chaba log2

2012/06/04

GUILD01:レンタル武器屋deオマッセ

カテゴリー: ゲーム — タグ: , — chaba @ 05:54

「オマッセ」、いちおうクリアした。
武器屋なので各種武器を作って冒険者に使わせるのだけど、素材が稀少だからということで販売じゃなくてレンタル。そしてレンタルして帰ってきた武器は、磨き上げることで以前より性能が上がるというのが面白い。
客にはそれぞれストーリーや得意武器設定を持った固定キャラと「せんしA」とかのモブキャラがいて、前者はいったん顔を見せておいて後からまた取りに来るのでその間に目的に合致した武器を作れる。のだけど後者は来店の時点で武器を渡す必要があるので、固定キャラの発注以外でも武器を作っておかなければなりません。各武器ジャンルにそれぞれレベルごとに武器が追加されていくのだけど、追加されたらとにかくどんどん作らないといけないのでわりと忙しい感じに。この忙しい状態になると冒険の経緯を実況してくれるドナイナッターを見る暇が無くなったりするので、わりと途中のストーリー展開を見落としたりします。まあ過去ログをたどれるので手が空いたところでチェックすればいいのだけど。このストーリー展開、実は全く関知しなくてもゲーム自体には問題無かったりする。作るべき武器の目安は依頼票に得意武器や敵の弱点属性などで示されるので、ストーリーチェックしてなくても把握可能。なのでドナイナッターがあくまでシステムには直接関係しない味付け要素として置かれているのが印象的です。でもこれ結構悲喜こもごものいろんな人間模様を見せてくれていて、何気になかなか魅力的ですよ。

以下進行に関する若干のネタバレ?

最終的には魔王が復活して、固有キャラの誰かが魔王討伐に成功したらエンディングになります。でもこれそれぞれが討伐に行くことになるので、誰かクリアしたらそれをセーブすると全員の魔王討伐をチェック可能。そして全員が魔王にトライしたらさらに進展し、魔王が復活するエンドレスモードになります。これどうやら討伐してもまたレベル上がって復活するらしく、最終的に武器はレベル7になるんだけど初期魔王がレベル8だっけ? エンドレスの最初の魔王がレベル10となっていて、コレ討伐できるんだろうか。エンドレスモードになったら冒険者が逃亡してきても武器ロストするというから、どんどん作らなきゃいけないけどその資金を得るには魔王じゃないそこそこのクエストもやってもらって資金稼ぎも必要になってくるのか。そして武器が頭打ちなのだけど、鍛造時に消耗素材を使うことで様々な効果を付与できるから、これと音ゲーの成績で性能を上げるしかない…のかな。

まあそんな感じですが、なかなか楽しめました。最初のクリアまで6〜8時間程度だったかな。ボリューム的にもちょうど良いぐらいじゃないでしょうか。武器が増えて作りまくってるときはすげえ忙しいけど、とりあえずメニューを埋めてドナイナッターを見てるしかやることない状態もしばしばでした。しかも依頼の狭間みたいになってドナイナッターさえ動いてない状態も時折あったな。まあ緩急あってイイと言えなくも無いけど、もう少しペース配分に気を配っても良かったような気もする。

2012/06/02

GUILD01

カテゴリー: ゲーム — タグ: , — chaba @ 13:37

GUILD01、とりあえずちょっとずつ試してみた。
最初にやってみたのが「開放少女」、グラスホッパー須田氏による3Dシューティング。特徴的なのはその舞台設定で、何か知らんが侵略されてしまった日本国土を開放しようという少女の話。しかも新日本国大統領の娘ということで世襲して2代目となって単身戦闘機に乗り込む。しかも身体の線が露わなボディスーツをそのまま晒した搭乗状態。キャラがアニメタッチで描かれているのもあって、いかにもニッポンのオタク向けな感じ。嫌いじゃ無いぜ。シューティングとしてはアナログパッドで移動、タッチペンで照準&射撃。アナログパッドとタッチを組み合わせるのはちとやりづらいけど、これってパルテナでも用いられてわりと批判されたやつでしたっけ。なのでポケモンタイピングに付いてたDSスタンド使えばやりやすいのかな。まだ試してないけど。
難易度イージーでやったせいか、わりとさくさく進行しました。ざざざーっと広範囲にロックオンして一斉射撃したり、ぐぐーっと溜めて撃ち込んだりといろいろ。

次に「レンタル武器屋deオマッセ」、お笑いのアメリカザリガニ平井氏による店舗経営SLG、なのか? ファンタジーRPG風の世界で店を経営するというのは過去にもいくつかあったけど、特に武器屋に特化して自分で作るあたりは「アイアンマスター」と同様か。しかし特徴的なのはその武器作りがリズムゲーム風になっているところで、リズムに合って鍛造することで武器性能が向上する、みたい。しかも基本的に来客に応じた武器を作っていくことになるので、どんどん多彩な鍛造が楽しめます。そして作った人がお笑いだけあってか、所々にホームコメディ的な笑い声や拍手といった無駄SEが入るのも独特。この手のゲームは数あれどかなり個性を放ってます。
武器を託した客の現状報告としてtwitterならぬ「ドナイナッター」が表示されるのもお笑い精神が発揮されてる感じ。

そして「エアロポーター」、「シーマン」や「THE TOWER」などで知られるビバリウム斉藤氏によるアクションパズル。空港を舞台として、どんどん落ちてくる荷物を色分けされている航空便ごとに仕分けしていくゲームです。しかし仕分けの操作が各レーンに連動しているので、うまくタイミングを合わせないとなかなか仕分けられてくれません。混雑してくるとどこを見れば良いのか解らなくなって頭がフリーズします。何度も違う荷物を積み込んでしまったりとか。シンプルだけどなかなか熱くなるパズル。

最後に「クリムゾンシュラウド」、言わずと知れた松野氏によるファンタジーRPG。しかしこれもまた独特の構成になっていて、テーブルトークRPGってこんな感じでしょうかねと思うようなグラフィック。ジオラマのマップ上に台座つきのフィギュアを配置したような感じ。フィギュアなのでキャラは呼吸動作も攻撃動作もせず固まったまま、ただやられたときには転倒するぐらいです。その画面の上に透過で重ねる感じで大きめの文字が並んでストーリーやチュートリアルを語るのも独特で、そもそも容量や手間を省略するための構成なんでしょうけど、なかなかどうして独特の雰囲気を醸し出すのに成功している印象です。何気に戦闘は普通のコマンド式RPGな感じ。レベルアップが無かったり魔法は覚えるのじゃなく所持品に付与するものだったりとか独特なところもありますが。ただちょっと戦闘がもったり気味なのは意図的なものなのか内部処理に手間取られてるのか、いずれにせよテンポよくない感じではあります。

そんなわけでまだ全然クリアとか行ってない、まさにつまみ食い状態ですが、4本ともそれぞれ個性的で楽しいです。特に「オマッセ」、有名クリエイターの中で大丈夫なのかなと思ったけどなかなかどうしてよく出来てます。ていうか普通に好きですコレ。アイアンマスターよりよっぽど出来イイんじゃないのかな。このクオリティを保ってくれるならGUILD02以降も楽しみです。って03はまだ発表されてもいないけど。
しかし本当、デスマスクみたいなあのパッケージだけはどうにかなかんかったのか。インパクトはあるけどあまり格好良くも好感でもないよなあ… 普通に4作のイメージイラストを並べるだけでも良かったんでは。

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