ブレイブリーデフォルトを休止してファンタジーライフやってます。BD、良作なのは間違い無いのだけど、どうもこう殺伐としているのが気になってきて… アニメ調でない吉田明彦キャラは魅力的で物語に普遍的な説得力を与えると思うのだけど、それだけにというか殺伐とした物語がぐっと突き刺さってしまう。障壁となる敵を片っ端から殺して回ってますし。敵のなかにはありがちなコミカルなヤツもいたりするのだけど、そういうのも容赦なく片っ端から。ファンタジーRPGの敵って異生物とか侵略者とかで、人間だったとしても徹底的にその悪事を見せつけておいて倒すことに罪悪感を覚えないようにしてたりするのだけど、そういう配慮というか遠慮が全く無い…事は無いんだけど、敵は「悪い奴ら」なんだけど、それだけでない連中だったりもするので… それどころか巻き込まれたNPCも容赦なく死んだりするのでなかなか大変。これ救いがあるのかと心配になってしまう。ボイスが入らない会話イベントも豊富に用意されていて、ゆるふわだったりコミカルだったりするのはいいのだけど、それだけに物語の殺伐としたところが浮き立ってしまう印象も。
そういう意味でもファンタジーライフの全体を覆うゆるーい優しい感じは、何とも救われる感じ。これ要するにオープンワールドなアクションRPGなんですね。ビジュアルは「どうぶつの森」的な頭身の高いもので、果樹をゆさゆさ揺すると果物が落ちてそれを拾うってのも共通している。まだ試せてないけどアドホックで他のプレイヤーと協力プレイも可能みたい。要するにストーリー性の高い「どうぶつの森」…と言ってしまうにはあまりに幅広いと思うけど、これストーリーもなかなか面白いです。基本コミカルで、随所でボケツッコミの応酬もされているのだけど、そういうところがわりとツボにはまるというか、コミカルのベクトルがかなり好みに合致している印象です。
とりあえず採掘士をやってます。まだライフ(他のRPGでいうところのジョブ)をいろいろ試すには至ってないけど、とりあえず採掘士でもそこそこ戦闘は出来る感じ。でもまあやっぱり戦闘主体で進めたかったら戦闘職でやるのが手っ取り早いのかもね。いつでもどこでもジョブ…じゃないライフを切り替えはできないけど、要所要所には切り替えできるNPCが置かれているようだし。とりあえず戦闘職と、あと採掘を生かせる鍛冶屋もやってみたい。でもメインストーリーがなかなか面白いので1つを伸ばすのに専念してる感じだったりもする。これいちおうメインストーリーとライフごとのストーリーも用意されているようで、メインをコンプリートしてもライフごとにいろいろ楽しめるみたいです。
まず採掘士を選んだのはやはりFF11からの影響が否定できない。まーセオリー的には戦闘職からやって慣れてからだよなーと思いつつも、やっぱり好みからいってみようぜ的に。やっぱり採掘の魅力はギャンブル性でしょうか。このファンタジーライフでも、FF11同様に「掘ってみないと何が出るか解らない」構造なので。ある程度の種類は決められているのだけど、レア鉱物はなかなか出ない。さらにハイレベルの鉱脈になると採掘レベルを上げないといかんみたいだし。メインストーリーで出かけた先の鉱脈が全然掘れなくて、ちょっと掘り猫スピリットに火がつきましたw 猫じゃないけど。
こういう、細かいゲームを積み上げるような構成というのはレベルファイブの真骨頂かもしれない。昔から、普通のRPGでもミニゲームやデータを膨大に詰め込んでましたし。そしておそらくはTFLOでやりたかったことも盛り込まれているではないかなとも思いつつ。
2012/12/30
FANTASY LIFE
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