『ラグナロククリムゾン』1話。竜が猛威を振るう世界でその竜を狩る狩竜人の少年ラグナ、才能の無い彼は天才狩竜人少女レオと組んで狩竜人活動をしていた。レオの才能は圧倒的で討伐数トップを独走していたが、ラグナは自分の無力さを日々実感するとともにレオが目の前で竜に惨殺される悪夢に日々悩まされていた… なかなか熱い話になりそうではあるんだけど、初回47分で大きく出たなと思ったけどなんだか間延びを感じるところが多くて、むしろ普通のサイズでまとめたほうがメリハリ効いた感じになったんじゃないかとも思ったりした。
『呪術廻戦』35話。呪術師が入れない結界を前に、その対策を練る虎杖たち。普通は結界師は結界の中にいるものだが外にいるとなると、と傍らに立つビルが目に入る… というわけでバトル回。というかここのところバトル回ばかりのような気がする。そしてやっぱりえげつない描写を挟んでくる。
『AIの遺電子』12話最終回。母のコピーが内戦中の地にいるとミチから知らされた須藤、病院を引き払って母を探しに行くとリサに告げる… 地味だけどいろいろ考えさせるエピソードが豊富で良作でした。続きも見たい。
『ミギとダリ』1話。画調からしてシリアスドラマかと思ったら濃いめのシュールギャグだった。しかしそのうちサスペンスも入ってくるらしい? 独特の味わいに引き込まれるけど、作者が直前に亡くなっているというのがなんとも惜しい…
『サマータイムレンダ』1話。Primeビデオにあるのを知らんかった。というわけで見てみた。2年ぶりに故郷の島に帰る網代慎平、その目的は幼馴染で家族同然に育った小舟潮の葬儀のためだった。溺れた子供を救おうとして亡くなったという潮、その死因には不審な点があるという。島に伝わる「影」の伝承などだんだん不穏な気配が盛り上がってきて… よく見るイメージビジュアルでヒロイン?が一人だけ水着で金髪という図がなんでやねんと思ってたけど理由がちゃんとあった。そしてラッキースケベ的な描写など細かいコミカルは入れつつもどんどんシリアスになっていくのが凄いというか怖いというか。一気に話に引き込まれてしまうのは間違いない。
『フリーレン』5話。死者との対話を求めて、魔王討伐の旅と同じ道を北上するフリーレンとフェルン。道中でドラゴン討伐に失敗して、やっぱり前衛が必要かということで、アイゼンから紹介された弟子シュタルクのもとを訪ねる… シュタルクの淡々と語る感じがなんか覚えあるなと思ったら『地獄楽』画眉丸の人なのね。
『MFゴースト』1話。ガソリン車が世界的に規制されて、唯一残った日本でガソリンパワーなロードレース「MFG」が開催されているという世界。そんな日本に英国からハーフ日本人が親の痕跡を探しに来訪、MFGに参戦する… レースに恋愛模様を絡めていく感じなんですかね? しかしニコニコでは初回のみ無料配信という話が。いちおうタイムシフト予約はしてみたけど。
『ウマ娘3』1話。スピカに入隊したキタサンブラックを中心にした3期。いきなり皐月賞でドゥラメンテに敗北するところから始まり、そこから日本ダービーでの再戦までを一気に見せる。相変わらず作画は大安定だしレースは熱いし随所にトンチキが挟まれるしで楽しませてくれる。スピカなので1期2期の主役キャラたちが普通に顔を出すのも良い。初顔見せキャラには横に名前表示が出るのが恒例だけど、背景の群衆にもきっちり名札付けてるのが細かい。
『デキる猫』13話最終回。諭吉に対しては「あれ」「それ」で何でも通じてしまうサク、週末明けには日本語を忘れかけていることに気づく。あと同僚から弁当を褒められて、作り方を教えてくれと言われたりとか。さらに諭吉がウミウッシー推しな理由も明かされ、ちょっと感動してしまう。そして今日も明日も、諭吉は世話の焼ける飼い主を思って家事に励みつつクックックッと笑う…
『めがね』13話最終回。三重さんがいつもと違うめがねを掛けてきたと思ったら伊達めがねで小村くんに掛けてみたり、三重さんが小学校の同級生に声かけられてるのを目撃してしまったり、その小学生時代に実はふたりが出会ってたり。今季一番楽しみにしてた気もする三重さんも終わってしまった。三重さんだけじゃなく小村くんの奇声とリアクションも楽しかった。『白聖女』もだけど楽しんでいたラブコメがどんどん終わって寂しい。
『七つの魔剣』13話。ピート救出に向かうオリバー一行。ミリガン先輩に、どうしてそこまでして救出にこだわるのかと問われたオリバー、入学当初の騒動を語る…
『地獄楽』12話。蓬莱へとたどり着いた佐切たち。そこで待ち構えていた天仙『牡丹』。死闘の果てに彼女らが見たものは… 明かされる「仙薬」の真実、そして花人間の見る夢。
『葬送のフリーレン』1〜4話。ようやく観ました。ていうか初回が金曜ロードショーっていうから劇場版サイズでやるのかと思ってたら普通に4話一挙公開だったのね。
前評判通りというか原作通りというか淡々とした語り口で、勇者が魔王を倒したその後の物語。長命種エルフのフリーレンは「たった10年の冒険」と言うけど普通の人間にとっては長い長い時間である。50年周期の流星群を見て、次の流星群には良い見学場所を案内するよと気軽に言う。弟子を取らないのかという言葉には「すぐ死んじゃう」と返す。そういった調子で多くの生死を傍観してきたからドライな態度になりがちなんですかね。それでも後になって仲間のことをもっと知りたかったと涙するのは、それだけ勇者たちとの旅が思い出深いものであったということか。4話であちこち辿って、死者との対話の魔法を求めて北の地、もと魔王城があった地を目指すというところまでになってました。
OPのラストが象徴するように、過去の勇者パーティと現代の弟子たちとの交錯する間にいるフリーレン。そのフリーレン自身の師匠も4話でちらっと回想に出てきたけど、この師匠との思い出というか教えが今後も重要になってくるのですよね。魔族の残党とのバトルがクライマックスになるんでしょうか。あちこち回ってたり探索してたりするところは原作でもセリフなしのコマを多数並べるという描写でしばしば出てましたが、アニメでも同様に出てきました。その中でなにかと埋まりがちなフリーレンなのだけど、ミミックに食われるにせよ本に埋まるにせよ、原作だと脱力したポーズで間抜けな感じを出してたけど、アニメだとわりとジタバタしてたのはやっぱりじっとさせとくわけにはいかないということなのかな。そこがちょっと違和感というか表現の相違を感じました。CVには違和感なく、フリーレンの淡々とした感じもフェルンのオカンっぷりもヒンメルのナルシストイケメンぶりも良かったです。寝起きの悪いフリーレンを起こして引っ張っていくフェルンという図がちょっと好き。
『白聖女』12話最終回。セシリアのことをどんどん意識してしまうローレンス。家族の定義をセシリアに問い、それに自分らがあてはまることに気づく… おおむねふわふわ甘々な話で安心してほっこりできる時間を楽しませてもらいました。
『でこぼこ魔女の親子事情』1話。森の中に住む魔女が、人間の赤子を拾って育てることに。16年が経ったら赤子は長身セクシー美女になり、成長が遅い体質らしい魔女をすっかり追い越す… 仲良し親子と仲間たちが繰り広げるドタバタコメディな感じ。ギャグ要素がなかなか濃いめで、そのへんの表現がこなれてくるとなかなかに化けそうな感じもする。
『英雄教室』12話最終回。ソフィは人口勇者として作られた数少ない成功例で、廃棄されたプロジェクトから流出したサンプルがソフィシリーズとして「勇者を超える」という使命を果たすためにブレイドに挑んできていた。ソフィの妹のような存在たちを破壊せずトモダチになるため、ブレイドは単身で彼女らを消耗させる作戦に挑む… 最終回はわりと控えめだったけどそれでもギャグ表現は忘れず。特にアーネストの変顔は最後まで冴え渡る。なんか独特なテイストのある作でしたな。
『るろうに剣心』13話。ガトリングガンの前に次々に倒れていく御庭番衆、そして剣心は… というわけで決着。
『デキる猫』12話。まだ最終回じゃなくて一安心。休日にサクが目覚めるとブランチ残して諭吉が不在、買い物に行ったかと思ったら財布が置き去り。慌ててスーパーに向かうと… あと子猫時代の諭吉が荒れたサクの生活を見て大きくなってコイツの世話をしてやると決意するところとか。
『元凶外道』12話最終回。いろいろ片付いてエピローグ感。なんかこれまで控えていたコミカル表現が最後に噴出した感じも。しかし原作は1000話を越えてまだ続いているという超大作らしく、4期ぐらいやってようやく始まるかなとかまで言われてる始末。
『呪術廻戦』34話。封印された五条。それをメカ丸の残滓が目撃していて、虎杖に伝える。そこから呪術師らに情報拡散して、五条救出へと動き出す…
『AIの遺電子』11話。リサの過去話から始まって須藤のところに患者として来てやがて看護師になる経緯。そして現代になると、リサの妹と名乗る人物が登場する… 後半には須藤の母親に関する話になってきて、たぶん次回最終回に向けてまとめに入ってきた感。それにしてもEDに出てくるキャラの大半が未登場で、原作を促す流れになってるのが上手いなコレ。
『七つの魔剣』12話。迷宮でキメラ魔物にさらわれてしまったピートたちが数日経過しても戻らないことにオリバーらは焦りを募らせる。なんとか救出に動こうとしていると、カティがミリガン先輩に取引を持ちかける… ところで今作OPでやたら出てくる「アニメーニ」ってなんだろうと思ったら解説があった。
『自販機』12話最終回。ハッコンの機転で階層主を撃破、と思ったらさらなる強敵が出現して… というわけで最終回だけど、なんか2期があるの? 正直最終回も締まりの無いぐたぐたな演出だったので、次があってもどうしようかなとか思ってしまう。
『無職転生2』12話最終回。豪雨を避けて雨宿りに入った洞窟で、フィッツ先輩がシルフィだったことを知るルーデウス。想いが通じたことで物理的な距離をゼロにしようとするが、ルーデウスのEDがまた発動する… 学園編もなんだかんだで楽しませてもらいました。分割2クールやるんですかね?
『るろうに剣心』12話。御頭・四乃森蒼紫と対峙する剣心。仕官の話などいくらでもあったろうにと問う剣心に、蒼紫は幕末からの御庭番衆の処遇とその行末を語る…
『白聖女』11話。セシリアのことを意識し始めているローレンス。へーぜリッタとアベルにも焚き付けられ、ローレンスはセシリアのことをもっと知りたいと語りかける。セシリアはローレンスと出会う前のことを語り始める…
『めがね』12話。調理実習で三重さんと別班になってしまった小村くん、闇のオーラを放ちつつ東くんのイケメンフレグランスに嫉妬する。三重さんが他の男子とも親しげに会話しているのを見てさらに嫉妬を深めるが、実は小村くんの話をしていた… 他には将来の夢を語ろうとしてたら何故か三重さんの幼女時代の写真が出てきたり、その流れで小村くんの幼少期に鉄棒失敗して鼻血出した写真が出てきたり。なんだかんだで今季一番楽しみしている作かもしれない。
『UGMF』12話。人狼の村で囚われた静句、救出に向かう鴉夜と津軽と保険屋。そこに襲いかかるモリアーティ教授の怪物。村にたどり着いた鴉夜と津軽は、事件解決のため現場を見て回るが、潜入を察知した人狼武闘派が迫る… 次回最終回?に向けてなんか最後無理に詰め込もうとして雑にドタバタになってた感。
『英雄教室』11話。ブレイドらが訓練しているとソフィが乱入…と思ったらなにやら様子がおかしい。そこへもう一人のソフィが乱入してきて先に来たソフィを排除にかかる。その後も偽ソフィの乱入は続き、そのたびにソフィが排除に動く。やがてソフィは偽物らについて語りだす… シリアスになるかと思ったけどしっかりコミカルを入れてくる。