「Vivy」4話。引き続き宇宙ステーション落下阻止の話。ステーションを指揮してヴィヴィも世話になっていたエステラによる突然のご乱行で終わっていた前回、緊急事態の収束のためにヴィヴィが走る。合流したマツモトから戦闘プログラムをインストールされての格闘描写がなかなか熱い。そしてAIたちにとって「使命」が何より重要であることが重くのしかかる。バトルも熱いし情緒も揺すぶられるしでなかなか見応えがあった。歌や音楽の使い方も上手い。今後も2話ごとの構成なのかな。
「スーパーカブ」2話。カブを手に入れて余裕の通学。相変わらず静かにゆったり流れる時間が心地よい。始動時にチョーク操作したり、20~30km/hでトロトロ走って車に追い抜かれるのにドキドキしたり、ウィンカー出しっぱなしに気づいてちょっと焦ったり、降りてからヘルメットホルダーを探したり(後に家庭科授業で巾着を作って入れる)、ヘルメット脱いだ後の髪をバックミラーで直したりといった細かい描写がいちいち素敵。そしてカブ仲間こと礼子との出会い。OPEDが導入されてあと1人仲間が増える模様? 不器用だけど少しずつ他人とふれ合っていくのと、カブで少しずつ行動範囲が広がっていく喜びがシンクロしているようにも思える。