『ワンルーム、日当たり普通、天使つき。』1話。一人暮らしの高校生、徳光森太郎。バイトで疲れ果てて帰ってきてそのまま寝て起きたらベランダに女の子が。自称天使とか言い出すのでとりあえず追い出して学校に行くが… という感じで始まる押しかけ系ラブコメ。絵柄は可愛いけどいろいろご都合主義なところも気になる。
『アストロノオト』1話。勤務先のホテルが倒産した料理人の拓巳、新たな職場を求めて食事付きアパートへ。そこには若く美しい女性管理人とクセだらけの住民たちが待ち構えていた… 古ぼけたアパートで犬つきで濃い住人とかで「令和の『めぞん一刻』」などと言われるのも納得。ていうか5号室なんてまさにソレだよな。そして極めつけは「未亡人」で、しかしそれにとんでもないオチが付いて冒頭の謎チープSFにも説明が付くという構成。テーマ歌もどこかレトロ系で『めぞん一刻』的な懐古感もあるけど、スマホとか地下アイドルといった現代要素も盛り込んでいる。キャラのアクの強さに慣れれば面白いかもしれない。
『となりの妖怪さん』1話。「うちの猫、猫又になったんだ!」から始まる物語。他にも烏天狗とか化け狐とかダイダラボッチといった妖怪が普通に共存する優しい世界。ほんわかほのぼのな雰囲気だけで行くのかと思いきや、父親失踪(神隠し)とかも出てくる。OPEDには他にもいろんな妖怪が出てるけど、車の付喪神?も出てくるのか。お盆にキュウリの馬に乗って故人が帰って来るという描写にはちょっとぐっと来た。家族にも見える人見えない人がいるというのは、直系の血縁者とか子供は見えやすいとかもあるのかな。単に素養素質かもしれんけど。今後も大いに気になる作。
『メタリックルージュ』13話最終回。人形遣いの仮面の下から顔を出したのは死んだはずのユング。その「人形遣い」としての真意が明かされる… ラストに向けての大盛りあがりは良いんだけど、2転3転したあげくに駆け足で詰め込んでどうにか締めたといった感じに。2クールあればなんとかなったのだろうか。面白かったけどどうにも消化不良感が否めないのが残念。
『ゆるキャン△3』1話。1人富士山湖畔にキャンプに出たリン、かつて祖父からキャンプの楽しさを教わったことを思い出していた。一方のなでしこたち野クルは、アルミ缶でアルコールストーブ作りに挑戦していた… キャラデザインがだいぶ原作寄りになったらしく、かなりタッチの異なるビジュアルに。あと背景が実写取り込みっぽいけどわりと実写感が強め?