映画『マリオ』観ました。しっかり子供向けな感じで、ディズニーやピクサーの映画よりもっと子供向けに振り切ったような印象でした。評論家には酷評だけど観客には好評で興行も成功というのはこういうことかと。物語的にはブルックリンで配管工していたマリオ兄弟が地下配管を探検していたら緑の土管に吸い込まれて異世界に、というよく考えたら今流行り?の導入でキノコ王国に。そこで侵略とピーチ姫との結婚を目論むクッパと対峙する流れに。途中でドンキーとも共闘したりして、マリオカートになったと思ったらなんか『マッドマックス』だったりとか。色んな要素を入れまくってましたけど、本編のBGMがそこかしこにアレンジされて出てくるので楽しかったです。そしてもちろんマリオらしいアスレチックアクションもふんだんに。冒頭でブルックリンの工事現場を抜けるのにそれっぽい見せ方をしてたのでなるほどと思ったら後からそのものズバリなアスレチックも出てきてなんか笑った。昔の実写版マリオも見たけどあちらはリアルベースのせいかおどろおどろしさが前面に出てる感じでしたが、こちらはゲームキャラそのままが使われてるのでひたすらコミカルな感じに。そしてピーチ姫の激しさもどこかで評されていたけど、じっとしてない自分から最前線に出る勇ましい姫っぷりはなかなか無いかも? ツナギ着てのバイクアクションもすげえカッコよかったし。あと劇中の青い星キャラが妙に闇をまとっていて何事かと思ったんだけど、『ギャラクシー』に出てくるキャラなのね。あとペンギンもよく解らんかったけど『64』『ギャラクシー』に出てくるらしい。
全般に好感で楽しませてもらいましたが、出てきたゲーム機が我々に馴染みのいわゆるファミコンではなくて向こうのNESだったのが残念といえば残念。『WALL-E』だったっけ、日本語版を見たら劇中のモニタ表示?も英文じゃなく日本語で出ていたのでスゲエと思ったもんでしたが、さすがにそこまではローカライズできないか。まあ映像中の文字差し替えするのとゲーム機のモデリングまで作り込むのとはコストが段違いですものねえ。
2024/03/10
映画マリオ
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