chaba log2

2022/06/14

突発性難聴

カテゴリー: 雑談 — タグ: , — chaba @ 05:29

印象が残っているうちに記しておこうと思った。
左耳に違和感を覚えたのは月曜。ぼわーんとした感じでどうにも聞こえづらい。何だろうなーと思ってたら翌朝になって左側がほとんど聞こえなくなっていることに気づく。通院中の透析病院で相談して総合病院を勧められるも耳鼻科外来は火曜金曜のみ。ひとまず金曜に予約を入れるも、「突発性難聴は早期治療が重要」とかwebで記事を見て焦って、近くの開業耳鼻科にひとまず行ったのが水曜。そこではやっぱり突発性難聴だろうねえと言われ、せっかく総合病院予約したのなら行った方が良いよとも言われてあらためて行ったのが金曜。そして翌日からの入院を告げられる。高気圧酸素治療を基本として点滴・投薬もあるので入院が必要だとか。「本当は今日からでも」と言われたのだけど翌日の透析を終えてからということに。
そんなわけで土曜午後から入院して即日高気圧酸素治療を開始、翌週土曜まで毎日やって8回の治療となりました。結果としてはいくらか改善はしたけど耳鳴りは残ってるし左側の「音質が悪い」感じ。若干音割れしている。まあそれでも、入院前よりマシになってるのは間違い無いです。高気圧酸素治療は専用カプセルに入って2気圧のもとで酸素濃度を上げることで回復を促進するとか言うモノらしく、加圧していくときに耳がひどく痛かったです。「耳抜き」の要領を掴んで以降は大丈夫になったけど。ていうか耳抜きでバリバリと耳が「開いた」感じがしたというか詰まってた左耳が通じた感触があったのはちょっと感動した。この高気圧酸素、病棟スタッフさんが「今日の釜入りは10時からですねー」なんて言うぐらい、「釜入り」感あるのである。アレですよ火葬場で棺桶を入れるアレ。専用の狭いベッドに横たわっておいてがーっとカプセルの中に押し込まれる感じで。まあカプセルは強化ガラスだかアクリルだかの透明な円筒なので閉塞感はさほど無いのだけど、コレが外が全く見えないとかだったらちょっと怖かったかもね。
病院は最近の再開発で新築されたものだったので、綺麗でした。病室も8階の窓際だったので見晴らし良かったし。いつも外を見ながら食事してました。ただしエリア再開発の真っ最中なので目の前は建築中のビルだったけど。建築中といえば騒音はそうでも無かったのだけど、一度シーツ交換が来たときに窓を開けたらそれはそれは大層な騒音で、なかなかの防音だったのだなと思った。新しい病院だけあってか食事が美味しかったのはちょっと救いというか楽しみではありましたね。減塩でもしっかり美味しかったです。例によって量が少なくて時間も普段と違うのでわりと空腹を抱えていたけど。…この空腹、ちょっと痩せればいいかなーと軽く考えていたけど、帰ってきたら脚が重くて階段が辛いという如実な衰えを感じてしまった。見事に筋肉が削られていたようです。少しはカロリーも補充して軽い運動ぐらいやっておくべきだったか。スクワットぐらいはできたよな。ひとまずは日常生活をリハビリとして徐々に戻していきたい。
退院後のことは最初に行った開業医のほうに経過観察をお願いすることになっている。今後改善が進むのか長い付き合いになるのかは解らないけど、まあ焦らずに行きたいところ。全く聞こえなくなったわけじゃないし。ていうか何度かやった聴力検査で実は右もあまり良くないということが判明して、退院際の診察で「補聴器使います?」とか医師に言われたのはちょっとショックだった。いやまあ以前からあまり良い耳じゃないという自覚はあったけども。それに左耳に関しての補聴器ということだったかもしれないけど… まあでも周辺とのコミュニケーションで迷惑をかけるようであれば補聴器も考えた方が良いのかもしれない。

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