『しっぽな』7話。まめだの前座としての初舞台は天神祭の屋形船で。しかし祭りを見物していたら神輿から謎の少女が飛び出して去って行き、まめだはそれを追って行ってしまう…
『うまゆる』7話。ウオッカがシンボリシリウスに弟子入り志願していく話。
『転生したら剣でした』3・4話。なんか気づいたら既存分が期間限定無料公開されてた。名工ドワーフに気に入られて防具を新調、ギルド依頼で採集をしてると別の冒険者パーティがゴブリンに襲撃されているのに遭遇して加勢。多数のゴブリンを追撃していくとその巣となったダンジョンを発見して… 作画とかバトル演出とかでゆるふわで緊張感を欠くことが散見されるのがちと残念。バトル作画はかなり良さげになることもあるんだけど。しかし何と言ってもフランはカワイイ。CV加隈亜衣氏は『シェルノサージュ』でイオンちゃんをやってた時から、儚げな美少女という役柄がピッタリですのね。いろんな役柄であちこちで見かけた気がするけど。今作のフランは小さくて弱々しそうに見えるけど実際はたくましいという存在で、表情に乏しいので何かに感銘を受けて「おぉ~」とか言う様子が独特。
「シンデレラグレイ」7巻。ジャパンカップを終えて、魂が抜けたみたいになったオグリ。様々な存在が、有馬記念に向けて彼女を再び燃え上がらせる… レースシーンはほぼ冒頭の決着シーンだけだけど、その後の展開もいろいろ熱い。特に今回これまでずっといたけど見守ってるだけで存在感的にはいまいちだったベルノが頑張ってたのが印象的。表紙になってるディクタストライカもなかなかに強烈。そして次巻でがっつり有馬記念やるみたいね。
「シンデレラグレイ」6巻出てた。ジャパンカップに世界から強豪が集う。オグリもタマモクロスとともに出走するが、前回のタマモへの敗北を挽回するために序盤から前に出る作戦を採る… とにかくいつもに増してテンションが高い。前半はメンバー紹介みたいな感じでバチバチ火花を散らすけど、後半のレースになるともう火花どころじゃないぶつかり合いで熱い熱い。序盤に調子を崩して後退していたオグリが最終局面になったところで急に前に出てきて、といったところで次巻へ。このハイテンションバトルをアニメでも見てみたい気はするが、既存アニメシリーズとあまりに空気感が違うので3期とするのはちょっと難しいかもしれない。ギャグ要素が無いわけじゃなくて時折オグリがSD化してみせるのがわりと好きなんだけど、シリアスというか熱血バトルがベースですものねえ。既存アニメもレースは熱血だけど、こちらの空気感は「巨人の星」とか「あしたのジョー」とかを彷彿とさせる感じだし。
「シンデレラグレイ」3巻。中央に進出したオグリキャップ、ここでも熱いバトルを繰り広げる。しかし本人(ウマ)のマイペースぶりは相変わらずで、怖そうな人や凄そうな人からプレッシャーかけられても平然としてたり。かと思うと不意にニヤッとしたり悔しそうな表情を見せたりもするのですよね。熱いのは変わらないのだけど、地方の泥臭さが抜けた感じがするところがなるほど舞台が変わったのだなと感じる。それにしても登場シーンとかレースシーンとか、いちいち熱くて魂が震える。かと思ったら急に脱力ギャグを挟まれたりする。そして思わず参照してしまった史実といろいろ違ってるところも散見されるのだけど、対抗馬名が異なっているのは全部の馬名を使用許諾得られているわけでもないみたいだから仕方ないか。いちいちオリジナルの名前を付けるのも大変そうだけど。しかし史実を見るにここからの活躍もドラマチックで、これをどう表現してくれるのか楽しみです。そしてやっぱりアニメにするにはSeason3というより外伝的にでもしないと作風というかノリがだいぶ違ってしまうよなあと。
「ウマ娘 シンデレラグレイ」2巻まで読んだ。「ウマ娘」の世界観で、オグリキャップを主人公とした物語です。アニメ本編では時折後ろの方で大量に飯食ってる程度の顔出しですが、こちらでもその健啖家ぶりはいかんなく発揮されてる。そしてひたすらマイペース。地方競馬が物語のスタートとなっていて、本編での華やかさとは一線を画したローカル感というか、一貫した泥臭さが特徴かもしれない。邪魔してくるヤンキーみたいなのがいたり、なかなか芽が出ないウマたちがいたり。さらにウィニングライブもあるのだけど、本編でのライブホールみたいなのはもちろん無くてだいぶ小規模な商店街ステージみたいな感じというか、ある種アットホームとも言えるかもしれない距離感の近さもあったりする。地方でも期待を集めるエリートウマがいて、それとのライバル感もあったりするが、なにしろマイペースなのであまり気にしてないオグリキャップ。前述のヤンキーからの嫌がらせも気にしない、それどころかレース中の妨害も気迫で払いのけてむしろファンにしちゃう底力。上述のウィニングライブで、トレーナーが「ダンス教えてなかった!」とか言ってると盆踊りを披露してみせて一同呆然という場面はオグリのマイペースぶりを示していた。
そもそも身体が弱くてろくに走れなかったけど、母の愛情あふれるケアにより走れるようになったので、走ってるだけで楽しくて満足しているというのがベース。このへんの虚弱性というのは実際そうだったんですかね。頭部の飾りも、ウマ娘やってた母が現役時代に使っていたものを譲り受けたものとなってた。そういうオグリがライバルやトレーナーらとの触れあいの中でだんだんと才能の開花とともに勝利への執着を見せていき、そして2巻では視察に来ていたシンボリルドルフに見いだされて中央へ移籍に。この移籍をめぐる各人の葛藤が実に熱かった。
とにかく泥臭くて熱い。熱さは本編そのままなんだけど、本編だと妨害ヤンキーとかいなかったものな。「ガルパン」に対する「リボンの武者」みたいな…とまではいかないかもしれないが、そのぐらい空気感が違う。これまでは地方が舞台だったけど中央に行っても同じような空気なんですかね。ともかく今後も期待。アニメ3期はコレで、なんて声もあるけど空気感違いすぎてどうなんだろうなとも思う。
「ウマ娘2」13話最終回。マックイーンの想いも受けて有馬記念に挑むテイオー。錚々たる面々の中で激闘が展開される。本当に熱くて凄かったのだけど、前準備でじわじわ盛り上げるあたりからちょこちょこ小ネタを差しこまれるので泣き笑いで感情が混乱する。そしてレース後はOP曲でウィニングライブ、さらに「うまぴょい」で締める。なにげに「うまぴょい」って電波ソングの体でいてエモーショナルというか妙に揺すぶられるモノがある気がするんですが。多人数コーラスの厚みもあるかもだけど。とにかく大満足でした。楽しませて貰いました。
「蜘蛛ですが、なにか?」11話。禁忌LV10を獲得した結果、世界の真実を知ってしまった蜘蛛子。それに対処するにはもっと強くならねばということで、かつて相手にもならなかった地龍アラバの討伐に挑む。一方の人間サイドでは、勇者パーティが魔王軍との戦闘において「白い女」に瞬殺されたという話を聞く。
「蜘蛛ですが、なにか?」10話。蜘蛛子の冒険と、人間側学園ドラマとの15年のギャップを再び示す。しかし非CGなバトル描画は何だか締まらない感じがしてしまう。人間側が蜘蛛子より弱っちいというのを解りやすくしていたのかもしれないけど。そして蜘蛛子は新たなる進化を迎える。
「ウマ娘2」12話。順調に調整を続けるテイオーとマックイーン、しかし足に違和感を覚えたマックイーンが診断を受けると、不治の病とされる「繋靱帯炎」を発症していることが判明。日常生活には問題無いが強く踏み込むと激痛があり、これでは走れない。失意にもがくマックイーンのもとに、テイオーが駆けつける… 気高く強く美しく走り続けてきたマックイーンの涙に、テイオーの魂が燃える。2人で歌っていたEDが今回入れ替えになっていたのは反則級。
「蜘蛛ですが、なにか?」9話。地下バトルを続ける蜘蛛子に最悪の邪神こと「D」がその存在をちらつかせる。一方人間サイドの会話により、蜘蛛子との間に15年ほどのギャップがあることが明かされる。そしてその人間サイドに魔王軍が進軍をかけ、立ち向かった勇者が… 魔王軍の幹部としてついに「白」が顔を見せ、シリアスを増してきたのでEDは省略。
「ウマ娘2」11話。大いに泣かせた次回と打って変わって、だいぶ軽めのネタまみれな回だった。
「蜘蛛ですが、なにか?」8話。人間サイドでは前世での風景を振り返ったりしつつ現状確認。一方で蜘蛛子はダンジョンバトルを続けていて、進化の果てに並列思考が4つに増えてますます悠木碧劇場が賑やかなことに。
「ウマ娘2」10話。3回目の骨折ですっかり心が折れてしまい、引退を決意するトウカイテイオー。その意志は固く、トレーナーの要請で最後にミニライブやることに。周囲の様々な反応の中、最もストレートに復活を懇願(というか引退宣言を拒絶)したのがツインターボ。テイオーがいないレースで勝利を見せつけてやる!とチーム面と共に根性の大逃げをテイオーライブの大型モニターに映し出し、その勢いで周囲にも推されて結局翻意のテイオー。
それにしてもツインターボの大逃げにはやたらと泣けた。決してテイオーやマックイーンらのような綺麗な走りじゃない、ヒーヒー言いながらの必死の走りなのだけど、その不格好さがカッコ良すぎて泣けた。ていうか今作、いろいろおかしい演出を入れまくりながら泣かせに来るから困る。あと1期では存在感が極めて薄かったライブ要素をちらちらと演出に使っているのもポイント高いかもしれない。今回もそうだけど、ライスシャワーのエピソードの中でウィニングライブが「針のむしろ」状態なのをちらっと見せたのもなかなか強烈だったし。
「ウマ娘2」9話。猛練習を続けるトウカイテイオー、3度目の骨折。その直前に絶好調の走りを見せていると、「もう、何も怖くない」とか不穏MAXなコメントが走りまくる。ちょくちょく小ネタギャグも入れつつの悲壮な流れに、「原作ひどい」なんてコメントも。仲間の前で笑顔でも耳が折れているという心情表現は独特。
「はたらく細胞BLACK」10話。胃に緊急招集された赤血球、胃潰瘍の厳しい現場に直面。