「魔王学院の不適合者」11話。対抗戦が進むにつれてどんどん勇者(人間)サイドの悪辣さが浮き彫りに。ついにはなりふり構わず潰しに来るけどそれすら余裕で踏み越えるアノス。シリアスな死闘をやってるかと思えばアホな応援歌が入ったりでなかなかテンションの上下が忙しい。
最近こういう、勇者と魔王の対峙において勇者の人間サイドがひたすら悪し様に描かれて主人公は魔物側につくという話しも「なろう」系で散見されますな。「(´・ω・`)最強勇者はお払い箱→魔王になったらずっと俺の無双ターン」とか読んでるけど、コレはちょっとびっくりするぐらい人間側に悪い奴ばかり出てきて、魔族(亜人)の領域に侵入してきたり奴隷扱いしたりする冒険者をばっさばっさ斬り捨てていってます。それこそ「ゴブリンスレイヤー」を逆から見てるんじゃないかってぐらいの勢いで。
「魔王学院の不適合者」10話。勇者学院との交流行事、勇者(人間)サイドがひたすら汚い手で魔族サイドを妨害してくる展開。そして我らがアノス様がほいほいひっくり返す。しかし魔族側にも身分差があったりして控えめにしていたが、ついにアノスが前面に出る闘いに。
「魔王学院の不適合者」9話。勇者学院との対抗戦に向かう魔王学院一行。そこでアノスは2000年前の約束を辿るが不穏な事実を告げられて… 勇者サイドすなわち魔族に対抗する人間サイドでもいろいろ不穏なことになってる模様。
「魔王学院の不適合者」8話。レイとの決勝戦、さまざまな罠を張り巡らされてもことごとく打ち破る魔王アノス。情報が行き渡れば根源が復活するという話、どこかで似たような構図があったなと思ったら「虚構推理」の鋼人ナントカもそんな感じじゃなかったっけ。あちらは噂を否定することで存在を消すという流れだったと思うけど。とにかくここまでテンポ良く来てますね。
「魔王学院の不適合者」6話。魔剣大会に選抜されて、めっちゃ罠が待ち構えてそうだけど堂々と踏み越えてやろうと乗り込む魔王。とりあえず相変わらず家ではグラタンばかり食ってたり、デートで入った店のおばちゃんがミナレさんだったりと愉快なツッコミどころも多数。
「魔王学院の不適合者」5話。2000年前にアノスの配下だった人物の転生者らしき転入生が来たり、アノスのファンクラブがしゃしゃり出てきたりで一気に配下が増えた回?
「魔王学院の不適合者」4話。姉妹の出生の秘密、そこから15年後に至る呪縛を断ち切ろうとする魔王に邪魔が入るが、「殺したぐらいで俺が死ぬと思うな」などの魔王パワーワード連発で理不尽を断ち切り踏み潰していく理不尽。「俺には知らないものが2つある。後悔と不可能だ」なんてのもあったな。半ばギャグになってるようなところもあったような気もするが、とにかくここまで来ると突き抜けた格好良さ・爽快感さえ感じてしまいました。最終回にしてもいいような盛り上がりぶりだった。
「魔王学院の不適合者」3話。ミーシャとサーシャを引き連れて授業のダンジョンアタック、隠し通路の突破方法があまりに「頑丈」だったり、魔法でダメな扉を馬鹿力で開いて思わずパチパチ拍手したりといった細かいギャグを挟みつつ、姉妹の深刻な秘密が明かされるところで次回へ。ここまで普通に面白いです。
「魔王学院の不適合者」2話。2000年前の前世がちらりと。そして相変わらず、中二病ワード連発で不敵に無双を続ける主人公。ここまで突き抜けるとそれはそれで面白い気もする。