http://alfalfalfa.com/archives/854382.html
FF14について漢字多用により解りにくくなっている件、世界設定担当の岩尾氏がテスターサイトにて謝罪を表明したんだそうな。それによると、そもそもはカタカナ名で進めていたけど名称が長く複雑化して解りにくいので日本語化してほしいという要望があり、その他の案件も重なって今回のような用語になったらしい。
しかし。中国語で人差し指を示すらしい「食指」は無いだろと思う。
そして全般に難解な漢字も多用されており、チャットするのに困りそうな感じ。で、結果として読みづらくなったことを謝罪するとともに随時変更していくという報告になってました。
これだけはっきりとスクエニが謝罪の姿勢を示すのは非常に異例だと思います。FF11時代、どんなにユーザーが不満をもらしてもどこ吹く風といった対応は一種の芸風ともとらえられ、ネタになるぐらいでした。いやまあそのぐらい自虐的な笑いにでも持って行かないとやってられんというのもあったんですが。
とはいえ、田中Pがtwitterでつぶやいた、「担当者の趣味」だというコメントに矛盾するのも事実。しかも田中Pは「和製中国語」とも言っており、上記のあくまで日本語だとする岩尾氏のコメントにも矛盾します。この辺は見解の相違ともとれますが、しかしいずれにせよ「食指」は決定的だと思う。
開発の大部分を中国に丸投げしてたんじゃないかという疑惑が真実みを帯びすぎて困る。しかし用語とかは日本で作らなかったんですかね? むしろ日本で作ったから中途半端な中国語気味になってしまってるんだろうか。あるいは中国人開発者・テスターが仕事を進めやすいように、解る範囲の和製中国語をあてたとか? いずれにせよ日本人プレイヤーの都合は完全無視されているわけで、たまったもんじゃない。
結局何が嫌なのかっていうと、中国重視とかよりも、これからも全力で日本人軽視しますよーwってのが透けて見えるどころかアリアリとあからさまに見えるところですね…
こういうわけわからん用語を見せられて、なんかこの感じに既視感あるなーと思ったらアレでした。「サンシャイン牧場」など中国製コンテンツをやったときにカルチャライズしきれていない部分から感じる違和感とか時には不快感になるものでした。日本語が微妙におかしいぐらいはかわいいモノで、向こうは面白いと思っているであろうキャラが気色悪いだけだったりとかいろいろ。
こういう異例中の異例と言っていい謝罪を出すということはそれだけダメージがでかかったんだろうか。オープンβもかなり閑散としているとか聞く中でさらに予約キャンセルみたいな事態が相次いだらシャレにならんことになってるのかもしれん。
…今amazon見たら、瞬殺だったはずのコレクターズエディションが普通に予約できますのね。大幅に価格を上乗せしている転売業者がずらずら並んでいるのもいとおかし。