ようやく観た。nasneで再生してたら何故か冒頭付近が映像も音声もガクガクしてたんですが何コレ。まあそれはさておき、萌えとバトルのアニメだった。武装神姫という存在自体がそうなんだから、正しい作りなのかもしれない。マスターLOVEなちっこい連中がわいわいやってるのをニヤニヤ眺める感じ。そしてバトルもかなり気合い入った感じで、結構動きも激しくて見応えありました。バトルシーンではアーマーに細かい造形も多いし、CGも使ってるのかな。動きが速くて小さいのでよく解らん。なかなか楽しめそうな感じ?
いきなり気づいたのが「音楽 織田哲郎」。OP主題歌も担当してるようです(歌ってるのはキャスト)。織田哲郎というと今どきの若い人にはピンと来ないかもしれないけど、かつて小室プロデュースを中心にCDが爆売れしていた時代には自ら歌ったり他人にも楽曲を提供してたりした人ですわね。「いつまでも変わらぬ愛を」とか「ボンバーガール」とかよくカラオケで歌ったもんだ。アニメ系もやってたのか。
あと観ていて気になったのは、武装装着シーン。小説を読んでいてもそのへん細かい描写は無かったので、普通に物理的に置いてあるのをよっこらしょっと担ぐなりはめ込むなりで装着するのかと思ってたら、空間からいきなり出現して装着してるのね。VRバトルフィールド内だけで何でもアリなのかと思ったら普通の空間でも装着して普通に飛び回ってるし。でも飛んでるにしても、何か燃焼して吹き出しているような描写も無いのでどうやって飛んでるのかは不明。プロペラが付いてるようでも無いし。…もしかしてこういう、リアルな技術考証というか仕組みの説明を求めるようなことって野暮だったりするんですかね? ああいうちっこい連中が個性を持ったAIで自律行動しているってだけで現時点ではファンタジーなんだから、まあ何でもアリといえばそうなんだけど。
小説を読んでいるときに気になっていたけど今回観ただけでは説明を得られなかったものとして、人間が神姫と一緒に移動する状態というのもある。小説版だと主人公が刑事なのであちこち調査に動き回るんだけど、歩いて移動するときに神姫も一緒だと横を歩いていて速度を保てるもんなのかどうか。神姫は身長15cm程度、人間のだいたい1/10ぐらいのサイズなので、移動速度を合わせようと思ったら実質10倍のスピードを出さないといかんのじゃなかろか。神姫が人間のサイズなら時速40kmぐらいで? 常にかなり高速に走ってないといけないことに。それでエネルギー(携帯電話みたいにクレイドルで充電する)とか各関節への負荷とか大丈夫なんだろうかというのも気になる。いつでもどこでも装甲を展開できるのであれば、車両型や飛行型といった移動用外部装甲を使用するという手もあるが。…こういうのも野暮ですか?(汗
まあ基本的に神姫の世界ってのはどれもこれもアリということなので、もしかしたら移動方法すらそれぞれの世界でどれでもアリなのかもしれません。それこそ、私が個人的に脳内設定で説明をなんとか理由づけてもそれもアリみたいな。小説もゲームもアニメもそれぞれ別個の物語ということだしな。とりあえず小説版が2冊ともやたら暗い話だった(神姫が軍事転用されてたり記憶操作されたりマスターをかばって死んだり)ので、アニメでは軽く明るい話を期待しています。第1話を観たぶんには期待に応えてくれそうだ。
2012/10/21
武装神姫アニメ
2012/10/08
その後の武装神姫
とりあえず「バトルマスターズ Mk2」が届いたのでやってみた。アーマードコアを美少女フィギュアでやる感じ、とは聞いていたけど確かにそんな感じ。まあアーマードコア自体を初代あたりぐらいしかやってないのだけど。まずベースとなる機体を選んで手持ちポイントから武装を買いそろえて、あとはひたすらバトル。バトルに勝ったらポイントが増えて、それでまた装備強化したりしてどんどん上を目指します。徐々に強いライバルや上位の試合とかが出てくるようです。バトルは完全なアクションで、3種の装備とその他の特殊攻撃や防御などをいろいろ使って戦闘します。で機体ごとにストーリーが設定されているらしく、それをそれこそギャルゲーのように楽しんでいく…のかな。まだストーリーらしきものがほとんど出てきて無いのでそのへんは何とも。アクションはなかなかの手応えで、始めたばっかりでも油断してるとさっくり殺られるぐらい。まあアクション下手なのは自覚しておりますゆえ。
もうひとつ買ってみたのが「武装神姫アーカイブ」で、これはメインコンテンツであろうフィギュアの一覧を本書出版時点まで網羅してるモノ…だと思う。コミックやゲームについてもいくらか触れられています。で、まず登場したのが島田フミカネ氏デザインによるアーンヴァルとストラーフの2タイプで、これらを起点としてその後様々なデザイナーによるいろいろなモデルが出ているらしい。デザイナーによってタッチもさまざまなのを、神姫のメーカーが違うということで世界観に落とし込んでいる。そもそもはコナミと原型師の浅井真紀氏とのコラボが発端であり、浅井氏のフィギュアとしてもあのレイキャシールが原点になっているというのが巻末のインタビューにも出てきます。あのレイキャシールってfigmaの原点にもなったんじゃなかったっけ。よっぽどエポックメイキングというか、萌え系アクションフィギュアの歴史に重要な足跡となってますのね。
そのインタビューにも繰り返し述べられているのだけど、武装神姫としては全体を包括する世界観は用意するにしても、それぞれのストーリーはそれぞれで存在するものであり、むしろユーザーが俺的ストーリーを妄想するのさえそれは外伝ですら無くメインストリームだと言っているのが印象的。だから小説や漫画やアニメでいろんなストーリーが語られても、それはそれぞれで存在するものだということらしい。これが本筋だというものも無く。えらく自由な枠組みになっているようです。
しかしこれだけフィギュアも大量に出てるってことは、それだけ支持もされていたってことなんでしょうね。フィギュアについてくるコードを使うPCでのオンラインゲームもあったらしい。もう終わってるっぽいけど。まあでも今更フィギュアを買い集める気にはならない…と思うけど…でもfigmaと並べてみたい気はしないでもない。
2012/10/07
武装神姫 LOST DAYS とか
「武装神姫 LOST DAYS」読んでみた。「武装神姫」が今期アニメ化されたとかで面白そうに思えて関連作品とか調べてたらとりあえず小説版の1つが入手できた。
中身としては刑事が神姫にまつわる事件に挑む物語。しかし表紙とカラーイラストの萌え萌えっぷりとは裏腹に、ハードボイルドというのか話は結構シビアです。人も、そして神姫も結構死にます。アニメ版の情報を見てると神姫たちがわいわいきゃっきゃしつつマスターのために働いたり闘ったりするという印象(まだ見てない…こちらでは20日のBS-TBSまでお預け)なのでそういうのを期待してたら全然違ってた。というかそもそも、「武装神姫」って1つのストーリーがあってそれをアニメやゲームや小説や漫画にしてるというよりは、設定だけは確立してるけどそれぞれの世界を展開してるって状況なんでしょうかね? そのへんよく解らん。
とりあえずはアニメの放映待ちなんだけど、あまり期待しすぎるのもアレだからほどほどにしておこう。そしてついでにPSPゲーム版もamazon待ちだったりする。2本出ていて、2のほうが初代を全部含んでいるし初代はロード等に難ありという話だったので2を買ってみた。しかしDLCの猛攻がひどいことになってるとも聞くのでどんなもんなんでしょう。ゲーム的にはアーマードコアを萌えフィギュアでやる感じみたいですが。
あとラノベつながり気味に、「デート・ア・ライブ」読んでみた。突然理不尽に出現しては大災害をもたらす「精霊」、女の子の姿をしているそれを鎮めるためにデートしろという話。いろいろふざけた設定なんだけど、中身はもっとふざけていてリアルとギャルゲーをリンクしてたりとか色々。何というかコレ、もうちょっとふざけたところを収めてもっと中二病的にやったらもう少し読みやすいんじゃないかとも思ったり。ふざけすぎていまいち感情移入できん。これは「のうりん!」にも感じたのだけど、メイン読者層であろう今どきの中高生にはこういうスタイルのほうが受けるんだろうか。オッサンにはつらいです。いやラノベ読むオッサン自体が痛いのかもだけど。
感情移入といえば「LOST DAYS」のほうも、時折主人公の行動に「?」なことがあったりしてのめり込めないこともしばしばだった。あと体長15cmぐらいの神姫を相手に会話してるときとか、目線がどうなっているのか相手が立ってるのか浮いてるのかよく把握しきれなかったりで、場面が思い浮かべにくいところも散見。いやこのへんは単に私の読解力不足とかいろいろ見落としてるせいってのがかなりありそうだけど。