そんなわけで来ましたWindowsMR。モノ自体は届いていたのだけどようやくセットアップするに至る。箱を持つと、さほどずっしりとは来ないのが意外な感じ。これがOculus RiftとかHTC Viveとかだとずっしりどころじゃなさそうですね。センサーとか機器も多いし。
とりあえずWindowsのアップデートから始まって、なんか端末ごとに順次準備してくれるみたいだけどそれを待たずに手動でもできるということなのでそちらでお願いしました。そちらは問題無く進行。まあ1時間ぐらいかかりましたが。そしていよいよAcerのコレを接続、するとセットアップ画面が立ち上がり、「条件が整っていません」とかで動かせないときた。グラフィックチップ(970M)が△付いてるのはギリギリOKてことなんでしょうけど、グラフィックドライバが駄目みたいで。なのでNVIDIAのアップデートってどうするの、と検索したらなんかGeForce Experienceとかを入れたらアップデートできました。そしてようやく上記のセットアップ事前審査でもOKが出て、進行することに。HMDと両手のコントローラをそれぞれ使って、室内うろつき系と無制限系があるみたいだけどとりあえず座ったままでよさそうな無制限で、チュートリアルを経て記事でも見たことのある部屋へ。開発者版ではセットアップにもいろいろ手間があったとも聞きますが、そのあたり改善されたのか、OSやドライバを整えた後はすんなりでした。
これはPC上のプレビューですけど、HMD内ではうろうろきょろきょろできます。外部センサー無しで、視線も手元のコントローラも感度は良いようです。コントローラのリング上に散りばめられた白LEDが若干キモい気はしますが。
そういえば音声ガイドとしてコルタナさんがずっと喋ってましたが、アレはMR機器メーカーじゃなくMSが用意したチュートリアルとしてボイスも入ってるんですかね? まあWindowsMRなんだからソフト面では基本MS製なんでしょう。ボイスといえば音声コマンドも可能みたいだけど、さすがにまだ試してない。
そしてここからMRエクスペリエンスが…始まらない。ていうかここまでやるだけで肌寒いのに妙な汗をかきまくり(まずドライバが駄目って時点で少なからず動揺した)で、酔い気味の気分にもなってしまいました。なのでひとまず今日のところはここまでとしておきたい。GPUがギリギリなのも描画に余裕が無くて酔いやすい要素になってるかもしれない。ちょっと気になったのは右目側の右端のあたりが霞んだ感じに見えていることで、機器が悪いのかこちらの目が悪いのか、あるいはそういうモノなのか? あとスマホ用HMDみたいに、前後とかレンズ間の距離を調整できないのはちと辛いかもしれない。HMD自体の装着感は悪くないです。頭でかいことに自覚ある私でも問題無く装着できましたし。ちょっと面白かったのが「Share with your friends」と書かれた小さなパッケージで、中にはいわゆるニンジャマスク的なアレが入ってました。しかも黒いのでなんかプレミア感?