『葬送のフリーレン』1〜4話。ようやく観ました。ていうか初回が金曜ロードショーっていうから劇場版サイズでやるのかと思ってたら普通に4話一挙公開だったのね。
前評判通りというか原作通りというか淡々とした語り口で、勇者が魔王を倒したその後の物語。長命種エルフのフリーレンは「たった10年の冒険」と言うけど普通の人間にとっては長い長い時間である。50年周期の流星群を見て、次の流星群には良い見学場所を案内するよと気軽に言う。弟子を取らないのかという言葉には「すぐ死んじゃう」と返す。そういった調子で多くの生死を傍観してきたからドライな態度になりがちなんですかね。それでも後になって仲間のことをもっと知りたかったと涙するのは、それだけ勇者たちとの旅が思い出深いものであったということか。4話であちこち辿って、死者との対話の魔法を求めて北の地、もと魔王城があった地を目指すというところまでになってました。
OPのラストが象徴するように、過去の勇者パーティと現代の弟子たちとの交錯する間にいるフリーレン。そのフリーレン自身の師匠も4話でちらっと回想に出てきたけど、この師匠との思い出というか教えが今後も重要になってくるのですよね。魔族の残党とのバトルがクライマックスになるんでしょうか。あちこち回ってたり探索してたりするところは原作でもセリフなしのコマを多数並べるという描写でしばしば出てましたが、アニメでも同様に出てきました。その中でなにかと埋まりがちなフリーレンなのだけど、ミミックに食われるにせよ本に埋まるにせよ、原作だと脱力したポーズで間抜けな感じを出してたけど、アニメだとわりとジタバタしてたのはやっぱりじっとさせとくわけにはいかないということなのかな。そこがちょっと違和感というか表現の相違を感じました。CVには違和感なく、フリーレンの淡々とした感じもフェルンのオカンっぷりもヒンメルのナルシストイケメンぶりも良かったです。寝起きの悪いフリーレンを起こして引っ張っていくフェルンという図がちょっと好き。
『白聖女』12話最終回。セシリアのことをどんどん意識してしまうローレンス。家族の定義をセシリアに問い、それに自分らがあてはまることに気づく… おおむねふわふわ甘々な話で安心してほっこりできる時間を楽しませてもらいました。
『るろうに剣心』12話。御頭・四乃森蒼紫と対峙する剣心。仕官の話などいくらでもあったろうにと問う剣心に、蒼紫は幕末からの御庭番衆の処遇とその行末を語る…
『白聖女』11話。セシリアのことを意識し始めているローレンス。へーぜリッタとアベルにも焚き付けられ、ローレンスはセシリアのことをもっと知りたいと語りかける。セシリアはローレンスと出会う前のことを語り始める…
『めがね』12話。調理実習で三重さんと別班になってしまった小村くん、闇のオーラを放ちつつ東くんのイケメンフレグランスに嫉妬する。三重さんが他の男子とも親しげに会話しているのを見てさらに嫉妬を深めるが、実は小村くんの話をしていた… 他には将来の夢を語ろうとしてたら何故か三重さんの幼女時代の写真が出てきたり、その流れで小村くんの幼少期に鉄棒失敗して鼻血出した写真が出てきたり。なんだかんだで今季一番楽しみしている作かもしれない。
『白聖女』10話。教会にもどってきて、セシリアはまたゴロゴロを満喫。一方のローレンスは溜まっていた仕事を片付けるのに忙しく、二人っきりになったのに一緒の時間を満喫できないのをセシリアは不満に思っていた…
『めがね』11話。文化祭展示準備を放課後に皆で。三重さんは門限18時で、破ると叱られた上に翌朝ココア抜きという厳罰が待っている。なので作業が18時越えそうとなっても先に帰宅することを容認されるが、小村くんが染谷さんと仲よさげに残るのを見て「今日は大丈夫!」と言い放つ…
『七つの魔剣』11話。3人組との決闘続く。それぞれの血筋の意地がぶつかる…
『白聖女』9話。へーぜリッタ邸宅の広大な庭で迷子になっていたセシリアとローレンス、手紙を焼いていたギーゼルベルトと出会う。そして聖女と加護について(ようやく)いろいろ明かされる…
『めがね』10話。いつものようにめがねを忘れた三重さんが小村くんの顔をちゃんと見たいとじーっと顔を寄せていると、それを見ていた染谷さんから「チューしてたの?」と聞かれたり。小村くんが三重さんのポニーテールを整えたら「毎朝こうだったらいいのに」とか言われたり。
『るろうに剣心』9話。恵を匿う剣心らのもとに襲撃してきた刺客。その撃退後に、恵の過去と阿片に関わることになった経緯が語られる…
『白聖女』8話。セシリアとローレンスが街中を散策していると、とある庭園の横を通ったときにローレンスに不調が。そこは亡くなった聖女フレデリカがいつも過ごしていた庭園で、へーぜリッタと兄ギーゼルベルトにとってもフレデリカとの思い出の場所だった… 甘々でゆるゆるな物語に暗い影をさすフレデリカのエピソード。ギーゼルベルトは名家の跡継ぎなのにフレデリカの思い出が強すぎだとコメントに将来を心配される。
『めがね』9話。校外学習。三重さんがめがねを忘れて様々なトラブルに遭わないか心配な小村くん、周囲にそれを察せられて男女合同グループに。男子側も女子側も不器用カップルを暖かく見守ってる感じがなんか素敵。そして当日、楽しみすぎて眠れなくて寝過ごした三重さん、慌てて登校中にめがねを落としてフレームを踏んで割ってしまう…
『白聖女』7話。最近ローレンスが謎の外出をするのが気になるセシリア。その様子がへーぜリッタに露見して、アベルも伴って尾行すると街で家庭教師をやっていた。その後ローレンスに会議への招聘状が届き、セシリアと一緒になってからずっと欠席しているのでそろそろ行かねばとなる。同時にへーぜリッタにも兄から様子伺いの手紙がまた届き、件の会議がへーぜリッタの地元で開催されるので皆で出かけることに… 街の教会で聖女バレするとやばいとかでヒヤヒヤするようなそうでもないような。
『るろうに剣心』8話。左之助に誘われた剣心が賭場に出向くと、賭場仲間が阿片で死亡していたという話を聞く。その賭場に突然女性が逃げ込んできて、その追っ手の男たちも乱入してくる…
『めがね』8話。三重さんが乗ったブランコを押してみたり、夜中に間違い電話をかけてきた三重さんに校歌を歌ったり、猫を追ったら告白現場に出くわして隠れてたら三重さんが猫につられて寄ってきたり、今回も小村くんは忙しい。
『るろうに剣心』7話。薫を人質に取って剣心の怒りを買うことで人斬りの本性を露わにさせて殺し合いを盛り上げようとする刃衛…
『白聖女』6話。聖女様がカフェでウェイトレスしてたり、ローレンスとアベルの過去話だったり。甘々話が楽しい。
『めがね』7話。三重さんが教室にめがねを置き忘れたことに気づいた小村くん、週末なのでずっと置きっぱなしも良くないと思って三重さんに連絡の上で持ち帰る。そして自分の部屋に三重さんのめがねがあることで、三重さんがそこにいるような妄想にさいなまれる… イマジナリー三重さんが出現のたびに「ミエダヨー?」といちいち言ってくれるのがおかしい。相変わらず小村くんの内心絶叫が多彩で「今回だけで音階作れそう」とかコメントに言われるほど。美麗作画とキャストの熱演怪演でこれだけ面白くなるもんなんだな。
『七つの魔剣』7話。教師ダリウスの失踪に揺れる教師陣。一方オリバーと同室のピートに、ある異変が起きていた…
『白聖女と黒牧師』5話。足が悪くなって教会に行けなくなった信者のために出張してみたり、バレンタインデーを知った聖女様が奮闘したり。相変わらずの甘々でカワイイ。Cパートのショートコントもちょっと好き。
『英雄教室』4話。ドラゴン化したクーフーリンに、皆で挑むレイドバトル。アーネストの魔剣で仕留めるも、その影響でアーネストは爆食いに走ってしまう…
『るろうに剣心』5話。剣心に圧倒される左之助。しかしかつて維新動乱の中で同行した「赤報隊」の末路を思い出し、再び立ち上がる…
『白聖女』4話。アベルが家庭教師をしていたへーぜリッタが教会に訪れる。かつて彼女と親しかった「西の聖女」の悲しい末路を間近に見て、聖女と教会の在り様に不信感を抱いていた…
『英雄教室』2話。クラスでも浮いた存在のソフィが「人口勇者」であることを知ったブレイド、その呪われた存在は自分のせいだと思いこんで「普通の青春」を与えたいとして、ソフィとデートを画策する。それを尾行するアーネストたち… ドタバタギャグがハイテンションに展開する様子が「昭和感」とか言われてるけど、ここまで突き抜けてると普通に笑えてくる。シリアスなシーンでもその残滓がそこはかとなく漂うのも独特。
『るろうに剣心』3話。剣心と出会ったことでスリから足を洗おうとする弥助、元締めのヤクザからリンチを受けていると剣心が救出に殴り込んでくる。自分の弱さを嘆く弥助を薫のもとで修行させようとするが、弥助は反発ばかりで受け入れようとしない。そこに元門下生が半グレ集団みたいな連中に追われて駆け込んでくる… 弥助の成長譚と窮地に登場する剣心という構図がやたら繰り返されるけど悪くないです。EDが「相川七瀬っぽい」と言われて確かにそんな感じ。OPのラップ調も、シリーズに思い入れがない身にはさほど違和感もなくわりと好感だったりもする。
『白聖女と黒牧師』2話。ローレンスの友人アベルが教会を尋ねてくる。仲よさげな二人の様子にちょっとジェラシーのセシリア。そんなある日、ローレンスは頭痛で倒れてしまう…
『好きな子がめがねを忘れた』3話。ある朝小村が登校すると、まためがねを忘れた三重さんがクラスのモテイケメンな東くんにカバンの中身をガイドされていた。しかも手とか触れたりして。しかしそこに訪れた小村に、三重さんが意外な一言を放つ… メガネ・視力縛りで、本当によくネタが尽きないものだなと思う。あ、でもしりとりの話はメガネあまり関係無かったような? 今回やたら目立ってた東くん、サブタイトルのラブレターの話でも存在感を大いに発揮する。