chaba log2

2010/01/20

SmartQ5の一歩

カテゴリー: ゲーム, 開発 — タグ: , — chaba @ 21:36

まずは販売元のCOVIAからファームウェアを落としてバージョンアップ、とりあえずiPhoneとSmartQ5を並べてみるとこんな感じ。

q5_iphone

ひとまわり大きい程度なんですけど、角が丸くなってないぶんだけ余計に大きく見えますね。解像度は高いので情報量は多いです。しかしいかんせん動作が重い。とにかく鈍重な感じ。タッチ感度も鈍くて、意識的に押し込まないと認識してくれない印象です。指だとほとんど駄目で、ペンが必須です。DSのように細いペンが内蔵されてるんだけど使いづらいのでタブレット用のペンを流用してます。

FWバージョンアップにはSDカードが必須なんだけど、このSDスロットもなかなかの曲者ですんなりとは入りません。指先で普通に押すだけでは届かないぐらいのところまで押し込まないとロックしてくれないので、爪先とか細い棒とかが必要です。でやっと起動しても上記のようにとにかく重くて、メニュー出すのも考え考えな感じに。そのうち固まって、電源ボタン押しても落ちなくなってこれどうすんのーとかさんざん迷って、リセットボタンがついてることにようやく気づいて(唯一の添付資料である同梱のインストールマニュアルに書いてあった)再起動したりとか。ちょっといじってるうちに数回リセットしてます。

あとWiFiの設定のために無線APのパスワード入れるのだけど、この画面上のキーボードがまた大変。反応が鈍い上に位置が微妙に…いやかなり派手にずれてます。電話状のテンキーとキーボード配置の数字・記号キーはあるんだけど何故か普通のアルファベット配置キーボードが無い。探せばあるのかもしれんけど探しきれませんでした。なのでテンキーから入力するのだけどiPhone同様のフリック入力が可能なんですがこれがまあ重くて重くてえらいことになっています。ぎゅっと押してフリック、間を置いて入力されるのを確認して次のフリック…といった様子でパスワード文字列を入れるのがさらにつらいことに。USB端子があるので変換器をつければUSBキーボードも使えるらしいのだけどそれも用意したほうがよさそうだな。

そしてなんとかパスワードを入れて接続、…google繋がらないよ! ていうかまた死んでるし! そうやって何度か再起動とかやってるうちにいつの間にかYouTubeが繋がっていたのでGoogleを試したらいけました。ていうかブラウザのホームページがGoogleになってるのはまあ当然としても、コレURL入力ってできませんの? これも探しきれず、しょうがないから自分のサイトを検索しようとして文字入れようとしたらまた死んでて以下略。

そしてすったもんだの末にようやく本題であるところのアプリ起動してみようと、USBでMacと繋いでみるけど認識しない感じ。なんでやねんとまたCOVIAで調べたらUSBでのデバッグは非サポート、っておい。現在のところデバッグもWiFi経由でしか不可なようです。そんなわけで上記記事の通りにいろいろ設定してやってみたら…動きました。

q5_rect

ちょっと解像度が合ってないのでおかしなことになってますが、動作は確認できました。タッチも鈍いながら動いている感じ。しかしやっぱりちょっと動作自体も重めかな…

こんな調子で、とにかく何するにしても重い、頻繁にリセット必要という様相です。まだまだ不安定という評判は確かにその通り。動作が重いのもタッチが鈍いのもハードウェアの品質によるところが大きいんだろうから、FWバージョンアップでの改善にも限界ありますわね。とりあえずAndroid動作環境はできたということで。…「とりあえずAndroid動作環境が欲しい人向け」というamazonでの評価に納得。なんか無駄に疲れた。

世間がNexusOneをちやほやする理由が解った気もします… CamangiWSとかならもう少しましなのかな。

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