『アイの歌声を聴かせて』Pirmeビデオで観ました。美少女AIロボ・シオンが転校生としてやってきて、いきなり歌いだしたり突拍子もない言動で周囲を混乱させまくる話。シオンにロックオンされて絡まれた方は混乱するし恥ずかしいしで困惑。見てるこちらも困惑というか共感性羞恥ってやつ? なかなか序盤は辛い。しかしそのターゲットに絡んでくる理由がちゃんとあって、それが明かされるともう涙腺が完全敗北。水田も広がる田舎町でAIとかロボとかが当たり前に使われている環境、AI実験都市とかそういう位置づけなのかもしれないけど。いろいろ場面によってはテクノロジー的にちょっとそれはないやろ的なことも考えてしまわなくもないが、情動と音楽・映像の迫力に圧されて大感動でした。土屋太鳳氏の歌声が優しく力強くてすごく良かった。監督の吉浦康裕氏って『イヴの時間』の人じゃないですか。やっぱりAI系にはこだわりがあるのか。