが入ったとしてもキャラがほとんどデフォルメされないのも特徴かもしれない。「オーバーロード」漫画なんてさんざん凄惨な描写をやっててコミカル描写では途端に頭身が変わったりもするが、そういうのが今作は無いですね。ある意味落ち着いて読んでいられる感じ。それで先行しているはずのweb版が停まっているという現状に行き当たるのですが、書籍版も漫画版もどんどん続いて欲しいものです。
漫画ついでに「オーバーロード」14巻も出てました。配下のゴブリンが守るエンリたちの村に若い野良ゴブリンがやってきて森の異変を伝えるあたりから。エンリが冒険者ギルドに救援を求めに行ったり、ルプスレギナがアインズに失望されたりとか。もはやアニメもずっと前なので懐かしい感じすらしますね。それでも漫画は独特の表現があるからやっぱり見ちゃうなあ。ルプスレギナといえばこの後王子の軍隊が押し寄せてきてアレコレありますけど、ソレもまだだいぶ先のことになりそう…
2020/10/16
鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ 漫画4話
「鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ」の漫画版4話が公開されてた。ようやくサーミャが馴染んできて、町に出てリケと出会ったところ。例によってというか漫画だとなかなか話が進行しませんが、やっぱり表情が豊かに見えるのが良いですね。サーミャがいろんな表情を見せてくれるだけで楽しい。絵も綺麗だし、ギャグまで行かずともコミカルな描写も好き。まだ4話なので単行本はまだまだ先か。
そういえば書籍版の3巻が出たのですが、表紙に登場のクルルってこんな外観だったのか。私の脳内ではブロントサウルスのミニ版みたいな外観イメージ(サイやゾウみたいな肌感)だったけど、いかにもトカゲっぽい様相でなかなか驚いた。まあこのほうが森の中で身軽に動けそうかなとは思うが。