「ご主人サバ」こと「ご主人様とゆく異世界サバイバル!」漫画4巻。異世界に迷い込んでご主人様こと亡国の姫シルフィに拾われた主人公、そのチートな能力を認められて祖国奪還に協力して一歩を踏み出す。例によって「マインクラフト」的なクラフト能力を発揮しまくり、ブロック構成で陣地を作ったり各種武器を製造したり。武器製造の中で、ハーピィ用の投下爆弾にもついに着手。今後コレが凶悪な効果を見せつけまくるんですよね。
コレも比較的アニメ化とかしやすいんじゃ無いかとも思うのだけど、リュート氏の一連の作品については全くそういう話が聞こえてきませんね。ただコレの漫画版についてはわりとエロが激しいので、そのへんはアニメ化においてカットしても良さげ。ていうか原作のほうではエロ展開は明言はされてるもののはっきりした描写はほとんど無いんですけどね。しかもだいたい主人公が女性陣に「食われる」展開だし。リュート氏の作ではどういうわけか漫画化においてやたらとエロを強調しがちな傾向がある気がする。そのほうが引きが良いんですかねやっぱり。
2022/07/28
ご主人サバ 漫画4巻
2022/05/29
「ご主人様とゆく異世界サバイバル!」完結
「ご主人様とゆく異世界サバイバル!」が完結してた。3月更新からしばらく間を置いていて、これはこの作者氏では出版向けの執筆作業があるとかでたびたびあることなので気にしてなかったけど、今気づいたら5月に3回更新してそれで完結となってた。不意打ちを食らった気分。5月更新に入った段階でその前からだいぶ年月が経過したことになっていて、すっかりまとめモードに。まあ考えてみたら周辺がいろいろ騒がしくても結局のところ主人公がその異能でぶっ飛ばせば全部片付くしそうやって進行してきたので、その繰り返しが作者側にも飽きがきちゃってたのかな。省略された長い月日を振り返ってアレもコレも面倒だったなあとか述懐してるけど、そういうぶっ飛ばしの詳細を見たかったなあというのが正直なところ。書籍出版は続くだろうからそのへんをもう少し語ってくれたりするのかな。いやどうだろうなあ…
とりあえず並行連載していた「最強宇宙船」のほうは続いているようで安心。とはいえ油断はできないが。これまで執筆休載とかはしばしばあったけど基本的に毎週更新してた作者氏なのだけど、新作とか書いてくれるのなら嬉しいけど。このままハイ終わり!とかなったら寂しい。
2021/12/03
ご主人サバ 漫画3巻
「ご主人様とゆく異世界サバイバル!」漫画3巻出てた。まだ最初のエルフ村での防衛戦なのでかなりゆっくりというか先は長いのだけど、主人公コースケのチート性能が漫画化されると本当に理不尽に見える。「マインクラフト」的にブロックを空中配置できたりとか、「添え木」で開放骨折を見る間に治してしまったりとか、燃え尽きない「たいまつ」だとかいろいろ。WASD移動なんて脚を動かさずにスライド移動してしまうらしいから側で見てたら気色悪いと評判。でもそのほうが移動が速いので、肉体に劣る現代人には必須のようです。そしてザミル・ゲルダ・シュメルといった後々までちょくちょく登場するキャラがどんどん顔を出してきているのも嬉しい。それぞれが防衛戦(肉弾戦)で活躍してるし。シュメルのでかさが一目瞭然だったり、ザミルとかのリザードマンの表情わかりにくいってのも漫画だと納得できる。シュメルが赤鬼なのはカラーじゃないと解らないけど。そして最後にシルフィがコースケとともに王国奪還を決意する。これからまた新たな快進撃が始まる。今はまだちらっとしか出てないハーピーさんたちが恐るべき大活躍を見せるようになる。ハーピータワーとかも見たいんだけど漫画になるのはいつの日だろうか。それより先にグランデだな。書籍版ではグランデがもう出てるからイラストにはなってるけど漫画ではだいぶ先だよなあ。
今後も楽しみなんだけど、漫画になって無駄にエロいのも特徴かもしれない。今はまだ関係を持ってるのはシルフィだけだけど、他の女性たちがやたらとローアングルだったりのエロい視点で描かれてたりする。まあそのうちどんどん周囲の女性たちと関係を持っていくんですけどね。
2021/10/05
ご主人サバ 6巻
「ご主人サバ」6缶じゃなくて6巻。サバといえば缶ですね。主人公により異常に強化された装備で快進撃の反乱軍、ついに首都奪還して兵数300倍ぐらいの討伐軍を迎え撃つ。相変わらずグランデが最強ぐうたらマイペースドラゴンでカワイイ。隙あらばクッションに埋もれて寝てる。さらにスライム娘3人衆が局地的最強でカワイイというか怖い。あと今回さほど出番は多くないけどしっかり存在感のあるハーピイさんたちもカワイイ。数多くの妻を抱えることになる主人公、妻たちに隙あらば「食われる」描写が定番のオチだったりするけど、グランデなど体力底なし組と比べてハーピイは非力だけど数の暴力で圧してくるらしい。で子供が産まれるのも一番早いんじゃなかったっけ。女性しかいないハーピイは他種族から精だけ貰って子育ても自分らで集団でやるという習性がある(従って産まれる子供も娘だけ)ので、主人公が知らぬ間にハーピイちゃんたちが多数産まれてた気がする。ちび羽毛たちにわいわい囲まれてる様子は早くビジュアルで見てみたいものである。子供の存在を知った主人公がその建造能力で、育児施設を含んだハーピイの巣として高層マンションみたいなハーピイタワーとか作ってるし。階段が無いので他の種族は上がれないやつ。ついでに種族特性上強いオスが大好きなので、自分ら以外に妻がどんどん増えることも「ウチらの旦那さん凄い」状態でわりと歓迎してるらしい。あとグランデを強くリスペクトしているのでよく一緒に行動しているのも好き。主人公を多数の羽毛でわさわさ接待してたら中にドラゴンのウロコが紛れてたりとか。
グランデはグランドドラゴンなのでもともと土に埋もれて寝る(魔法で軟化させて土に潜る)習性があってその流れでクッションに埋もれて寝る(なにしろ最強生物だから簡単には傷つけられないのでヒマがあれば寝てる。ただし殺気などには非常に敏感に反応する)とか、ハーピイの種族習性とか、独特の描写が好き。ついでに同じ作者の「29歳独身」に出てくるアラクネの風習も独特だった。巨大な蜘蛛に人間の上半身が付いた形態を持つアラクネはもともとは太古の神により生体兵器として作られた種族で、ほとんど理性無しに殺戮を繰り返していたけど、あるきっかけで理性を得てからは人間と接触せぬよう森林奥地にひっそり隠れ里を構えていた。たまに森の中で冒険者とかが負傷しているのに遭遇すると集落に連れ帰って世話をし、回復したら集落にとどまるか記憶を消して人間の世界に戻るかを選択させていた。なので人間とアラクネの夫婦(男女構成はどっちもアリ)というのが里には普通にいて、主人公が訪問したときにはアラクネの女の子が小さな人間の弟をおぶって子守してたなんて描写もあった。なかなか面白いけどアラクネの身体で卵生なんだろうか胎生なんだろうかとか、人間の母体からアラクネが産まれてくるのはいろいろ大変じゃなかろかとか気になったりもした。こういう異種族の独特の風習とかって好きですねえ。ちょっと変化球の「異種族レビュアーズ」もそういう面で楽しめたし。
2021/04/27
ご主人サバ 漫画1・2巻
「ご主人サバ」こと「ご主人様とゆく異世界サバイバル!」の漫画2巻までがいつの間にか出てた。既に書籍版イラストで各キャラのビジュアルは出ているのだけど、やっぱり漫画になると生き生きっぷりが違いますね。シルフィの可愛さとかメルティの腹黒さとかアイラの単眼圧力とかいろいろ。単眼キャラは他の漫画でも出てくるけど、鼻はどうなってるのとか涙はどう流れるのとか、いろいろ表現が難しいところもありそう。あと「マインクラフト」などのようなクラフト・サバイバル系ゲームの能力を持って転移した主人公なのだけど、いわゆるWASD移動とかを脳内キーボードを意識することで自分の脚を動かさずに可能だったりして、その動きが周囲から気持ち悪がられるというのが何度も出てくる定番ネタになってたけど、漫画になってその気持ち悪さがあからさまに。アニメになったらもっと気持ち悪いなコレ。資源採集ということで岩山を簡単にざくざく削って見せるシーンも漫画だとその理不尽さが強烈。
絵も綺麗なので、今後も期待しております。特にグランデの登場が楽しみ。人間サイズになる前、「竜小屋」を作って表札に「ぐらんで」と書いてみたりとかのくだりをビジュアルで見たい。あとはハーピーさんたちが爆撃部隊として大活躍するあたりなど、チート能力で大反攻するところとか。大量の子ハーピーに囲まれるシーンもビジュアル的に強そうだな。次々に嫁を増やしていく作でもあり、既にシルフィとのベッドシーンもしっかり描かれているのでそっち方面も期待してよさげかもしれない。同じ作者の「29歳独身は異世界で自由に生きた…かった。」の漫画版ほどウェットな感じでもないが。
2021/02/11
ご主人サバ 5巻
「ご主人様とゆく異世界サバイバル!」の5巻が出ていたので読みました。表紙がなんか見慣れない人だったけど、鬼らしいツノ生えてるし肌が赤いしってことでシュメルかと思ったらシュメルだった。今巻で主人公の護衛としてわりと活躍?している鬼娘3人衆のリーダー格の女性で、赤鬼族ということで2mを越える巨体に見合ったパワーバトルを得意とするキャラ。以前に剣を使うのが上手くないと聞いた主人公が「鬼に金棒」とばかりに「金砕棒」と名付けた金属棒武器を得意のクラフト能力で作ってプレゼントしたことがあります。主人公は持ち上げるのに苦労するような重い武器なんだけどシュメルは軽々と振り回してる。そのパワー系な印象だったのでもっとゴリマッチョなイメージで顔面造形ももっと張り詰めたような感じかと思っていたら、普通に萌え美女だったので表紙見てもすぐにシュメルと思えませんでした。肉体についても本文で「意外と腕も太くない」といった描写があり、パワー系だけど細マッチョ程度みたいです。巨乳なのはイメージ通りというかもともと本文でさんざん描写されてましたが。そんな鬼族たちの生殖生態系についてもいろいろ語られてたりする。鬼族女性が伴侶を選ぶのに慎重になる理由とか。今作はハーピー族やドラゴン族など、独特の生活習慣というか生殖生態系がいろいろ語られるのが面白いですね。そして相変わらず人化ドラゴンのグランデが可愛い。同じく翼持つ者として強くリスペクトされてるみたいで、人数の多いハーピーたちとよく一緒に行動してるのも可愛い。最強種族の余裕で普段はのんびりしていて、大量のクッションに埋もれて寝ているのがデフォルトなのも可愛い。ついでに次巻で出番が増えそうなエレンも可愛い。清楚な聖女なんだけど毒舌鋭いのも可愛い。なんかイラストが全体的に綺麗になっている気がして、イラストレーター氏のレベルが上がってるんじゃないかとか思ったりもした。タイトルにもなっているご主人様ことメインヒロインのシルフィがあまり出番ないのが寂しいぐらいでしたが。
同じ作者が連載中の「最強宇宙船」も続巻が出るのかな。今作者氏は書籍モードとかでwebのほうを休載中ですが、しかし普段から比較的安定して連載を続けているのは信頼感あります。この両作が、いわゆる転生チート系ではあるけど、今連載中の作としては一番好きというか注目しているかもしれない。コミカライズも進んでいるけど、アニメ化とかはどうなんでしょうね。なにしろ長い話だけど、ある程度区切りはつけられる作風ではあるし。この2作の前に完結している「29歳独身は異世界で自由に生きた…かった。」がちょうど10巻で終わってるのだけどアニメにするなら4クールとかそのぐらいでしょうか? コレも転生チートものだけど、わりとシリアスな局面になったりもして様々な魅力があります。アニメ化とか見てみたいけど、昨今の「当たり外れ」を見ているとちと怖い気もする。それこそ現状の「無職転生」みたいなクオリティで映像化されたらそりゃー大変なことになるけども。
2020/05/01
ご主人サバ 4巻
「ご主人サバ」こと「ご主人様とゆく異世界サバイバル!」書籍4巻が出たので読んだ。今回はとにかくグランデの巻。突然拉致された地から脱出して帰還の途中で出会った巨大なグランドドラゴン、現代兵器で一撃当ててみたら避けられてさらに弱気な態度を見せるので交渉してみたら友達になっちゃったことから始まるグランデとの交流。最終的には人の姿になって表紙絵にもなってるのだけど、どういうわけか私の中では黒っぽいウロコのイメージだったので金髪とそれに近い色合いのウロコを持ったビジュアルに違和感ありまくりだった。本文中には出会いのシーンからしっかりと黄土色系のドラゴンと表記されているので、まあ地面に親和性の高いグランドドラゴンだから当然そうだよねとは思う。ともかくこのグランデ、ドラゴンなので強大な力を持っているし口調は尊大気味なのだけどなんだか優しくて弱気なところもあったりするカワイイ奴なのである。主人公の出すチーズバーガーが大好きだったりとか。いきなり主人公がドラゴン連れて拠点に帰還することで騒ぎになったり、その故郷に連れられて行ってみたらまたいろいろドタバタしたりで、グランデがいると何かと愉快な展開になるのが楽しい。主人公も人間の戦争の前面にはグランデを出さないと明言してるし、今巻はそういった殺伐感がグランデのおかげでかなり薄かったです。人型になって主人公の拠点に迎えられて、オロオロしつつも馴染もうとするグランデがいじらしい。大量にいるハーピーたちが特に、同じく翼持つ者として大いにリスペクトしてくるんじゃなかったっけ。やがて城の一角にクッションを大量に置いてそこに埋もれてるのが基本ポジションになるというぐうたらドラゴンである。普段は地面に埋まって眠るグランドドラゴンなので、人間用のベッドだと落ち着かないみたい。あくまで主人公との友誼により滞在しているので、主人公が頼めば移動や輸送は担うけど周囲も戦争に駆り出そうとはしないスタンスですものね。領地に大量発生したバッタ型モンスター?を一斉討伐するなんて手伝いはやってたな。「アレ食うと脚とかが歯に引っかかるのじゃ」とか言いつつ。人間に使うと速効で致死性の毒を持つバジリスクについては「アレ食うとお腹が痛くなるのじゃ」等と語るはらぺこドラゴンなのである。そんなグランデ、立場的にそう大活躍するわけでもないけど今後とも活躍というか登場を期待。
それにしても「なろう」系で人の姿になるドラゴン、それも幼女型というパターンは結構見かけますね。強大なドラゴンが幼女の姿にというギャップが面白いからでしょうし、まあ好きなんですけども。
2019/09/13
精霊生活16話 & ご主人サバ
【あらすじ】「精霊達の楽園と理想の異世界生活」第16話:ベルとレインの熱烈なアタックで叩き起こされた裕太。ふたりの大興奮の理由とは――? https://t.co/yj9LIr7cpa #精霊生活 pic.twitter.com/pUSvIKIzzZ
— comicブースト編集部 (@comic_boost) September 10, 2019
危なくうっかり見逃すところだった、「精霊生活」漫画版16話公開されてました。裕太達が植えた植物が発芽したことでシルフィがドリーを呼び込み、そしてドリーが連れてきたモフモフな子狐も登場。まだ契約してないので名前はついてないけど、場面の萌え度を向上してくれそうなモフモフです。
あと同じく「なろう」系で最近読んでいるのが「ご主人様とゆく異世界サバイバル!」。「宇宙一戸建て」と同じ作者によるもので、あちらは「Elite Dangerous」をベースにしているようですがこちらは「マインクラフト」などのクラフト系サバイバルゲームをベースにしている印象。石ブロックとか土ブロックとかを出すあたりはそのままですわね。あるいはインベントリに取り込んでクラフトするあたりとかも。いろいろ作って集落を発展させるあたりは「DQビルダー」的かもしれない。両作に共通するのはその独特のコミカルな語り口で、ネットスラングもわりと頻繁に出てくるし基本軽い調子で進みます。ただ敵対する相手には容赦ないあたりも共通してるかも。ついでに押しかけ女房的にハーレムがどんどん拡大していくのも共通…ていうか「一戸建て」のほうは少ないけど「ご主人サバ(作者がそう略称してた)」のほうは既に2桁行ってますな。嫁達にがっちりホールドされて寝室に連行されたりといったオチがわりと頻繁に出てくる気がする。
主人公が迷い込まされたのは人間が亜人を激しく差別している地で、その亜人側に降り立っていきなりニンゲン死ね!的な暴力的な対応を受けたりする。しかし自身の有用性を示したり相互理解を深めていくことで徐々に立場を得て行く…といった流れ。とにかくいろんな種族が出てきて、外観も性格も個性的で楽しいです。エルフとかハーピーとか単眼種とかドラゴンとかいろいろ。その中で主人公がチートな能力で活躍する様子がなかなか痛快だったりします。女性陣にはめっちゃ尻に敷かれてるけど。書籍版も2巻まで出ていて、イラストもなかなか綺麗だと思います。
コレからの流れでそういえば「マインクラフト」まともにプレイしたことないなと思って、Steamを見たけど無いのですね。そういえばMSに買収されたんだと思ってMSストアを覗いたら無料体験版とかいろいろあったのでとりあえず体験版を入れてみた。コレやってみてからいろんなバージョンに進んでね!とか書いてたので。