2年前の8/31は初音ミクの発売日。ファン的には今年のこの日は2nd birthdayです。その日にミクライブが開催されたらしい。ボカロ界の名だたるサウンドプロデューサーたちが集って、結構な盛り上がりだったようです。聞くところによるとDIVAモデルのミクによる映像が展開されてたとか。DIVAモデル以外にも使われたのかは不明ですが、ちょっと前にあったアニソンイベントでもDIVAモデルが使われたらしいのでやはりプロのゲームメーカーが作っただけあって何かと使いやすく出来ているのかもしれません。
…まあ伝聞だけなんですが、見たかったなあ…(涙 フルタイムでPCにかじりつけるなら1000円払ってもよかったんですけどそれは無理だったのでスルーしました。DVDでも出ないもんですかねえ…
そんなミクも最近は新曲や映像のチェックが滞りがちだったりもします。とはいえジミーサムPことOneRoom氏とHMO氏のアルバムは買ってみました。やっぱり好きなモノはCDで欲しくなるものです。とはいえなかなかこのメジャー流通に乗らなくて、かろうじて同人通販やってるだけのアーチストが多いのも現実。それでもiTunesに登録している曲も多いみたいだし、だいぶいちジャンルとして普及してきてるのかな。
しかし普及してきても、まだまだ違和感を覚える人も少なくないようです。件のアニソンイベントに登場したときには某所では賛辞と非難が入り乱れてました。ぱっと見の感覚では賛否が4:6ぐらい? もうちょっと否が多かったかな、と思うぐらいで批判的なのが優勢に見えました。そういうのを語る場ってのはそもそもアニソンやアニメに関心ある人らがいるわけで、そういう場でも批判的だというのがなかなか苦しい感じもします。2次元を愛する人らにとっても、声までが作り物であるバーチャルアイドルを愛するにはなかなか至らないんでしょうかね。
この手の話で忘れられないのはPS3「まいにちいっしょ」の「トロステーション」に初めてミクが登場したとき、開発側の公式ブログに荒れ狂った非難の嵐です。気色悪いだのやめてくれだの、それはそれは散々でした。トロステを見てるということはPS3を所持してるわけで、そういう人らにとってもなかなかすんなりとは受け入れられないというものだと知って衝撃でした。しかしその後ミクはしばしばトロステに登場しています。その後の反応がどうなってるのかは知りませんけど、少しは受け入れられるようになってきてるんでしょうか。なってるといいなあ…
余談気味になりますが、上記のCDと一緒にマキシマムザホルモン「ぶっ生き返す」も買いました。これがまた久々のクリーンヒットというか大暴投というかデッドボールというか、とにかく面白いです。重いサウンドと地獄の底で叫ぶようなボーカルが印象的なんですが、歌は女性も含むメンバーで入れ替わり立ち替わり歌う感じで非常に多彩です。サビのところとか思わず口ずさんでしまうぐらい。サウンドと同じぐらい強烈なのが歌詞で、普通に聞いてても何が何だかさっぱり解りませんw とにかく強い感情をぶつけてるような気がする程度。で歌詞カードを見てみると、確かに怒りとか笑いとかエロとか情熱とかホラーとか生死とか、何でもありなそれらが渦巻いています。独特の言葉遣いですが、英語で書いてからいわゆる空耳で日本語にしてるという話も聞きますが確かにそんな感じ。
何だかよくわからないけど、とにかく何だかよくわからないままに楽しい。元気を貰えるような気がします。
そのCD買うきっかけとなったのがコレ↓だというのは更なる余談。ライブDVDも買ってみようかな…