朝のNHKニュース、海外の話題の中で「香港では日本アニメソングが人気!」とかやってた。まあ海外で日本のアニメや歌が人気あるのは今更ってところですが、面白かったのは最近のものに限らずマジンガーZなどの古めの作を、古め(ていうかリアルタイムに幼少時に見てたような年代…ぶっちゃけ私と同年代)の人たちが嗜んでいたところ。カラオケもやっていて、しっかり日本語字幕でついているのを日本語で歌ってました。そういえば私らも小さい頃に流行歌やアニソンで英語が混じると適当に似た感じに合わせる感じで謎の発音で歌ってましたが、それに近いのかな。でもアニメや歌から日本語に興味を持ってちょっと喋れるようになったとかいう人も見たことあるし。まあこういう文化から日本に興味を持ってくれるのは喜ばしいことではあります。
で、もっとも気になったのはその香港で行われたというアニソンコンサート。水木一郎氏がマジンガーZを熱唱してたんだけど、最後の「マジンゴー マジンゴー」と繰り返すところで、オリジナルでは地を這うような低いトーンで「まじんごぉぉぉ まじんごぉぉぉ」とつぶやく感じで最後に「マジンガー ゼェェット!」 と解放する流れが好きなんだけどもそのコンサートでは「まじん ゴー!」といきなり叫んでました。なので最後のゼーット!の前に既にゴー!で2度叫ぶ感じに。最近はこれがスタンダードな歌い方なんですかね。まあコンサートだからテンション上がってるってこともあるのかもしれないけども。
カラオケで歌った十数年前にはその地を這うような「まじんごぉぉぉ」がわりとウケたことを懐かしく思い出してしまった。まあウケる対象はきわめて限られた範囲ですけども。でもこういう昔のアニソンって、ストレートな熱さが心地よいのですよね。同じ理由で戦隊モノ・宇宙刑事とかの歌も好きです。ちょっと前にギャバンを歌ったときにはものすごい自爆っぷり(全く声が出ない)で凹みましたがorz なかなか歌う場を選ぶのが難点ではあります。