『父は英雄、母は精霊、娘の私は転生者。』7話。王子はエレンに会えないままにヴァンクライフト家に通い続けて3年。そんな中、エレンはヴァンクライフト家の閉山となる鉱山に同行する。そこでは銀の採りすぎで労働者に呪いが発生しているというが、エレンが見るにそれは塵肺だった… 伯父の娘・ラフィリア登場。あとついに白虎も登場したけどエレンが幼い頃からいたという話なのになぜ今まで出番無かったんだろう。
『笑顔のたえない職場です。』7話。3か月ほどリモートアシスタントをお願いしていた「ねこのて」氏に初めてビデオチャットをしてみると、16歳女子高校生と知って驚く双見とはーさん。実は不登校の引きこもりで、新人賞には落選したけど佐藤に拾ってもらって今の立場にいるという… ついにマスク少女・ねこのてがその姿を現す。さらに塔子さんが訪ねてきたと思ったら東京には対局で来ててしかも敗戦後で「ひとりでいたくなかった」と語ったり、佐藤と打ち合わせの後で食事に行こうと思ったら編集の朝倉&瀬戸内も一緒になり、両者からそれぞれ執筆打診のアピールを熱烈に受けてしまったり。しかしそのあとに実は描きたいネタはいっぱいあると知った佐藤までもが新作を推してきたりとか。どうなる双見。いろんな人の本音が晒されて興味深い回だった。先日の塔子さんとの会話の途中でネームをがーっと仕上げてしまう話もだけど、双見の才能が垣間見えるエピソードが本当に好き。それを引き出すのが編集の手腕ってやつなんでしょうね。アレ駄目コレ駄目と言ってるだけじゃ潰されるよなあ。そのほうが良い結果を生む作家もいるのかもしれないけど。