『山、買いました ~異世界暮らしも悪くない~』、続編までとりあえず掲載分読了。他の人には認識できないトンネルを抜けた先の異世界、そこの山を購入して開拓して山暮らしをする話。スローライフ…というか結構忙しくしているのだけど、それだけでなくてあっちの世界でいろんなトラブルに巻き込まれて…といった感じ。まあでも開拓したり農業したりといった山暮らし描写がメインで、トラブル系は時折挟まれる感じです。こちら世界と自由に行き来は出来るので、たまに帰ってきてはホームセンターで爆買いしたりとか。主人公本人は戦闘能力はほぼ皆無なんだけど、周辺にどんどん強力な仲間が増えていくので生存の心配はほとんど無い感じで異世界ライフを楽しんでいます。トラブルの気配が漂ってくると、どんな風に蹴散らされてくれるんだろうかとかむしろ楽しみになっちゃうぐらい。あーでも序盤に出てくる現代社会のほうのトラブルはややウザいか。続編は継続中なのでまだまだ続きを読みたい。
スローライフ系だと『異世界のんびり農家』『鍛冶屋で始める異世界スローライフ』などありますが、スローライフ部分が続くとダレてくるというかもっとスリリングなシーンを早く読みたいなんて気分になりがちなのだけど、今作はどういうわけかスローライフ描写が続いても飽きずに楽しい感じ。何がどう違うのかはよく解らないんですが。
この作者さんは他にも多数書かれているようで、商業出版されてる作もあるみたい。でも今作は今のところ出てない模様。せっかく楽しめたのだから書籍化されてイラストとか漫画とかでビジュアルも見てみたいなあ。出たら全力で買いますよ。あとカクヨム掲載なんだけど、「なろう」にも併載だったかもしれない。ただ以前、カクヨムのほうだとページビューごとに僅かながらも筆者にお金が入るらしいと聞いて、好きな作なら支援にもなるのであればと併載してるならカクヨムのほうを読むようにしています。ページ内どこまで読んだかもカクヨムなら反映してくれたり、読了作は専用スペースに移動してくれたりといった機能が使いやすいというのもある。
2023/02/25
山、買いました ~異世界暮らしも悪くない~
2021/05/01
10万年修行
「最弱で迫害までされていたけど、超難関迷宮で10万年修行した結果、強くなりすぎて敵がいなくなった~ボッチ生活が長いため、最強であることの自覚なく無双いたします。」読んだ。なんて略せばいいんだコレ。暫定で「10万年修行」とでもしとくか。「なろう」にも掲載してるみたいだけど「カクヨム」のほうが先行してるみたいで、ひとまず現掲載分は読みました。弱かった主人公が時の停まる環境で10万年修行したら最強の最凶になっちゃって無双しまくるといった話。さらにRPGに出てくる「魔物図鑑」的なアイテムに倒した魔物を収納していて、しかもその連中もさんざん鍛え上げているものだから常に手ぶらでも最凶軍隊を引き連れている状態に。魔物を配下にして無双というところは「オーバーロード」的だけど、あくまで人道的というか無差別殺戮はしないところは異なってますわね。それでも悪い奴や嫌な奴が次々に出てきて露悪的な醜態を晒してはさくさく討伐されていく様は一種のカタルシスというやつなんでしょうか。まだまだ絶賛連載中で、話の着地点も見えない状態。ただ魔王と勇者という存在も(主人公とは別に)あって対立しているんだけど、魔王自体は平和を望んでいそうな雰囲気もちらっと見せてたりもするのでそのへんから落とし所を探るのかなあ。
ところで「なろう」と「カクヨム」で併載というのもしばしば見かけるけど、作家的にはどちらがどういうメリットあるんでしょうね。これまでほとんど「なろう」ばかり読んでいたけど、「カクヨム」も使ってみると続きを読むとかには結構使いやすい気がする。しかしおそらくは「なろう」のほうが利用者が多いから作家としても離れられない状態だったりするのかな。あと「なろう」のような誤字報告は「カクヨム」には無いですかね? 「なろう」でたまに気が向くと、比較的新しいところなら誤字報告を入れたりもするのですが。まだ自分の報告が反映修正されたモノを見たことは無いけど。あとアルファポリスもたまに読むけど、「月が導く異世界道中」ほか数点程度ですかね。