『アンデッドアンラック』13話。タチアナの否定能力はUNTOUCHABLE、すなわち自身の周囲に接触不可範囲を生成し続け、そこに入った存在は問答無用で潰されてしまう。それが発動した5歳の誕生日、愛されていた両親と自宅を破壊してしまうことから始まっているのが辛い。普段の球体装甲は自身を保護するというよりその能力を抑える甲殻で、今回負傷した風子を救うためにソレを開放するという流れに。冒頭にこれまでのあらすじを紹介してくれたのはわりと助かる。両親惨殺のシーンはあまりはっきりと描写されてないのだけど、漫画原作だとそのへんもきっちり描かれてるんですかね。何かと話題に出てくるジーナのくだりとかもじっくり見てみたいんだけど原作は原作でいろいろキツそうな気もする。前のエピソードのゾンビ花嫁とかもあっさり散ってたけどじっくり描かれてたら結構キツいよなあと。
『SPY2』5話。ヨルは茨姫としての依頼を受ける。要人母子を豪華客船で海外逃亡させるための護衛依頼で、その命を狙う殺し屋も同乗してくるらしい。一方のアーニャは商店街の福引で運営側の思惑を読み取ることで同じ豪華客船のチケットを掴み取ってしまい、ロイドとともに客船に乗り込む… ヨルの茨姫としての背後というかその任命組織が出たのは初めてですかね。そしてここでも「悪い人やっつけます!」といった調子でなんかその純朴さを利用されてるだけじゃないかと心配になる。作者側も殺し屋設定を持て余してるなんて言われるのはこのへんもあるのかなとか。ところで豪華客船に乗り込むところで、船の巨大さをぐーっと見せたりとか怪しい人物をチラ見せしたりするあたりとか、コレを劇場版にしてもいいんじゃないかと思ったりもした。まあ数話かけるエピソードも結構ありますものな。それに劇場版にするならヨルばかり目立っても駄目か。というわけでしばらくは客船の話になりそう。
『フリーレン』16話。とある村を守り続けるドワーフのもとを訪ねたフリーレン。10年ぐらい滞在したいというがフェルンに1週間だとたしなめられる。彼はかつて愛した妻との約束として村を守り続けているが、その顔も声も眼差しももはや忘れてしまったと語る… 後半はザインがかつてともに冒険者として旅立つことを誘われつつとどまった古い友人、「戦士ゴリラ」の足跡をたどる。