chaba log2

2018/03/31

月が導く異世界道中

カテゴリー: 読書 — タグ: , — chaba @ 04:47

コミック4巻が出ていたのと、いつの間にか小説版もKindleで出揃っていたので買ってみた。
まあぶっちゃけ「なろう」系の転生チートものです。ただし元々「なろう」で連載していたのだけど、出版に際してのゴタゴタでアルファポリスに移籍しています。さらにそのアルファポリスはなかなかKindleで出してくれなくてBookwalkerを使っていた経緯も。そんなこんながあってアルファポリスにはあまりいい印象がありません。今回Kindleに気づいて、久しぶりにBookwalkerを起動したら9巻まで持っていたので10〜13巻を買ってみました。そんな同作、連載はどうなってるんだろうと思ったらちょっと追加されていました。しかしまた昨年末の段階で止まっている模様。まあ数ヶ月の休載は珍しいことじゃないし、出版は続いているようだから続行の意図はあるのでしょうしのんびり待つしかないか。話はまだまだ終わりそうにもないのだけど、出版がだいぶ追いついてきているような。

コミックも4巻となりそのうち書籍版に追いつくなんてことは…まだまだだいぶ先ですよね? こちら、書籍版の挿絵よりも作画の質が高い印象で好感だったりもします。ていうか書籍版の挿絵がちょっと、表紙絵はそう悪くないのだけど、文中のモノクロイラストがラフというより雑なのがどうにも好きになれない。コミック版はそのあたりきちんとしている印象。これが「オーバーロード」や「幼女戦記」だと書籍版もコミック版もそれぞれハイレベルで非常に良いのだけど、そのあたりは出版社のパワーによるのでしょうか。でも「SAO」みたいに書籍イラストはハイクオリティなのに初期コミックが何アレというモノもあったけどなあ… あと「本好きの下克上」とか「能力は平均値」といった作はコミックのほうが若干質が落ちる気はするけど十分に許容範囲で、このくらいが普通じゃないかとは思う。

どことなく「デスマ」と似た印象がある本作だけど、コレもアニメ化されたら酷評されるようなモノになるのかな… 「デスマ」主人公はあまり悩まないけど、こちらの主人公はわりと悩みや迷いを抱えてるのですよね。よく解らない闇も抱えてる感じではあるが。上述の「平均値」もアニメ化進行中らしいけど、うまくいくことを願わずにはいられない。

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