先日のプライムセールだったっけで、Nintendo Laboとソフトを抱き合わせたセットがいくつか安く出ていました。その中で「Drive Kit」が以前から気になっていたので買ってみた。車とか飛行機とか潜水艦とかの操縦玩具が作れるみたいですが、とりあえずメインであろう車のパーツを作ってみた。例によって本体ソフト側で丁寧に作り方ガイドされるのだけど、アクセルペダルと合わせて60~90+150~210分と目安時間が出ていて実際だいたいそのぐらいかかったかも。結構な所要時間でした。
なにしろほぼ全部を段ボールパーツで組み立てていくのである。ハンドルユニットの内部はこんな感じでみっちり謎の機構が詰まっていて、ハンドル回す以外にバッグギア入れたり給油を動かしたりといった様々な操作を可能にしています。しかもそれを制御するのがJoy-ConのRが1個だけで、Lはアクセルのほうに入ってます。Rの底部センサーで各スイッチの先に貼り付けた反射シール?みたいなもの(上図であちこちに白く見えるやつ)を感知してるみたいです。最初の図でアクセルペダルの右にある小さいケースがキーボックス?で、コレにRコントローラーを入れてハンドル中央に挿すことでキーとしています。よく解らんけど凄い。
そもそもこの、段ボールパーツを1つ1つあちこち切り出して折ったり差しこんだりしているうちに形になっていくのが凄い。はめ込みだけで、接着剤を全く使わないのも凄い。今は無いらしい小学館の学年雑誌、アレの付録で紙工作をするのが大好きだったけど、それを思い出す楽しさがありました。いやまあこんなに何時間もかかるような大作はなかなかやったことなかったけど。むしろプラモデル作ってるような、いやラジコンとか作ってるときに気分は近いかもしれない。機能実装という意味でも。
結構な数の輪ゴムを使うのが耐久性的には気になるけど、まあそこまでやるには段ボール自体の耐久性も問題でしょうし、なんだったら交換できるように、完成しても上のようにハンドル外して中身が触れるようにはなっています。車のボンネットやPCのカバーを開けてメンテするような感じですね。
肝心のゲームとしてはなんだかオフロード風の車で起伏の激しい野山?をゆったり走り回ってアドベンチャーするようなものが最初に出てきました。アクセル踏むと微妙な振動を発してくれたり、ハンドルはもちろんちゃんとバッグギアが効くのも嬉しい。コントローラーが埋まっているので画面撮影できないのが残念ですが。ハンドルコントローラーはダンボールなので軽く、膝上に置いてのプレイが楽です。コレ以外にもメニューを見たらもっとレースっぽいのもありそうだけどまだ試していません。他の飛行機とかがどんなプレイなのかも不明ですが、なかなか車モードだけで工作満腹でした。「VR Kit」に次いで2つめのLaboなのだけど、そちらはHMDとバズーカ作っただけであまり工作満腹までは行かなかったな。隙があれば飛行機パーツも試してみたい。