新年明けました。どうか良き年になりますように。
そんなわけでいきなり去年の話ですが、紅白なかなか面白かった。
まあ私は幼少からすり込まれた習性が抜けないのか、やっぱり紅白をずっと見てしまいます。今回はえらく団体が多かった気がする。出場者にグループが多かったのもだけど、バックダンサーやコーラス等で大人数を動員するステージが散見。コーラスに100人ぐらい並べるのは以前からあったけども、AKBとNYCがそれぞれ下部組織を含め200人超を引き連れてたのは圧巻でした。AKBに関しては以前から他者のいろんなステージに顔を出していたけど、今回もあちこちで「にぎやかし」に一役買ってて好感でした。
あと一定の存在感を示していたのが韓流の人たちか。全部グループだしな。ぶっちゃけ正直なところ韓国には良い印象ばかりでもない私ですが、ゲームやってるとパンヤとかで韓国産のものにも触れることがあり、グラフィックやBGMは好感を持ってもいます。パンヤのBGMとか大好きですし。で韓流アーチストというのはもともとかの国でもまれてから出てくる(最近はそうとも限らないらしいが)ので、ビジュアルやダンス等はそれなりに高いレベルがあるように感じます。まあビジュアルに関しては整形上等とも聞くし、「かわいい」日本のアイドルよりも「カッコイイ」「セクシー」を指向している路線なので方向性がそもそも違うものではありますが(ちなみにゲームでも萌え系のもあるけど、やっぱり韓国ゲームグラフィックといえば無駄に露出の多いセクシー路線が主流ですわね)。しかしダンスのキレは凄いなと思った。ところで以前から気になってるのだけど、歌うときにやたらハスキーに感じることが多いのは何故なんですかね? 彼ら以前のBoAあたりでもそのへんはずっと気になっていたのだけど、これは民族的なものなのか、言語の特徴からそうなりがちなのか? あるいはカプサイシンよく食うからかすれやすいとか…? これは以前からの謎です。でアーチストとしての評価はするけど(偉そうだな)、個人的に好きかどうかと問われるとまだそこまでは無いか。やっぱりビジュアル的には日本の「かわいい」アイドルのほうがいいし、歌もあまり魅力的には聞こえないかなあ…どうせなら韓国語か英語で歌ってもイイのにと思ったりする。日本語を喋ってくれるのは好感ではありますが。
あと2年連続で司会だった嵐、司会と自分らの歌以外にもステージパフォーマンスがいくつかあったりして大活躍だったな。なかなかやるじゃんと思った…のだけど、最後のSMAPはまた格が違った感じ。オリジナルスマイルってもうだいぶ前の歌じゃなかったっけ、ものすごく耳に馴染んだストレートな応援歌が心地よく響いた。あれだけ会場全体で盛り上がってたのってあまり覚えが無いぐらい。
そのSMAPの大トリを終えての最終審査だったのでこれは白有利だろうと思い、たしかに会場客審査では白優勢に見えたけど、最終的には紅組が勝ってました。「ひまわり」の人思わず涙ぽろぽろ。何年ぶりかの紅勝利みたいで、AKBがえらい喜んでるのが見えてたからAKB参加では初の勝利なのかな。
他にもマルモリ登場時に某ネズミに引きずられて転倒する天才子役(あれで血の気が引いた関係者も多かったんじゃないか、でも笑顔を忘れないさすがのプロ根性)とか、津波で廃墟になった学校を闇夜に照らしての長渕の熱唱とか、松田聖子とその娘のデュエットに時代の流れを感じたりとか、小林幸子は事前情報通りの巨大獅子舞だったりとか、浜崎あゆみが一瞬小林幸子になったのかと思ったとか、大人数パフォーマンスが多かったのでエグザイルがむしろ人数的に地味に見えたとか、見所いろいろで楽しめました。