「蜘蛛ですが、なにか?」1話。高校クラス丸ごと転移でファンタジー世界へ、それぞれいろいろ転生するなかで蜘蛛になっていた蜘蛛子こと「私」が主人公。原作だと序盤はずーっと蜘蛛サイドのサバイバルをやってたけど、さすがにそれでは持たないということなのか、序盤から人間サイドも並行してやるみたいです。それにしても悠木碧氏はやっぱり凄いな。人外のハイテンションなボイスも、EDのブチ切れっぷりも素晴らしい。濃いめのキャラソンという方向性では「幼女戦記」EDもそうだったけど、こちらのほうがもっとブチ切れてるというか弾け飛んでいるというか。こういう役を任せられる安心感が半端ない。
「バック・アロウ」2話。「壁の外」から来た男を巡る大国の思惑とそれに振り回される小国と寒村。相変わらずアクの強い濃いめのノリに置いてかれそうになるが、ちょっと面白いかもしれない。まあでも細かいところが気になってしまうんですよね。あれほど何度も村が壊滅的に破壊されていれば死屍累々だろうに、基本コミカルな語り口でごまかされてるように思えたりとか。