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2009/09/28

電撃ゲームス

カテゴリー: イベント, 買い物 — タグ: , — chaba @ 21:28

電撃の新しい雑誌、「電撃ゲームス」買ってみた。据え置き・携帯機からPC・アーケード・モバイルまで、ゲームを網羅する「全方位対応」なんだそうです。

その全方位対応の甲斐あってか、340ページの分厚さにワロタ。しかもこの厚さだと最初のほうは延々と広告が続きそうなものですが数ページでいきなり記事に入ります。でもよくよく見ていくと、記事と広告が連動されているのが多いですね。広告連動というのは既存雑誌でも珍しくない手法ですけど、それをもっと積極的にやってるような印象。ばっと見開きに大きく主役画像とタイトルロゴぐらいの広告を出しておいて、続く記事で詳細説明みたいな。

内容的には年末から年明けにかけての新作が豊富なのでそれらを色々と。インタビューが目立つような気もします。そういう文字数多いページもわりと多いので、みっちり読んだらえらいことになりそうな印象。次号は来月末に出るというから月刊でこの厚さを維持できるんだろか。ちなみに創刊号ということで特別定価390円になってますけど、これ普通は倍ぐらいの価格になるんじゃないのかな。

ちょっと見たところで気になったのはニーア・ゲシュタルト/レプリカント。同じ世界観で360とPS3に別タイトルとして出すようです。どちらも主役はニーアという白髪の男性なのだけど、だいぶ年齢が違う感じ。もともと兄が妹のために死闘する話として作っていたら、海外を意識して主役をマッチョなオッサンにしてくれ!ということになって父が娘のために死闘する話に。こちらの海外向けがゲシュタルト、元々のほうがレプリカントとなって国内では別機種で両方とも出ることに。海外向けにはゲシュタルトのみ(タイトルはNieRらしい、区別無いから)ですがPS3版も出すんだとか。でも両者が全く関係ない話ではなくて、「繰り返す歴史の一部」とか言ってるのが気になるところです。

これE3でのPVが初見だったけど、冒頭のほうでは水墨画をイメージしたようなモノクロの描写で死病に侵される絶望的な世界を描いてました。なかなかそのへんがダークでヘビーな感じでよさげに思えたんだけど、肝心のゲーム場面がその雰囲気からすると妙に軽い印象が。軽いというか、もっとデモンズソウルみたいな重苦しい雰囲気を期待していたら普通のゲームっぽかったので軽く感じてしまったというか。大剣を豪快に振り回すゲームだなというのは何となく解りましたけど、どうもこれだと軽そうなJRPGのイメージから抜け切れてない気がするので、海外を狙ってるのに大丈夫なんかいなと思えて。「男が剣を持って走る」ゲームばかりに見えるらしいJRPGのそれから脱却できるものになってるのかどうか。それを言ったらUSゲームは「男が銃を持って走る」ものばかりに見えるんですけどそれはともかく。

開発してるのがドラッグオンドラグーンを作ったというキャビアのチームらしいので、重苦しい世界は得意だと思うんですがそのあたりが現段階ではいまいち伝わってこないのが残念。いやまあDODは重苦しそうすぎたので手を出してはいないんですが(汗 今回のコレも、アクション主体みたいだからなあ…

今回の雑誌では冒頭のFF13から、スクエニ大連発です。ニーアも発売はスクエニなのでその一部に。

近作で他に気になっているのはエンドオブエタニティもあるんですが、今回はその他大勢扱いの記事しかありませんでした。EoEはTGSでも映像とかプレイアブルとか公開されてたみたいですが、戦闘中に小走りになるモーションが妙だとゲーム系ブログで指摘されてました。確かに変。そこだけ安いコントにでもなってるかのような。あと銃撃戦なのに緊張感が薄いというか、ダダダっと食らってるのに「うっ」とか言うだけなんてのは違和感あるなあ… いやまあ剣でズバッと斬られても「うっ」で済むのがお約束ではあるんですけど。FF13が12/17に決まった現状、EoEもそろそろ決めてもらわないとですな。

TGSでいろいろデモとか見ていて、そろそろこのHPとかのゲージは何とかならんのかなと思ったりもした。画面がリアルになればなるほど、余計な情報が没入を妨げてるような気がしてきて。でも実際は必要なんですよねえ…HP以外にも技使用の可否とか敵の情報とかいろいろと。このへんを考えたのがICOとかワンダといったシリーズなんですよねえ。独特の雰囲気には確かにゲージは邪魔ですし。必要なときだけ参照できるようなシステムにでもなればいいんだけど。でもまあ、冷静に引いた目で見てるから邪魔に思えるけど、実際にプレイしてたらさほど気にならないって気もしますね。

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