http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20090709_300986.html
http://www.xbox.com/ja-JP/press/release/20090709.htm
Xbox360およびWindows向けのゲーム開発環境であるところの、「XNA Game Studio 3.1 日本語版」が本日公開になったそうです。もちろん無料。ついでに対応環境の 「Visual C#® 2008 Express Edition 日本語版」も無料でDL可能、開発だけならPCさえあれば無料で始められます。
で、360で公開するのには年間9800円で無料配信は不可なんでしたっけ。最低価格が200MSPからとかだったような気が。そのへんプレスリリース読んでもよく解らんのだけど以前と変わってるとも思えんので。無料配信が駄目ってのはAppStoreでの無料地獄を思えば一定のメリットもあるのかもしれませんけど、やっぱり気楽に試してもらいたいのが本音。あとそういえば当初は遊ぶほうも有料会員しか駄目という壮絶な仕様だったけど、今は普通のLive会員（360ユーザー全員）なら可になってるのかな。プレスリリースからはそう読めるんですが。ついでに国内発売不明のZune。ちょっと前に国内で開催されたセミナーでは、売りのひとつとしてXNA3ではZuneに対応します！…でも国内では発売未定だけど！ みたいな、そんなこと言われても困るような話をされてたらしいし。PCや360と連携できればそれこそiPhoneには出来ないこともいろいろ出来そうな気もするんだけどなあ。
もちろんPC向けのみ開発だったら無料環境だけで作れるし公開も好きにしていいんですけど、それだったら普通にDirectX使えばいいって話ですし。やっぱりこの、現役ゲーム機で自作ソフトを動かせるってのはロマンなわけですよ。
そんなわけでとりあえずは激しく様子見。とことん間口を狭めるような方向性にはちょっと萎えます。
追記。
http://creators.xna.com/en-US/japan/
http://creators.xna.com/en-us/japan/20090421
XNAについての公式発表がいくつか。下の方、4月の段階でクリエータークラブへの投稿を「7月中旬より日本からも受付」となっています。つまりこの段階では日本向けにXNA3.0は出ているけど投稿は受け付けていなかった、ってことなのかな。で最新のリリース（上の方）では「7月下旬より3.1での受付を開始するがそれまでは3.0のみ受付」「3.1ソフトの配信は秋予定のシステムアップデートまで保留」とか。…ええと、現段階では日本からの投稿が可能なのかどうなのか解らないのは私の頭が悪いんでしょうか。
まあどっちにせよ、世界規模から比べればあまりに小さい日本市場に向けてMSの本気じゃなさっぷりがひしひしと伝わってきます。ユーザーは少なくとも濃い人はそれなりにいるんじゃないかとも思うんですけどねえ… 私はともかく。
とりあえずもう少し、出来ること出来ないこと、出来るようになる時期について把握せんといかん気はしてきました。でも結局無料配信ができないんだったら手を出しづらいなあ。