chaba log2

2020/02/09

幼女戦記と荒潮

カテゴリー: アニメ, 読書 — タグ: , — chaba @ 16:05

劇場版「幼女戦記」、今頃になってようやく観ました。年末の頃だったか、全話無料配信してたけどそこで3話だけ観て、やっぱええわーと思って劇場版観てなかったのを思い出し、それでBDを買いました。せっかくなのでミニパンフとか付いてる限定版のほうで。ミニパンフは字が小さすぎて老眼かけても読みづらいけど。話的には連邦首都モスコーに攻め込んだりメアリーと死闘を繰り広げたり同士ロリヤが気持ち悪かったりといったところですが、劇場の大画面を想定してかメアリー戦では市街地を縫うように低空飛行してる映像が凄かったですね。音もかなり良いという話だったけど、いろいろ劇場で体験したかったところではある。せっかくなので自宅でもプロジェクターとか使おうかと目論んでいたけど、やっぱり手間なのでなかなか実現せず、結局普通にPS4で再生しました。まあ面白かったけど。そのうちプロジェクター視聴も何とかしたい。

「荒潮」、数日かけて読み終えた。中国を舞台とした近未来サイバーパンクといったところなんでしょうか。汚染激しいサイバーゴミ処理の最下層労働者として地方から出稼ぎに来ている少女が激しく巻き込まれる数々の騒動。ぱっと見に読みづらいというか把握しづらく感じるのは、人名になじみが薄いのもあるのかなあと。漢字が2文字3文字と連なった人名があれこれ出てくると、すぐに人物を把握しきれない感じがする。これはまあ全部カタカナ人名で出されたときも同様だったりするし、欧米翻訳だと言い回しとかも独特だったりでさらに読みづらかったりもするがそういう辛さはあまり感じなかったような。出所が違うからなのか、翻訳が良いからなのかは不明。話のほうはとにかくめまぐるしくて全く先が読めない。普段「なろう」系とかのゆるめの話ばかり読んでるせいもあるかもしれない。そして結構ハードで、薄暗い欲望とか組織の暴力とか次々にいろいろ襲いかかってきます。それでも陰鬱にさせる暇も無いぐらい話が激しい。「三体」はちょっとだけ読んで頓挫しちゃってるけど、「荒潮」を楽しめた今なら読み直せるかもしれない?
ところでAmazonアフィリエイトを貼ろうと「荒潮」で検索したら「艦これ」関係がずらりと引っかかった。ていうか小説のほうも名前の元は同じというか日本海軍の軍艦なんですよねコレ。軍艦関係というよりはそれの乗務員関係者が始めたとあるプロジェクトの名前ということで直接的な関係があるわけでもないけど。

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