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2022/05/29

「ご主人様とゆく異世界サバイバル!」完結

カテゴリー: 読書 — タグ: , — chaba @ 10:57

ご主人様とゆく異世界サバイバル!」が完結してた。3月更新からしばらく間を置いていて、これはこの作者氏では出版向けの執筆作業があるとかでたびたびあることなので気にしてなかったけど、今気づいたら5月に3回更新してそれで完結となってた。不意打ちを食らった気分。5月更新に入った段階でその前からだいぶ年月が経過したことになっていて、すっかりまとめモードに。まあ考えてみたら周辺がいろいろ騒がしくても結局のところ主人公がその異能でぶっ飛ばせば全部片付くしそうやって進行してきたので、その繰り返しが作者側にも飽きがきちゃってたのかな。省略された長い月日を振り返ってアレもコレも面倒だったなあとか述懐してるけど、そういうぶっ飛ばしの詳細を見たかったなあというのが正直なところ。書籍出版は続くだろうからそのへんをもう少し語ってくれたりするのかな。いやどうだろうなあ…
とりあえず並行連載していた「最強宇宙船」のほうは続いているようで安心。とはいえ油断はできないが。これまで執筆休載とかはしばしばあったけど基本的に毎週更新してた作者氏なのだけど、新作とか書いてくれるのなら嬉しいけど。このままハイ終わり!とかなったら寂しい。

2022/05/27

帰宅途中で嫁と娘ができたんだけど、ドラゴンだった。

帰宅途中で嫁と娘ができたんだけど、ドラゴンだった。」、タイトル通りの導入となる作。40年ぐらい前の「世界衝突」により、現代社会にファンタジーが融合してしまった世界。なので獣人とかモンスターとかドラゴンとかが普通にいる。融合当初は事故も悲劇も混乱もあったけど、とりあえず世間は落ち着きつつあるそうな。そんな中で主人公がドラゴン卵泥棒の追跡に加担したことから始まる話。作品世界ではドラゴンには女性しかおらずしかも人間形態(角・羽根・尻尾あり)を標準としていてドラゴン形態は力の消費が大きいとかで必要時しかやらない。なので産まれるのも当然娘のみ。だからといって同じ個体のクローンにはならないところはまあ我々の知る遺伝子とは異なる要素があるのでしょう。
で、今作の最大の魅力というのは間違いなくその娘達、双子の赤子の描写がものすごく愛らしく描かれていることでしょう。いきなり夜泣きに苦しめられたりとか噛み癖にやられたりといった苦労話も挟まれるけど、双子で非言語コミュニケーションをとる様子とか頼りなくふよふよ飛ぶ様子とかパパママに甘える様子とか、とにかく可愛い。主人公が膝に乗せているとあちこち掴んでよじ登ってきて、肩に乗ったところで母親であるヒロインが哺乳瓶持って入ってきたのを見てそれを目指して「だぁ!」と元気よく飛び立ったりとか。赤子でもドラゴンだけあって掴まれたり蹴られたりするとめっちゃ痛いらしい。肌の柔らかさやキャッキャ喜ぶ様子を堪能する入浴シーンも好き。主人公もトラブルに巻き込まれてるときに、さっさと片付けて俺は帰って双子と風呂に入るんだ!と内心言ってるぐらい。漫画でそのいろんな場面のビジュアルをもっともっと見たかったのだけど、漫画版も書籍版も、それぞれ2巻で刊行終了となっている模様。この刊行終了により作者氏のモチベーション低下が激しいようで、2017~2019年までに190話ぐらい公開していたのが翌2020年に1話、昨年2021年に5話、そして今年は3月の1話のみの更新。先が気になる展開になっているので更新が待たれるところではあるけど、更新の意図を信じてこればかりは待つしかない。
育児要素だけでなく徐々にスケールの広がっていくファンタジー要素もなかなか面白く、それなりに殺伐としてるところもある。そして個人的に感じる難点を挙げるとすれば、「めんどくさい」「回りくどい」と感じる点が散見されることだろうか。ウザ絡みをしてくる人物が出てきて、ぶつかり合ううちに理解が進んで無二の仲間になるなんて展開はまあよくある話なんですが、ウザ絡みがウザすぎる印象が拭えない。コレはまあ個人の耐性もあるだろうし私がそれについて低めなのも否定しませんが。あと主人公がやたらとバカと言われるバカ設定で、世界への理解も乏しいからと周囲からの言葉を借りて設定説明がしばしば入るのは良いのだけど、その辺もいささかウザい。世界実態とか竜の生態とかに詳しい「鼠の賢者」が出てくるのだけど、そいつがまた主人公をいちいちバカにしつつ世界を語るのである。ナレーション的に世界設定を語るような形式だと面白くないのかもしれないけど。どうにもいろんな面で回りくどい印象があり、話がなかなか進まないのがもどかしいことがしばしば。育児要素にたどり着く前にウザ要素で忌避されることも少なくないのではなかろうか。…実際、正直言うと私自身もだいぶ前に冒頭をいくらか読んでいたのだけどすぐに離れていたという過去があります。今回漫画広告でも見たんだろうか、改めて読み直して見たら育児要素の魅力にハマった感じ。ある程度読み進むとウザ要素もそれなりに慣れてくる?感じにはなりましたが。しかしあらためて書籍版を購入して読んでみると、ウザ要素が気になって気になって… とりあえず現状はweb版の更新を待つのみです。

2021/12/15

「精霊生活」漫画38話

カテゴリー: 漫画 — タグ: , — chaba @ 04:09

精霊達の楽園と理想の異世界生活」漫画38話が公開されてた。いよいよ人間の街に到着。
早速入門、とは行かずにまずシルフィからいろいろ注意点を指導されたりしてようやく街に入る裕太。アイテムバッグ注意とか他の人から見えないシルフィに話しかけるなとか。街中では猫耳種族とか他の精霊の姿も結構見かけて、この漫画担当氏のカワイイ絵柄がかなり活かされてる描写に。今後続々登場予定の新キャラたちのビジュアルも期待できる。そして冒険者ギルドに入って受付嬢が登場したところで今回は終わってるけど、この方って今後いろいろ裕太とのトラブルを仲介するというか中心人物の1人になる人ですかね。名前もう忘れたけど、なかなかキツそうな美人といったビジュアルになっててそれっぽい。
それにしても迷宮都市編にちゃんと連載が続いて、本当に良かった…9月連載および6巻段階では「俺たちの冒険はこれからだ!」みたいな感じで終わってたのでちゃんと続くのか心配してましたわ。今後とも書籍出たら買いますので是非とも続いて頂きたく。以前も漫画担当氏の病気とかで長期休載があったから無理は言いませんけども。

2021/12/13

戦国時代に宇宙要塞でやって来ました。5巻

戦国時代に宇宙要塞でやって来ました。」5巻が出てました。タイトル通りに、宇宙SFMMOなゲームをサービス終了までやってたら戦国時代に紛れ込んじゃったという作で、信長を見に行ってみようぜ!と尾張を訪れたらその信長に気に入られて召し抱えられて、そのオーバーテクノロジーや知識で織田家をサポートしていったらやがて徐々に歴史に影響を与えていくという話。主人公は宇宙要塞にプレイをサポートする女性アンドロイド120体ぐらいを所持していて、その彼女たちも同時に人間となってともに戦国を生きていく。主人公も含めて人間離れした肉体能力を保持していて、優男だ女だと舐めてかかってくる連中を軽く叩きのめすあたりは痛快。いつの間にか生殖能力さえ備わっていて、そのうち子供もどんどん増えていくのだけど、そうした生活を経て徐々に生体人生の実感みたいなものをアンドロイドたちが得て行く描写も独特。特に最初に作られた「エル」はアンドロイドたちの中でも「正妻」として一目置かれているのも面白い(ゲーム序盤ではエルと2人だけで中古宇宙船で活動してたなあなんて話もちらっと出てくる)。子供を産むのもまずエルが最初として懐妊調整してたらしい。今巻の最後のほうではそのアンドロイドたちとの絆を感じさせるエピソードもあったり。そういえばゲーム内で新しいキャラを作るときは皆で温かく迎えたもんだなんて話もあって、ちょっとほっこりする。
武装に関しても宇宙要塞でどんどん生産して提供できるので戦でも負け知らずで、虫型ドローンとかで情報収集も万全みたい。その気になれば一気に日本全体を武力制圧も可能だろうけどそこまではやらない。無敵最強を維持しているけどどこかで足をすくわれることないのかな、武装が盗難されたりとか間者に狙撃されたりとかないんだろうかとか心配にならなくもないが、拠点においても情報収集は万全だろうから無双を続けられるのかも。今回は関東遠征の話でしたが、web版のほうでは今川や武田にも大きな動きがあったりしてどんどん歴史を改編しちゃってます。
ゲームが現実に、というのは「オーバーロード」がアニメにもなったけど、同様にファンタジー世界に紛れ込んだという「ファンタジー世界に宇宙要塞でやって来ました」もあったりするけど、こちらはいわゆるエタってる状態。戦国のほうが作者的にも面白かったのかな。ともかく「オーバーロード」ではゲームからリアルへの変化において配下キャラ(シャルティアとかアルベドとかの連中)の反応が明らかに変化したというのがあるけど、今作だとゲーム時代から高性能AI搭載で特に反応は変わってないような。ていうかゲーム外のリアルをゲーム時代から認識してた気がする。なので史実をベースにした戦国時代の現状認識とかも普通にやってるし、まあ高性能AIのサポートキャラを120人も侍らせることができるゲームってのはなかなか簡単には実現しないのかもね。

2021/11/27

アラフォー男の異世界通販生活

カテゴリー: 読書 — タグ: , — chaba @ 20:06

アラフォー男の異世界通販生活」web版読んだ。完結済み。タイトル通りにアラフォー男が異世界に突然飛ばされて、得たチート能力は通販機能とお約束のアイテムボックス。通販が使えるというのは他作品でもあった気がするが、結構細かいのが独特かもしれない。日本での使用に準拠している感じ(というかおそらく日本で使うAmazon的なサイトを神的な存在がコピーした)で、銃器の購入は不可だったりする。なので戦いにはコンポジットボウとか機動隊が使うような透明シールドを活用したり。あと毒薬や爆薬を合成とか。自動車やバイクも購入できるけど燃料が高いのでサラダ油を加工してバイオディーゼル燃料を作るなんて流れはなかなか無い気がする。爆薬や毒薬の合成にも化学知識がいろいろ出てくるし。それもKindleみたいな通販システムにより電子書籍を購入して参照してる。購入費用にウォレットチャージが必要なのだけど、現地通貨をどんどん入れていったら現地の通貨が枯渇するということで物品チャージも対応している。鉱物を入れてみたり、王族や貴族の倉庫でホコリをかぶった家具類がアンティークな値が付いてたり。
最初はスローライフでひっそり目立たず暮らそうとしてたのだけど、知り合った商店主の娘が賞金首の盗賊に拉致されたのを聞いて、自重をやめて上記の武器やら自動車やらをフル活用するあたりから勢いが付いてくる感じ。しかし主人公自身は普通のサラリーマンなので戦闘能力があるわけではなく、重機で盗賊やゴブリンをなぎ払ったり、四駆車で狼の群れをひきつぶしたりとか。そのへんは仲間になる獣人たちや魔導師たちが活躍を見せてくれる。あと重機が出せるので森林開拓もお手の物だったり。
次第に立場が上がっていくとその活躍の舞台も広がっていくのだけど、転移先の王国は帝国と共和国に挟まれていて、それぞれの国との紛争とかあるのかなーと思ってたら全然そんなことなくて終わってしまった。国内の紛争もダイジェストで駆け抜けた描写になってるし。どちらかというと上記の盗賊討伐とか領内探索などといった比較的ローカルなところ?の描写がじっくり描かれている印象。なんか最後のほうも、一気に視点が広がるかと思ったらさくっと終わっているし。なんだか最終盤のほうでは時間の流れが一気に加速して、駆け足で早く切り上げようとしているようにすら思えるぐらい。もっと細かく描こうと思えばいろいろ挟めそうなんですけどね。共和国にも帝国とももめる要素はあったし、ベルの件もいまいち掘り下げられないままだし。アネモネの過去も掘り下げようがあったな。
とりあえず書籍版と漫画版の既刊のものは買いました。漫画は少し読んだけど、ちょっとだけエピソードをいじってるところはありますのね。書籍版でどうなってるかは未読だけど。それで書籍版、もっといろいろ改変というか追加とかされていくのかな。

2021/10/02

理想のヒモ生活 14巻

カテゴリー: 読書 — タグ: , — chaba @ 14:47

「理想のヒモ生活」14巻。相変わらずヒモと言いつつ「いつの間にか国内でも随一の多忙」と言われるぐらいあちこち飛び回って働く旦那様。全然ヒモじゃない、めっちゃ国のため女王のために働いてる。営業マンとして鍛えた対応力で、魑魅魍魎な貴族社会にも対処してるし。めでたく側室も迎えたのだけど、正妻と寵愛を競い合う…よりもまず夫をなんとか居心地良くさせようと協力して腐心する。なにしろ旦那様は小心な日本人、側室を迎えるのだけでも抵抗が大きくてようやく迎え入れることになったのである。そんな環境なので、妻同士が夫について心配したり打算したりで話し合うシーンがなかなか味わい深い。ついでにこの側室、遠い他国の王女であり、その他国の地での騒動に今後いろいろ巻き込まれそうな感じでそれへの対策もいろいろ話し合われてた。そういえば身内だったり他国間だったりで会談が多かったな。「転スラ」じゃないけどほとんど会議してたような。それでも面白いです。コレどうなんだろう、アニメ化とかするには地味かな…戦闘とかが無いわけじゃないが、基本的に政治ドラマ…といえるのかどうか、内政ネタが多い気がするし。

2021/09/25

コミックウォーカー

鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ」の漫画版11話が出てた。「3人目」のディアナ登場。いや4人目になるのか? 書籍版イラストでビジュアルはすでに出てるけど、それをベースとした漫画版のほうがやっぱり印象強くなりますね。タッチの違いもあるけど、ディアナは書籍版より可愛さが強調されているようにも思う。今後メンバーに動物たちが加わっていくとそれらのママとしての存在感を増してくるのがちょっと楽しみだったりもする。
前回だったっけ、サーミャとリケが湖に水浴びに行くというエピソードで、「実家では弟たちの世話をやってたから」とリケがサーミャの髪を鼻歌交じりに洗ってあげるシーンがあった。洗われるサーミャのほうは昔に母親から世話されてる頃を思い出す…なんて描写なんだけど、幼い頃のサーミャがやたら可愛いかったのは漫画版ならではの恩恵。しかしサーミャ、獣人は早熟だとかで肉体は成長しきってるけど実年齢5歳とかじゃなかったっけ。なので一人前の狩人として活躍してても精神的に幼いところがあって、そういうところでリケが「お姉さん」してるシーンがしばしば出てきてほほえましい。体型的にはドワーフのリケのほうがよっぽど小柄スレンダーで子供に見えるんだけど。そういう関係性も面白い。

あと「航宙軍士官、冒険者になる」も。こちらはweb版のほうが完全に「エタってる」のがずっと気がかり。
これらが掲載されているコミックウォーカー、気になるのを片っ端から登録していったら結構な数になってしまった。特に金曜は掲載告知が大量に来てたりする。「航宙軍士官」もそうだけど、月刊ベースなのを分割掲載しているのも多いですしね。上記2作など気に入った作は単行本も購入しているので、今後も期待しています。そして「航宙軍士官」の先行きが本当に気になっている。

2021/09/02

チート魔女 5巻

カテゴリー: 読書 — タグ: , — chaba @ 08:02

魔力チートな魔女になりました」5巻が出ていた。web版だと従来刊行分より長めな印象だったし途中で大きく舞台が変わるので、前後編で出たりするのかなと思ってたけどそんなことなかった。ていうか今見直したら全然長めでもなかった。内容的には基本的にweb版そのままですが弟子に関する描写をやや膨らませてるかなといった印象。表紙にも出てますし。そして相変わらず穏やかで優しい話で安心。悪役も出てくるけどあっさり退場するし。
これに伴ってwebでは7章が連載されているのだけど、サブタイトルからしてまとめに入ってるんじゃないかというのがちょっと気になる。書籍版の構成が、だいたい冒頭で500年後の魔女たちの様子を示しておいて、こういう話もあったよといった流れで本編に入る感じになっている。本編中でもしばしば、後年にどうのこうのというエピソードも挟まれるし。なのでいくらでも後付け可能というか本編の時間軸が前後しても全然問題無いような構造ではあるのだけど。何が言いたいって要するにいつまでも続いて欲しいのです。漫画版もなかなか好感だし。こちらも早く単行本で欲しい。早く3章までたどり着いて欲しいけど先は長い。ていうかたどり着けるのかも解らない。

2021/08/27

航宙軍士官 漫画4巻

カテゴリー: 漫画 — タグ: , — chaba @ 08:05

航宙軍士官、冒険者になる」漫画4巻。ファンタジーの世界にSF装備で殴り込んじゃう系。レーザー銃とかレーダーとかはたまたステルスドローンなどといった武装によりどんなモンスターでも盗賊団でもバッタバッタなぎ倒してしまう無双感。そんな環境で、やがて襲撃に訪れるかもしれない敵対生命体(そもそもSF世界で対抗していた)にまともに対峙するため、この惑星全体を占領して民衆の教育と武装強化を決意する主人公。亡国の姫を助けたことでそのもとに集う臣下を配下として勢力拡大を図る… といった流れ。いきなり謎の勢力として占領を図ることも可能かもしれないけど、あくまで冒険者として名を上げていってやがて貴族となって足場を固めていく(そのうち国盗りとかも視野に?)ことを目指しているのが独特かもしれない。ガンガン無双していくのは小気味良いのだけど、しかし最大の問題点というか懸念は、「なろう」版が長期休載中ということなんである。書籍版も漫画版も刊行が続いているからそれなりにセールスは出ているんだろうし、今のところ「なろう」版に準拠しているけども、追いついてしまったらその先は出版で描いていくつもりなのかな。
この漫画版、今風のタッチではないと思うのだけど、SFもファンタジーも緻密に描いてくれるので結構好きです。あと基本シリアスだけどたまにコミカルな会話も挟まれるのだけど、そういった場合にキャラを可愛く崩して描いたりといったデフォルメ(漫画版「オーバーロード」「幼女戦記」とかだと結構ありますわね)がほとんど無いのも独特。とにかく「なろう」掲載分の先にも話が続いてくれることを願ってやまない。もしくは連載再開を切望。漫画のweb連載だと今回の単行本のちょっと先に行ってます。

2021/08/24

なろう系

「マギクラフト・マイスター」漫画8巻。蓬莱島に仲間達を招待したり、謎めいたオートマタ・エレナ絡みの話とか。エレナの件は次巻に続いてたけど、冒頭の仲間招待のところで、「お客様が来たぞ! 歓待するぞ!」的にゴーレムたちがえらく張り切ってるのがなんだかおかしかった。まあ主人公しか人間がいない島で来訪者も皆無だったから、お客さんが来ると嬉しいのかもね。コミカルなタッチも手伝って、やたらとゴーレムたちが可愛い。今作も絵が付くことでだいぶ雰囲気が変わっている気がする。

「月が導く異世界道中」16巻。前巻から書籍版オリジナルな展開に入っていて、確執ある貴族からの依頼を受けてなんだか恐ろしげな汚染をされている地の調査へ。なんだかんだで主人公一行のチートにより解決したら既存の流れに戻ってた。召喚した「門」と対峙して、新たな従者を加えて…となったけどまだ新参の人に名付けをするところまで至らず。しかし「門」にせよ新参にせよ、webで読んだのが随分前だったので、あーこれは以前と同じような展開だなー…まだ書籍だと出てなかったんだっけ!? と妙な動揺をしてしまった。

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