「ゾンビランドサガ」ライブBDが届いたので早速観ました。いきなり昼の部がどうのとか言ってたけどそういえば昼夜の2回公演でしたっけね。サイゲームズイベントのときからすると主題歌などはだいぶ安定感が増した印象でしたが、初披露の曲も多数だったのでそのあたりの混乱もあった。さくらvsサキのラップバトルは盛り上がったけど最後の最後で歌詞を間違ったか忘れたかでアワアワ状態だったのをすかさず純子の河瀬氏がフォローしてたのは良かった。本編7話での愛をフォローしたところと相まって、純子は影から支えるキャラという印象がますます強まった。後のトークで本渡氏が失敗に凹んでたけど、サキの田野氏が「ラップは生の感情披露だからあれでこそ生のラップだ!」と力強くフォローしてたのも印象的。そのサキの「特攻DANCE」は盛り上がりますね。乗りやすい曲だし合いの手も多数だし何より歌ってる田野氏やメンバーも楽しそうだし。専用衣装を作ってたのもポイント高いかもしれない。同じくリリィにフォーカスした「To My Dearest」では前半衣装そのままだったのとは対照的。コレも専用衣装を作ってくれたら嬉しいけどコストかかりそうだし、リリィ以外の露出が多め(ヘソ出し)なのもちと問題かもしれない。
中盤にアイアンフリルが新旧登場して各曲を披露してたのはいいけど、ここあたりが若干中だるみだったのは否定できないかも。センター以外はほとんど新人声優の人たちを起用してたらしいからステージに不慣れというのもあったろうけど。映像では編集もされていただろうけどそれでも弛緩を感じたので現場ではよほどだったのかな。ここに限らず、なにしろ曲数がさほど多くないので間をつなぐために本編の名場面集みたいな映像を流すことがしばしばだった。それ自体は悪くないのだけど、続編もあればもっと曲数が増えることも期待したいですね。
ラスト前に6人がそれぞれ思いを語ってたけど、それぞれの想いの強さが印象的だった。特に河瀬氏、純子のような大きな存在になかなか近づけない感じがしていたけど、ここでステージに立つと純子はこんな風景を見ていたのかなと思えて少しでも近づけた気がして、「きっとどこかで純子が見てくれてるかな、と」などと涙ながらに語るのはぐっと来ました。もっとこの河瀬氏のボーカルを活かした作品を観たいとも思った。純子の過去編スピンオフとかどうよ、と思ったけど最後に事故死が待ってるというのは切なすぎて辛いわ。
全体に楽しめましたが、そういう当日に佐賀ではアルピノ凱旋ライブをやってたのね。そして続編発表。もう期待するしかないのですが、ゆうぎり・たえちゃんの来歴が明かされるのかとか、芸能活動経歴ありメンバーの過去に迫られるのかとか、さくら&幸太郎の過去には迫るのかとか、いろいろ気になります。そしてリベンジって何にどう復讐するのか。単に言葉遊びかもしれんけど。